1ヶ月中旬から生後2ヶ月目になると「産まれた時は小さかったのに、大きくなったな~」とママが実感できるほど成長します。
ところで、生後2ヶ月目になると赤ちゃんの成長が分かると同時にママ達が心配してしまう「指しゃぶり」が始まります。結論から伝えると生後2ヶ月の指しゃぶりは問題ありませんので心配しなくて大丈夫です。指しゃぶりを含めて生後2ヶ月になった赤ちゃんの変化や暮らしをまとめます。予防接種も始まりますね!
生後2ヶ月になる赤ちゃんの成長の変化
指しゃぶり
生後1ヶ月後半から2ヶ月にかけてある吸啜反応や原始反応により大脳の発達が進み、赤ちゃんは自分の手や指があることに気づき始め、お腹が空き始めるころや寝る前にお口に指やこぶしを入れてモグモグ、ハムハムしていることがあります。寂しい時や悲しい時に落ち着こうと自分の意志で指しゃぶりをする時もあります。また指しゃぶりは離乳食の準備に向けて口の筋肉や機能の発達を促します。これは、生理的現象の一つと言ってもいいほどママが過剰に心配する必要はありません。指しゃぶりは愛情不足と思われがちですが決してそのようなことはないので大丈夫なんですよ。
唇の吸いタコ
唇の皮が一部硬くなったり、白くなったり、ふやけたりした症状が気になったことはありませんか。
上唇にできやすい唇の吸いタコ
力が入りすぎて皮が硬くなってしまった
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乾燥なのかなと思っていると保育士さんや保健師さんから「吸いタコ」ができていますねと言われて、唇にもタコができるのと驚いたこともあると思います。原因は、母乳を飲む時や哺乳瓶を吸うときに唇を巻き込んで飲んでいることで赤ちゃんの薄く弱い皮膚に負荷がかかっているからです。気になるときは授乳やミルクを与えるときに唇が巻き込まないように気を付けてあげると皮膚が再生されて自然と治ってきます。
追視ができるようになる
生後2カ月目の視力は20㎝先のものが見えるぐらいですが、動くものをじっと見つめることができるようになります。興味を示し始めているとも言えますね。ママが赤ちゃんの目を見ながら左右に動くと、赤ちゃんもママの動きを追って目と頭が動くようになり、追視ができるようになります。この頃になるとおもちゃのメリーをプレゼントしてあげると、動くメリーをじっと見ながら笑みを浮かべ「うー」「あー」という声を出して喜んでいる表情も見ることができます。追視ができるようになったら積極的に動くものを追う練習をさせるとよいです。
おススメのメリー。
4年間倉庫に入れていても壊れず使えた!
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自分の意志で笑みを浮かべる
産まれてから時より生理的笑みを浮かばせていた赤ちゃんですが、2ヶ月目を迎える頃には自分の意志で笑みを表現できるようになります。まだ笑い声を出せるわけではありませんが、ママが話しかけてきた時やメリーをみて楽しい時、笑いかけてあげると表情が豊かになり笑顔を見せてくれるようになります。赤ちゃんの表情を楽しむのにベビー体操もオススメです。
首が座り始める
生後2カ月の後半ぐらいから少しずつですが、筋肉と神経の発達により首が座り始めるようになります。まだ不安定なので、安定するまでは首を支えてあげることは必要です。ママが傍にいるときで赤ちゃんのご機嫌が良ければ、うつ伏せに裏返してあげると首を持ち上げようと努力する姿が見られます。
泣き声・呼び声が変わる
月齢が進むにつれて、泣き声や泣き方も変わってきます。お腹が空いた時の泣き方、眠い時の泣き方、抱っこして欲しい時の泣き方、ママを呼んでいる時の呼び声と赤ちゃんが欲求している声に差が出てくるので赤ちゃんの意志表示が分かりやすく、お世話をしやすくなってきます。最初に赤ちゃんが訴えてる声の時にママが駆け寄ってあげられるといいですね。赤ちゃんの欲求が満たされないと気持ち的に限界を迎えて、大泣きされてしまうことも。大泣きの声の出し方はまた一段と違った泣き方です。
授乳トラブルが減る
口の筋肉もついてきて、母乳を吸う力が強くなってきます。授乳リズムも整ってくるので授乳トラブルが少なくなってきます。赤ちゃんが夜ぐっすり寝るようになると授乳間隔があくので朝が辛いときがありますが、赤ちゃんの授乳リズムに合わせてママの身体も変わってきます。
昼・夜の区別がつく
昼と夜の区別がつくようになってきます。夜はまだ3時間おきに授乳をすることもありますがよく寝る夜は5~7時間眠ってくれるときもあります。授乳後は比較的眠りに落ちやすい傾向ですが個人差がありますので夜は眠りにスムーズに入れるように抱っこしてあげると心地よくなって眠ってくれますよ。脳の発達に睡眠は必要なのでお昼も赤ちゃんが眠たいサインを出した時は眠れる環境を作ってあげることが大事です。
fa-check-square-o2カ月目になると昼夜の区別が徐々につき始めるようになります。今からの実践でも遅くない!赤ちゃんに夜を教えてぐっすり眠ってもらうためにママがするべきこと!知っておいて損はしない記事です。
衣替え・洋服のサイズと購入の目安
体重が重くなり身長も伸びてくるので洋服のサイズが変わる赤ちゃんもでてきます。産まれた時期によりますが、衣替えと同時に洋服のサイズをワンランク上を購入するか迷うこともありますね。性別や個人差もありますので赤ちゃんの成長に合わせて動きやすく着やすい服装をチョイスしてあげましょう。
オムツのサイズがMになる
生後2カ月になると赤ちゃんの体重が5キロを超え、排便もまとまってできるようになり、1回あたりの排便量が増えてきます。そろそろオムツのサイズを検討してもよい頃です。
チャイルドシートの居心地が分かる
新生児や生後1ヶ月の頃は眠っていることがおおく、また外出も控えめでしたのでそこまで意識していなかった赤ちゃん視点でのチャイルドシートの居心地。生後2ヶ月になるとチャイルドシートの居心地が分かるのか、乗せると笑顔でいい表情をしてくれるようになります。クッションが気持ちいいのかな。。
使っているチャイルドシートはこちら
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ミルクが嫌になる
ミルクを飲んでいた赤ちゃんが哺乳瓶が苦手になったりミルクが嫌いになったりすることがあります。今までミルクを飲んでいたのに、舌の上で遊んでみたり、舌で外に出してみたり、嫌な表情をしたりと飲みたくない素ぶりを見せることがありますが、一時したら飲んでくることが多いので様子を見ながら与えましょう。本当にお腹が空いたら飲むので、心配しなくて大丈夫です。
短時間の外出ができるようになる
生後2ヶ月になるとママの体調や赤ちゃんの機嫌など、お外に出やすい気候の時はお散歩やドライブなど外出を楽しめるようになります。自然の香りや音などを感じ聴かせてあげると赤ちゃんもママもリラックスできますよ。1歳を迎えるまでにいろんな音を赤ちゃんに聴かせてあげることが聴力の発達につながります。
固形ミルクは外出時に便利です
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生活スタイル
活動時間と睡眠時間
生後2カ月は1ヶ月目と比べると活動時間が2~3時間ほど増え、睡眠時間がその分短くなってきます。活動時間が増えるということはその分刺激を求めているとも言えますので起きている時間は赤ちゃんとお散歩をしたり出かけたり、話しかけてあげたりと遊んであげるといいですね。
赤ちゃんの生活リズム
生後2カ月になると日夜の区別がつき始まるようになります。赤ちゃんが生活リズムを整えられるように規則正しい生活スタイルを心がけていきます。夜は3~4時間おきに授乳をする時もあれば、5~7時間まとまって寝る時もあります。夜の授乳後は、1ヶ月までは抱っこして眠りにつくまで待っていたケースが、2カ月頃になるとすぐに眠りについてくれる傾向があります。基本は授乳時間に合わせてリズムを整えていくと赤ちゃんのお世話がしやすくなります。
2カ月後半になると、生活リズムが少し変わってきて、朝起きてから1時間半ほど起きている間に手遊びや体のマッサージをして朝寝、昼食時間の授乳後にお散歩をして昼寝、おやつタイムの午後3時に授乳をしてメリーで遊んで夕寝と3回昼寝をするイメージで生活リズムを整えています。17時頃には起きるようになり、17時から22時頃まで起きています。起きている時は赤ちゃんと遊んでたくさん笑わせてあげましょう。
ママの生活スタイル
生後2カ月目になると赤ちゃんが起きている時間が長くなりますので比例して赤ちゃんのお世話をしている時間が増えてきます。天気が良い日はお買い物や食事、お出かけなど無理のない範囲でお外に出かけることも気分転換のためにも大事です。
行事・予定
予防接種が始まる
生後2カ月になると予防接種が始まります。市町村から予防接種の案内が届いたら、小児科もしくは子どもクリニックに予防接種の予約を入れるようにします。
お食い初めの計画を立てる
生後3カ月になりもう少しすると生後100日目を迎えます。行事はお食い初めがありますね。お食い初めをする場合は両家を御呼びしお食事会となりますので早めに計画を立てられるようにします。生後100日の当日にする必要はないので、ママの体調や両家が集まれる日で段取りをしましょう。
最後に(まとめ)
生後2カ月目は赤ちゃんがすくすくと成長をしていることが分かってきますね。産まれてから顔立ちもしっかりし体つきもがっしりとしてきます。太股の線の数が左右違ったり、間隔が非対称になったりする傾向がありますがそこまで心配することはありません。もし、どうしても気になる場合は市町村の健診時や予防接種の時に相談してみるとよいです。
おしまーい。