2歳児と体験に参加した親が伝える思考力のつく声かけ・持ち物

子育てに遊びは生活の一つともいえるほど、今度は何をして遊ぼうかなとママは考えているものです。日頃の生活や遊びとは違った活動や環境、雰囲気を味わいたいときに、外部に体験活動に行くことは気分転換になったり、活動の幅が広がる2歳児の思考力を広げたりと効果的です。そんな時、ママだけが体験やイベントに参加する気満々でいても子どもとママとの楽しみ方にギャップが生じてしまいます。ママも活動に参加する楽しみもありますが、ママと子どもは2人でoneset(ワンセット)なので、「子どもも一緒に参加したい」と2人で楽しめる時間を過ごすためにママがすべき子どもへの動機づくり、きっかけづくりをするためにどんな声掛けをしていくとよいのかをご紹介します。

スポンサーリンク

申込前の子どもの参加を促す声かけ

活動を楽しむ一番のポイントは「子どものやる気」です。子どもが体験に参加したいかどうかなんですよね。親は子どもを体験に連れていきたいと思っても子どもがその気でなければ、当日の活動はしかたなく参加している状態になったり、親に連れられて参加した結果となってしまいます。もしくは、どこにもいきたくなくて家から出たくなく泣きじゃくんだり、駄々をこねたり、家のどこかにしがみついて、外出したくないアピールをすることも。そんなことにならないために、活動に申し込みをする前から子どもへの声掛けが必要なんです。

「こんな活動があるんだけど、一緒に参加してみない?楽しいよ。」と伝え、参加応募のチラシを見せながら参加への意気込みを子どもに持たせてあげるんです。子どもはチラシを見ながら「これ、な~に?」と質問してくるものです。ママが楽しい!と伝えることができれば、子どもはママと一緒に楽しいことをしたいので「うん!行く。ママと行く。」って導くことができますよ。

参加日まで時間がある場合は、日頃の生活の中で活動内容に関連する話題があったら「○○ちゃんは、今度はコレを作りに△△に参加するんだよね。楽しみだね。」とモチベーションをアップさせる声掛けをしてあげると、子どもは活動のその日を楽しみにしながら待っています。

体験活動や行事に参加することを知っているのは親だけではなく、子どもも知っていることってとても大事なんです。「子どもはまだ小さいから説明をしても分かんない。」とか、「別に伝えなくてもいい。」「ママが連れていくからママが決めればいい。」と思いがちですが、子どもはちゃんと分かっているんです。ただ、上手にママに伝えられないだけなんですよ。

ついつい親だけで計画を立てたり進めてしまうものですが、子どもと一緒に参加をしますので、子どもがどういう活動なのか具体的に分からなくても参加の有無や応募チラシから想像を広げられるコミュニケーションをとりながら、どんな活動なのか、参加してみたいのかなど子どもに伝えてあげることが、子どもに考える力や想像力、やる気をつけてあげることにつながります。子どもにも丁寧に確認してあげるとよい母子の関係が作れます。

もし、子どもが参加をしたくないと気持ちを伝えた場合、どうして行きたくないのかを分析しながら、参加したくなる動機を作ってあげると、「子どもは自分でやる!自分もできる!やってみたい!」と心理を動かしてくれます。

参加当日、行く前の子どもへの声かけ

体験活動の当日は、朝起きた時から「おはよう!今日は、待ちに待った○○づくりの体験に行く日だよ。さぁ~起きて」と声掛けをしてあげると、眠たそうに子どもは「え。そうなの。」と返してくれるものです。寝起きが悪い子どももいますので、そういう場合は、朝ごはんの時はお着替えの時に「今日は、体験の当日!」ということを伝えてあげるとよいでしょう。

それから当日に子どもに伝えたいことは「ママとのお約束」です。例えば、「会場に行ったら、ママのお話や先生のお話をちゃんと聞こうね!」とか「お外で活動をするから、お水が飲みたくなったら、ママに我慢しないでママに言ってね」、「疲れたり抱っこして欲しい時は教えてね」などママのお願い事を子どもにお話してあげると子どもは安心しますし、活動中に子どもの動きを導く動機になります。

参加中に子どもの動きが違った方向になったときに「○○ちゃん。ママとお約束したよね。最後まで頑張ろうね。」と声掛けをしてあげることで、子どもは「頑張らなきゃいけない!ママとお約束したもん!」と思うものです。子どもが素直になれる根拠を事前に作ってあげるとママも気持ちよく活動に集中することができますよ!もちろん、子どもは疲れがピークに達したり、脳が疲れてしまうと「お約束なんて知らない。」と駄々をこねることもあります。そんな時は子どもを上手に導く「魔法のお菓子」をあげるといいんですよ^^

そのための「ママの持ち物と工夫」の章をまとめます。

スポンサーリンク

参加当日、行く前の子どもへの声かけ

魔法のお菓子

体験活動が外なのか室内なのかで分かれますが、2歳児のママが体験活動に持っていく準備物をご紹介します。

まずは、前章でご説明をした「魔法のお菓子」が気になるかと思いますが、これは子どもにとって特別なお菓子のことなんです。(もちろん、普通のお菓子ですよ。)子どもが一番好きなお菓子を「魔法のお菓子」と呼んであげます。「魔法のお菓子を食べるとおりこうさんにできて、嫌なことでもなんでも頑張れる不思議なお菓子なんだよ」と子どもに声掛けをしながら刷り込みをしていくんです。魔法のお菓子は、本当に必要な時だけ子どもに食べさせてあげるようにして毎日、毎回食べられない、貴重なお菓子に設定してあげることが効果の仕組みなんです。ママはこの魔法のお菓子を常備させていて、子どもがどうしてもわがままを言ったり、身動きできない状態になったときに、「魔法のお菓子」を見せながら、「○○ちゃん、魔法のお菓子だよ。これを食べたら頑張れるかな?」と伝えてあげると、子どもは魔法のお菓子(≒大好きな滅多に食べられない美味しいお菓子)を食べたくて「うん。頑張る」とおりこうさんになってくれるものです。

お菓子は虫歯になるから食べさせたくない。おやつの時間ではないのに与えたら癖になるなどママの気持ちも分かりますが、お菓子を上手に有効利用することもママと子どもがスムーズに活動するために必要な、魔法のアイテムです。寝る前に歯磨きしてあげれば大丈夫ですよ。それから、魔法のお菓子は、毎回食べれないという設定なので、他の時に欲しがってもあげちゃダメですからね(^^)

次に、体験活動にどんなに他に何を持っていくと不便をしないのかお伝えします。

必要な持ち物

我が家は2つカバンを持ち歩いています。リュックより手持ちカバン派です。お財布や携帯、必需品が入ったママ専用のカバンが1つ(肩掛け用)と子ども用の手持ちカバンを1つです。手持ちは手や肩にぶら下げながら、すぐに物を取り出しやすいというメリットがあります。

ママが常備する肩掛けかばんには、オムツ2枚・半分使用したおしりふき、ビニール袋、お財布や携帯、鍵を含めた必需品が入っています。(結構たくさん入っているかもです)いつでもどこでも持ち歩いているカバンです。おしりふきは水分を含んでいて重いので完全未使用ではなく、半分使って軽くなったものを持ち歩く工夫をすると少しでも重さが軽減されます!オムツは必要枚数の2枚だけ常備しています。子どもに必要なものが入っているカバンには、水筒と魔法のお菓子を入れてママが持っています。

その他、使うか分からないものは車に入れています。体験活動はできる限り、荷物を少なくして身軽な状態になるように準備すると動きが取れやすいですし、荷物が邪魔にならないです。

体験活動に参加する持ち物と工夫
オムツ

活動時間内で必要な枚数だけ常備します。
我が家は2枚だけ。

おしりふき

半分使用したものを持ち歩くと重さが半減します

ビニール袋(オムツ入れ)

オムツ入れ、子どもが出したゴミなどを持ち帰る袋

着替え

活動内容の程度によりますが、汚れにくい活動の場合は車で保管します。着替えが必要な時だけ車に取りに行くか、着替える場所がない時は車で着替えたりしますので車に保管しています。

水筒
お水を入れるようにしています。野外体験だと手が汚れたり汚れたりするので、その時にお水をハンカチもしくはティッシュにつけて子どもについた汚れを取ってあげるためのお水としても活用します。

おかし
一口で食べられるお菓子。小包を数個。

ご機嫌が悪くなったり、ぐずったりするときなどご褒美としてのお菓子です。

帽子

布製の帽子をかぶせています。使わないときはコンパクトに折りたためるのでカバンの中に納めることができます

ハンカチもしくはティッシュ
手を拭いたり、汚れを落としたりするため。必要に応じて水筒のお水で湿らせらせて子どもの顔を拭いたあげることも。

最後に
(まとめ)

「活動中の体験内容」も気になるところですが、体験活動に行くための準備をママが子どもに対して声掛けをしていく必要があります。子どものやる気を引き出し、ママも楽しく活動に参加できるといいですね。荷物は活動内容に合わせて必要な分だけを持っていきます。動きやすく身軽が一番です。

関連記事

 

おしまーい。

スポンサーリンク
おすすめ記事