寝る前に1歳児の赤ちゃんがギャン泣きする寝ぐずりの原因と対策

寝ぐずりとは、赤ちゃんが寝る前に眠たいけど寝れずにグズグズしている、ギャン泣きしている状態のことです。「眠たいはずなのに寝れずに泣いている。」とママが察しても、どうしたら赤ちゃんの落ち着きを取り戻し泣き止むのか分からず困ってしまうことがあると思います。今回、寝れずに泣いている状態を落ち着かせるコツと原因をお伝えします。

赤ちゃんはまだ言葉が喋れず伝えられないことやもうスピードで成長しているので脳内成長等の原因が関係しています。
寝くずりは、生後2か月ごろから始まり2歳ごろまで続く子どもが多いようです。寝る前や朝起きたときの半覚醒状態のため機嫌が悪かったり、ぐずったりして泣くことがあります。寝ぐずりは、個人差がありますので、寝ぐずりがない子もいれば長期的に毎日続く子どもいます。

一般的によく言われている原因は次のようなことが挙げられています。

 

寝ぐずりの原因

 空腹で何か食べたり飲みたいとき(空腹で寝れない)
 おむつを交換してほしいとき
 暑かったり寒かったりしたとき
 洋服の繊維や皮膚の乾燥などでかゆいなど違和感があるとき
 便秘や鼻づまり、風邪などで体調が悪いとき
 日中の刺激や興奮を脳が処理しきれてないとき
 特に理由がなく、泣きたいから泣いているとき

しかし、実は科学的に解明されていることがあります。それは、脳内シナプスの発達が関係しています。子育てのママ達に知って欲しいことは、寝ぐずり、つまり夜泣きといえる赤ちゃんの行動は、正常なんで当たり前の状態なんです。成長過程の一つなので、ママは寝れなくて大変ですが「そうなのね。我が子は今、成長しているのね。」と見守ってあげることが心得が大切です。子どもの成長はママにとって一番、嬉しいこと。だから、夜泣きって成長している段階だから心配しない大丈夫ということをまずはお伝えします。

寝ぐずりが起きるサインとは

寝ぐずりが起きる赤ちゃんの状態は、眠いけど自分で上手に寝れないというサインです。まだ脳が成長していないので、睡眠に入る脳スイッチの切り替えが成長できていないことが挙げられます。日中の活動で疲れ過ぎたり、生活リズムが整っていなかったりするとホルモンバランスが乱れてしまうことが挙げられます。

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泣き止むために試したこと

寝ぐずりの時は泣いて泣いて、体を反ねって、興奮状態でママが何をしても強い力でギャン泣きしている赤ちゃんもいます。うつぶせを仰向けにしてあげても、泣いて泣いて体を反ねってしまう経験があると思います。

そこで、まずは落ち着いてもらおうとギャン泣きする我が子にやったことをまとめます。

一緒に添い寝・授乳をした

泣きながら反ねる我が子をぎゅぅ~って抱きつきながら、一緒に添い寝しました。しかし、泣いて泣いて、ママに抱っこされるのもイヤな様子でまったく泣き止まないんです。横に転がしても仰向けの状態からうつ伏せになって、頭を下にして抱え込んでいる状態です。

ん―。横になって、転がっているのがイヤなのかな…。

ミルクを飲ませた

授乳の量が足りないのかなと思い、ミルクを作りましたが口に何かが入っているのがイヤらしく手で払いのけてしまいました。

抱っこして落ち着かせようとした

ベッドの上で座ったまま抱っこしてあげても泣いていましたので、今度は立って、抱っこしてユラユラ~。背中をポンポンポン~。それでも、ひたすら泣いているのです。我が子の瞳から大きな真珠のように輝く涙がポロリ、ポロリ。

んー。お布団の部屋がイヤなのかな…。

別な部屋に連れていった

お布団の部屋は薄暗くしていたので、暗いのがイヤなのかなと思い明るいお部屋に移動しました。すると、部屋の雰囲気が変わったので、周りをキョロキョロしてその間はキョトンと泣き止んでいたのですが、また泣き始めてしまいました。

んー。お部屋が暗かったわけじゃないのね。

パパに抱っこしてもらった

リビングにいる、パパに抱っこしてもらったら、余計に泣いてしまいました。大好きなパパに抱っこしてもらっても、泣きやむなくギャン泣きしていました。

そっか、パパに抱っこしてほしいわけではないのね。

外の空気を吸わせてあげた

次に、玄関のドアを開けて、外の空気を吸わせてあげました。すると、またもや、周りをキョロキョロして、キョトンと泣き止みました。お外の新鮮なちょっと冷えた空気に当たって気持ちがよかったのか、泣き止んでボ~っとしてました。

そのまま、数分、玄関でユラユラ~ユラ。
玄関に咲いているお花に対して
「夜だから、お花も眠っているんだね。」とか、
お空を指さして、
「お星さまがキラキラしているね。」と
我が子に話しかけていると、ちょっと落ち着いたのか、ママの肩に頬っぺたをポン!とのせて、指をくわえ始めました。

ん―。お外の空気を吸って気分転換になったのかな!?

再びお布団のある部屋でゴロゴロ

お外の空気を吸って落ち着いた我が子を寝室に連れて行き、マグマグストローでお水をあげて一緒にお布団に転がると、我が子はスヤスヤモードになっていきました。ご就寝です。

我が子の寝ぐずりが始まってからスヤスヤモードになるまで、およそ1時間かかりました。時間的にも眠くなったのかな…。

寝ぐずりの対策

子どもが泣いているとなんとかして落ち着かせてあげたいのがパパやママの本心だと思います。個人差があると思いますが、寝ぐずりの時にやってみると、子どもが落ち着きやすいおススメの対策をまとめました。

抱っこして背中をポンポンする

子どもがずっと泣き続けるときは抱っこしてあげ、ママのぬくもりや一緒にいることを伝えてあげましょう。子どもが泣いているときは、抱っこや添い寝をしながら、子どもの背中を軽くなでたりトントンと叩いたりすると落ち着くことがあります。子どもが心地よいと思える落ち着く抱っこの仕方で抱っこすると効果的です。抱っこする際は座ったまま抱っこがよいのか、座ったまま抱っこしてあげた方が泣き止むのかなど、抱っこの仕方で泣き止むことがあります。

外の空気を吸わせる

お外の空気を吸って、外の様子を見ると気分転換になるようです。寝ようという気持ちになるわけではなく、泣いていたときの気持ちや不快感をふと忘れてしまうのではないかと考えらえます

一緒に添い寝する

子どもが泣き止んで落ち着いたら、子どもが寝つくまで一緒にいてあげましょう。まだまだ一人だと不安で心細い年齢なので、心の頼りにしているママが傍にいることで安心して、寝ついてしまうことがほとんどです。

寝ぐずりの対策

 抱っこしてあげる
 外の空気を吸わせてあげる
 一緒に寝てあげる

最後に、脳のシナプスが急成長しているところなので、4番目に心得えを加筆しておきますね。

見守る

赤ちゃんが泣くのは、原因があります。ママで解決できることもあれば、赤ちゃんの成長過程から生じる原因もありママではどうしようもできないときがあり、赤ちゃんの脳が成長するのを待つしかありません。寝ぐずりの時は、赤ちゃんも寝ようと頑張っているわけなのでママは温かい気持ちでぬくもりを伝えてあげられるといいですね。

最後に

「泣いている子どもを寝かせないと」と思わずに、「泣かなくても大丈夫だよ!ママはずっとそばにいるんだよ」という思いで接してあげることが、子どもの心が落ち着く子育ての心構えだと感じます。

子どもの寝ぐずりはいずれ終わるものです。
今しかない成長過程なので、大変なのは今だけです。

おしまい。

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