生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを飲んでも寝ない原因と寝かしつけ法

生後1ヶ月になると新生児より起きている時間が少しずつ長くなってきます。ミルクや母乳を飲んだけど寝落ちしなくなったり、よく泣くようになったりと変化が出てくる時期になります。生後1ヶ月の赤ちゃんと向き合うママが少しでも楽しくお世話ができるように「こんなして寝かしつけたよ!」をご紹介します。

赤ちゃんが泣いてくれるのは健康で元気な証拠だから嬉しいことなんですよ。ママは疲れちゃいますが(^^;)

お腹が満たされているかの確認法

母乳やミルクを飲んでも寝ない時は、母乳が足りなかったのかな、ミルクを作った方がいいのかなと疑問になりがちです。飲ませすぎもよくないし、吐き戻しもしてしまうからと迷うときは、哺乳瓶の乳首を口元に持っていってみましょう。最初は、吸啜反射で乳首に吸い付き口の中に入れますがお腹が満たされている時や飲みたくない時は、赤ちゃんはイヤな顔をしたり、しかめっ面になったり、口の中で乳首を遊ばせたり、手で払い除けたりします。唸り声をあげながらバタバタする赤ちゃんも見かけますね。様々な表現で赤ちゃんはもうミルクは飲みたくないと意志表示してくれています。そんなときひとまず、母乳やミルクが足りている証拠です。それから、お腹を触って膨らみ具合を確認してみるのもどのくらい赤ちゃんがミルクを飲んでいるのか判断できます。

満腹なのに寝ないとき

母乳やミルクが足りているのに寝ない赤ちゃんは、寝れない環境もしくは眠たくない、起きている時間、寝る必要が今ない、寝なくていいということが考えられます。新生児と比較して生後1ヶ月になると日に日に、起きている時間が長くなりますので、母乳やミルクでお腹が満たされても寝なくなったことは当たり前なんです。

お腹が満たされているのに寝ない、赤ちゃんは今どんな気持ちでどんな状況なのかを確認する方法が「お布団に転がしてみる」なんです。お布団に置かれるのが嫌だったらすぐに泣いてしまい、特に欲求がなければ、眼を開けたまま起きて「あーあー」とか「クークー」とか言いながら、たまにクシャミやため息をついていますよ。

お布団に転がしてご機嫌な時は、抱っこしてげてもいいですし、一緒に横に転がってあげてもOKです。赤ちゃんがご機嫌の間に、短時間で終わる家事を済ませると時間を有効活用できますね。

泣くとき

お布団で静かにしていたけど、少しずつ手足をバタバタしたり、鼻息が荒くなったり、泣き始めたりするときは何か要求をしている証拠です。おむつの交換や吐き戻しで洋服が濡れていたり、抱っこして欲しい、お腹が空いたなど赤ちゃんからのメッセージが隠されています。

母乳やミルクをあげて30分ぐらいしか時間が経っていないときは、胃の中でまだ母乳やミルクが未消化でることや吐き戻しをしてしまうこともあるので、オムツ交換後に、抱っこしてあげています。

母乳やミルクをあげた直後、赤ちゃんからのメッセージを全て確かめクリアしていたとしても泣いている時は抱っこしてあげるしかないですね。ママのぬくもりが欲しかったり、ベッドに置かれたくなかったりと赤ちゃんなりの思いがあります。

生後8カ月までに赤ちゃんの神経細胞(シナプス)はものすごい勢いで数が増えていきます。赤ちゃんの身長や体重などの伸び率も大きい時期は体がムズムズしたり、きしみなど不快な感覚もあったります。その不快感から赤ちゃんは泣いたりすることもあります。

抱っこしてあげると静かになるときは、抱っこしてあげることが優先ですね。ママは大変ですが、赤ちゃんが成長している証なので、嬉しい一面です。

疑問2 抱っこしても寝ない

抱っこしてユラユラしたり、背中をトントンしたりすると寝る赤ちゃんもいれば、寝ない赤ちゃんもいます。よく寝る赤ちゃんは抱っこしてすぐに寝るときがあれば、20分・30分経ってから眠りに入る子もいます。ママを悩ませるのはなかなか寝ない赤ちゃんです。

なかなか寝ない赤ちゃんの様子を観察すると、静かに抱っこされている場合、あくびをしたりうとうとしている赤ちゃん、渋い顔をしてクンクンと泣きそうな表情を見せるときや力が入って顔を赤くしてるときなどいろんな表情をしています。

赤ちゃんの小さな表情に気づけることで眠りのお手伝いができ、うんなり寝れる環境を促すことができます。

静かに抱っこされている場合

ユラユラしたり背中をトントンして眠りたくなる環境を作ってあげます。時間が経つとあくびをしたり、うとうとする様子が見られ眠りに落ちていくこともあります。

あくびをするけど寝ない場合

赤ちゃんが眠りに入る前だったり、眠たいけど寝れない環境だっりします。眠りに入る前ならそのまま抱っこしてあげている状態で静かにしていると自然と寝てくれますが、寝れない環境でもう一歩で寝そうなときは空気を入れ替えてあげたり、ママが座っていたら立ってユラユラしたり、照明を工夫してあげると寝れちゃうことがあります。

たまにですが、お部屋を薄暗くしていると赤ちゃんが周囲をキョロキョロと見渡しながら興奮して体を反っているときがあります。そのときは明るい所に連れていってあげると落ち着くときがあります。

抱き方を変えてあげると寝れた

赤ちゃんからするとママがどんな体制で抱っこをしているかで、心地よさや落ち着く赤ちゃんの体制が異なってきます。縦抱っこが好きな赤ちゃんもいることでしょう。

ママが座っていると赤ちゃんが泣いたり、力が入ったり、もぞもぞと体をそねったりする場合は、ママが立って抱っこしたり、歩いたりすると泣き止んだりします。赤ちゃんの体制を変える方法も有効な一つの手段です。

鼻がフガフガして苦しそう

赤ちゃんは鼻孔が狭く鼻の粘膜が詰まってしまうことがあります。鼻がフガフガして苦しそうと感じた時は、無理のない範囲で綿棒でお鼻の掃除をしてあげましょう。口呼吸ができないので鼻呼吸をしています。鼻水を取ってあげると不快感がなくなったり息がしやすくなり寝ることもあります。

乳首を加えるだけで寝ちゃう

抱っこしてもなかなか寝ない赤ちゃんですが、ミルクを足すにもまだ授乳から時間が経っていない場合は、もう一度授乳をしてみます。ミルクより母乳の方が消化スピードが速く胃に負担になりにくいです。ママや母乳のにおいをかぐだけで落ち着いたり、乳首を加えるだけで安心してス―と寝てしまう赤ちゃんもいます。

授乳・ミルクを足すタイミング

いろんなことを試して、抱っこしているけど寝ない赤ちゃんもいますね。前回の授乳やミルクをあげてから、約2時間経っていたら赤ちゃんもお腹が空いてきますし、2時間も抱っこをしているとママは肩も手も痛くなります。赤ちゃんをお布団に置いて泣くようでしたら、再度ミルクや授乳をしてあげましょう。生後1ヶ月の赤ちゃんが2時間も起きていたら体力を消耗しているので疲れてしまい寝落ちする確率があがることでしょう。

授乳やミルクを足してお布団にに転がしたけど、すぐに起きてしまう場合、もう一度抱っこしてあげると、寝ちゃうことが多いです。授乳の場合、赤ちゃんにとって足りなかった場合があるのでミルクを足してあげ、グイグイ飲むようであればそのままミルクを飲ましてあげます。

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疑問3 生後1ヶ月の生活リズム

新生児と比較すると、少しだけ起きる時間が長くなった生後1ヶ月の赤ちゃん。それでも授乳の回数や時間に大きな変化を感じることは少ないです。便の回数が減ったり、飲む力は強くなり、1回あたりのミルクの量や授乳量は増えていきます。

厚生労働省の報告では、0~5カ月児の哺乳量は約800ml/日と報告が挙げられています。3時間おきに授乳をしたら約10回になるので、1回あたりの哺乳量は80ml/回が目安になります。あくまで目安なので、月齢が進むとたくさん飲めるようになり腹持ちがよくなるため授乳回数も減り、80ml以上飲むものです。新生児で80ml/回飲んだりするときもありますので、数値的な目安として捉えておくといいですね。

0〜5か月児の乳児用調製粉乳摂取量については、約 800 mL/日、エネルギー摂取量は約 600kcal/日、たんぱく質摂取量は約 13 g/日との報告がある

生活リズムの把握で楽々お世話

生後1か月前半の赤ちゃんの生活リズムは新生児と変わらないですが、お世話をしていると赤ちゃんなりのリズムがでてきます。この時間帯は起きていることが多いとかお風呂に入った後は何時間は寝てしまうなどから赤ちゃんが起きている時間や寝ている時間の傾向を知ると、ママはお世話をする目安になりますし、まだ寝ない!なんでだろうという疑問を少しでも解決することができます。生後1ヶ月後半になると生活リズムが整い、授乳の間隔が3~4時間で安定することが多いです。

疑問4 ママの生活スタイル!

よく寝る赤ちゃんもいれば、寝ない赤ちゃんもいます。生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ長時間外出をする機会がないと思いますが、疲れすぎると交感神経が働き過ぎて寝つけないときもあります。

赤ちゃんが寝ているときは、ママもできる限り一緒に休むようにしましょう。家事や上の子がいる場合、兄妹のお世話などがあり大変だと思います。上の子の保育園準備や登園、お迎え、入浴、寝かしつけ等時間に追われることもありますが、赤ちゃんが授乳をしたら2~3時間寝るサイクルを活かすとママの負担は少し減ってきます。

 

ママは、赤ちゃんのお世話で不規則な生活リズムをしたり、今までとは違った過ごし方になるので、疲れや不安等のストレスを貯めこまないように自分の時間をどう確保していくかが大事ですね。生後1ヶ月後半から2か月になるとママと赤ちゃんの生活リズムができ心身ともに慣れてきますので暮らしが落ち着いてきます。

おしまーい。

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