2歳児の登園渋りや拒否の乗り越え方!親がかける言葉・支度のコツ

早いと1歳6か月頃から始まるイヤイヤ期。2歳になるとはっきり「イヤ」と答えるようになります。特に、朝の支度準備は出勤前や子どもの登園など、ママにとって一番忙しい時間帯なのでその時間だけでも、素直に言うことを聞いて時間通りに保育園に登園して欲しいですよね。今回、子どもの保育園登園渋りをどう乗り越えているのかママテクをお伝えします。

朝、実践しているものをご紹介します。お子さんに合いそうなテクニックがあったら是非取り入れてみてくださいね。

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子どもの欲求を叶える

我が子は起床と同時に言うフレーズがあります。それは、「アンパンマン!見たい。」です。面白いことに目をつぶったまま、口だけが動いています。そして、次に発する言葉は「枕さん、枕さん、どこ?」最後に、「ミルク、飲みたい」とのこと。

脳のメカニズムの仕組み上、子どものイヤ期はやってきます。どう乗り越えるかはママの気持ちの持ちようもあるかもですが、ちょっとだけ子どもの言葉に耳と心を傾けてあげるとママの大変さもなくなるかもです(^^)
2歳児の我が子が欲求しているのは3つありました。それは、アンパンマン、愛用枕、おいしいミルクです。このご要望を叶えるとお利口さんになるときもあります。欲求が満たされるので満足して素直にママのお話を聞いてくれます。

TVをつけてから起床

我が家は本格的な起床時間になると、録画していたアンパンマンをONにします。子どもにとってテレビは有害であまり見せない方がイイと言われますが、朝は15分だけ見せちゃいます。

アンパンの音楽が始まる頃に、我が子を起こしてあげると、早速、アンパンマンのオープニングソングに反応し、お目めが薄っすら開き始めます。ここでクリアできる課題が、起こした時に不機嫌にならないことなんです。たまに、起こすと不機嫌になって泣いたり眠たくてぐずったりすることがあります。しかし、その後は「アンパンマ、見たい」と欲求されるのでどのみちアンパンマンを見ることになりますね。アンパンマンの歌が大好きなので、大好きな音楽を聞けて満足そうな我が子なのです。

テレビに子守をさせているわけではありません。アンパンマンのテレビをつけなくてもで子どもが自ら起きてくれる時もありますし、ご機嫌で親より早起きすることもあります。起床時間になると毎日、テレビをつけているわけではなく、朝遅刻しそうなぐらいに「ちょっと、アンパンマンに気を取られててね」という感じですね。。(テレビ禁止ママからは反発きそうですがアハハハ(^^;))しかし、子どもが起きてこなかったり起きれなくて親がイライラして子どもを怒ってしまったりマイナスな言葉を伝えるよりはTVを活用することでメリットの方が大きくなります。

好きな物を渡す

起こしてすぐに好きな物を子どもに渡してあげることでご機嫌になります。我が家では、起こすときに子どもの大好きな枕を事前に探しておきます。大好きなぬいぐるみも準備しています。

我が子は枕が安心材料のため起床時に枕を渡してあげると「枕さん、あった~」と大喜びします。枕がないと「枕さん、ないょ。」とぐずってしまうので、起床後機嫌よく過ごしてもらうために我が子が大事にしている枕は必需品アイテムなのです。

枕でなくても、子どもが大事にしてるおもちゃや好きなぬいぐるみを渡してあげると嬉しくてご機嫌になります。是非、子どもが好きな物を見つけてくださいね。

大好きな食べ物や飲み物を準備する

我が子事情で申し訳ないのですが、甘くておいしいミルクが恋しいのか2歳になってもまだ飲み続けている我が子。2歳ちょっとしてから歯みがき前のミルクはやっと飲まなくなりましが、まだ朝は飲みたいらしいのです。

話が変わって寝る前に与えるミルクですが、2歳1ヶ月頃迄は、就寝前の歯みがき前に200ml飲んでいました。子どものミルク離れが自然できるようにしたいとママは少しだけ「もうミルクは卒業して欲しいよね」って焦っちゃうかもですが、子どもへの声かけで自然と「ミルクいらないよ。」って子どもが言ってくれるようになる時期がそのうちきますので飲みたい時は飲ませてあげていいのではと思います。

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言葉一つで「ミルク飲まないょ」と卒業できるまでの子どもの気持ち

さて、話をもとに戻してミルク好きな娘ちゃんは2歳3カ月だけど、朝だけはまだミルクが手放せないらしいのです。まして、コップはイヤで、ミルク瓶じゃないと満足してもらえません。コップで渡すと「コップはイヤ。」と手で払い除けてしまい洋服が汚れてしまったこともあるぐらいです。コップではなくミルク瓶で飲みたいんです。本当はミルク瓶で飲ますのは歯並びの関係上、NGだから、辞めさせないといけない年ごろですが、どうしてもミルク瓶で飲まなきゃ気が済まないらしいので、少しだけミルクを作って飲ませてあげています。ミルク瓶は自分で持って、自分で飲んでますね・・・(・ω・`)イイのか悪いのか分かんなけど・・・ミルク缶には3歳までの分量が書いてあるからまだミルクを与えていい成長期間だと思ってあげていて、泣かずに朝をクリアできているのでよしとしています。順調に朝の身支度の準備がクリアできるのでミルクもありですね。

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好きな服にお着換え

朝のお着換えでもイヤイヤが発動します。なぜか着替えたくない我が子。もしかして保育園に行きたくないのかな・・・と心配することもありますが、アンパンマンが始まると、すぐに着替えさせてくれます。アンパンマンに夢中になっている間に着替えさせようとする親の魂胆なのですが、アンパンマンを見ていても着替えている途中で「イヤ」が発動するときがあります。我が家のコーディネートは基本、シャツを着せてから1枚カットソーを着せるのですが、シャツを1枚着たら次の洋服は着たくないようなのです。なので、朝のお着換えのお洋服は、子どもが大好きな服を準備し、着せたり脱がしたりが短時間で終わるように、できる限り1枚もので1日を過ごせるような生地や機能性がある洋服を着せるようにしています。2歳になると洋服の好みがでてきて、残念なことに親が着て欲しいと思う服を着てくれないこともあります。これもイヤ期の一つですね。

朝は、洋服を数枚並べて、我が子に「今日はどんな可愛いお洋服を着たい?選んでいいよ。」と子どもが服を選べるようにしています。

我が子は「えーと。え~と。」と悩みながら、好きなお洋服を選び、選んだ服は素直に来てくれます。洋服の前ボタンをつけるお洋服はママがしてあげるのではなく我が子がチャレンジしています。その時は子どもはTVを見ないで熱心にボタンをつけようと小さな指を試行錯誤しながら動かしています。たまに「できない。」と悲鳴を上げていますが、ボタンをつけるときだけはママはサポート係なのです。

好物でご機嫌をとる

お着換えとミルクを飲み終わったら、簡単に朝ご飯を食べさせます。ミルクを飲んでいますが、ミルクと朝ご飯は別ものらしいのです。それはそれでちゃんと栄養を取ってくれるので良いのですが、朝は身支度で忙しくママの朝食時間もゆっくり確保できないもの。だけど、子どもにはしっかり食べてもらいたい。

夕食みたいにボリューム感ある朝食を食べるには料理する時間や余裕がないし、我が子は量もそんなに食べないので、簡単に「小さなおにぎり」を作ってラップと銀紙でくるん子どもに渡してあげます。

その時にかけてあげたい言葉があり、それは「おいしいおにぎりだよ」と子どもに伝えることです。すると子どもは「わぁ~。おいしいおにぎりだぁ。やったー」と喜んで食べてくれますよ。もちろん、たまには例外もあって「おにぎり!いらない」と拒否されることもありつつですが(涙)

だいたいお着換えまでスムーズにクリアできれば、4分の3ぐらいの身支度がスムーズにクリアできたかな・・・という具合です。次の最大の難関は、どのくらい短時間で玄関を出ることができるかなのです。

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興味あるモノで玄関に呼ぶ

さて、アンパンマンが終わる頃に、子どもは「アンパンマン!見たい。お外はいかないよ。」と話すことがあります。リビングから玄関まで時間がかかるパターンです。アンパンマンを見せるデメリットは、アンパンマンアンコールが叶わず泣いてしまうことなんですが、その時は次のアイテムで我が子の気持ちを引き寄せます。

我が子にとって関心ある玄関アイテムは靴か雨靴か傘です。こんなアイテムが子どもの気を本当に引くかどうかというと何ともいえないけど、なぜか興味があり近寄ってきます。玄関からリビングにいる外に出たくない我が子ににちらつかせ玄関まで引き寄せます。そして、靴を選ぶコーディネートタイム(今日、履きたい靴を選んでもらいます)を作ってあげると、我が子は「こっちの靴がいい」と靴を自分から靴を履いてくれるのです。もちろん、選択肢にある靴はお気に入りのアンパンマンの靴なのですが。

靴に興味がない日は「保育園に行くよ!大好きな枕さんはどこ?」と話しかけてあげると、枕を探し始め、見つけ次第、握ったまま玄関に来てくれます。たまに欲張っていろんなおもちゃを握りしめてきます。宝物でもある枕が見つかってご満足のご様子ですんなり玄関に着てくれます。そして、靴を履くや否やまた行動がストップするので、「抱っこしようか?」と聞くと「イヤ」というので、玄関の外にママがでて「行くよ~。お外は気持ちいいよ」って声をかけてあげると、一時すると自分で玄関からでてきます。そして、車にトコトコと向かってくれるのです。

チャイルドシートに乗せるために

あるある話だと思うのですが、チャイルドシートに乗りたがらないという定番の話題。車内に乗ったところでハンドルに興味を示して乗りたがらない時や、チャイルドシート自体に乗りたがらない時。そんな時のために、予め用意した飲むヨーグルトやチーズを我が子に「これ!おいしいよ。飲む?」と言って渡してあげると、食べるためにチャイルドシートに座てくれます。座ってくれたらあげるのですが、最終手段は食べ物で誘導しちゃってます(笑)

食べ物を与えたら虫歯になったり、健康管理ができないよとか、よくない習慣がついちゃうと、気になってしまうところですが、子どもにとって「朝」って心が不安定なところもあるんじゃないかなと思うんです。子どもは「今から、保育園に行かないといけなくて。ママと離れてしまう」と分かっています。そんな心理の時に、嫌がる子どもを無理やり、チャイルドシートに押さえつけてシートベルトをしたい親はいません。保育園に気持ちよく行って欲しいのである程度のことは妥協してもいいと思うんです。

気持ちよくチャイルドシートにのれるようにママがちょっとだけ子どもの気持ちを理解して、その気持ちを叶えてあげるとスムーズにチャイルドシートにのってくれることにつながるんじゃないかなと。

飲むヨーグルトもチーズも保育園に行く通園中に車の中で食べ終わってくれます。たまに、食べ終わらない時もあって、園の駐車場で食べるのを待っている時もあります(^^;食べ終わりが遅い時は、次の日は、通園中の時間帯で食べ終わる量に調整して渡してします。

最後に(まとめ)

2歳児は、子どもの気の向くままに、気が済むまで。そして時間が許す限り親は子どもの望みを叶えてあげることが大切な時期です。これから子どもは保育園や幼稚園で1日、ママといない時間を頑張って過ごさないといけないので一緒にいる時間だけでも笑顔でいて欲しいですし満足して欲しいですね。そして子どもの年齢で親が子どもに与えるものが違ってきます。

朝の支度準備がスムーズにいき、安心して保育園に登園してくれる環境を作ることは、ママにとって子育ての一つの難題でありどうクリアするのか工夫が必要な時もあります。その時期も、一時なので、今だけと思って、これからも朝の忙しい時間帯を乗り越えていきましょうね。出勤前の朝の支度時間は忙しいですが、我が子の性格や現状に合わせて、子どもに寄り添える時間になるといいですね。

保育園にラクラク登園するコツ

子どもの心をハッピーに満たしてあげること
➡満足度の充実。朝のわずかな時間ですが、子どもが欲求していることをママが与えることで子どもは満足し次の行動にでてくれます。

2歳児は、アンパンマン、愛用枕、ミルクでしたが、1歳児のころは愛用枕、車や家の鍵、おもちゃなど年齢や興味に応じて、子どもが持ち歩くものや好きな物、関心がある物などが変わってきます。傘を買った初めは、晴天でも傘をさして保育園に行きましたし、好きなぬいぐるみや手提げかばんがあればそれをぶら下げて登園したり、お箸やシャボン玉なども持って登園したんですよね。ママは朝、子どもがご機嫌に登園できるようにあらゆる手を使っているものです。そのためには、今、子どもが何が好きでどんなことに興味を惹かれるのかなどママは把握しておくことが大切ですね。

おしまーい。

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