紫陽花を鉢植えで小さく育て開花させたコツと手入れ

お店で並んでいる紫陽花や通販でお取り寄せした紫陽花の苗木は鉢植えでコンパクトにまとまっています。これは栽培業者が使っている矮化剤の効果でもあります。効果がなくなると紫陽花は本来の品種がもつ生育に沿って成長をしていきます。今回は購入した紫陽花を鉢植えで小さく保ったままコンパクトに育てたい方、鉢植えで来年も大きな花房で立派な紫陽花を咲かせたい方に是非、読んで欲しい記事です。

冬の剪定で残す枝の条件3つ

冬に剪定をすることは「二段階剪定」とも呼ばれています。紫陽花をコンパクトに育てる秘訣は、休眠期に二段階剪定をしてあげるとよいです。紫陽花は秋までに伸びた枝の先端に冬芽を形成します。この冬芽が翌年の春に葉が芽吹き、花芽を設け開花へとつながります。二段階剪定で注意をして欲しいことが冬芽を残すことです。根本からバッサリ剪定をする強剪定と違い、冬芽を残してあげることがポイントです。小さめに育てる二段階剪定のコツは、冬芽がある枝を前提に、太い枝かつ低い枝丈を残すようにします。これが「残す枝」の3つの条件です。冬芽はぷっくらとした大きいものを残すようにします。地際の冬芽は優先的に残すようにし、地際の冬芽が枝を伸ばすことを見据えて、既存の枝合わせて4~5本ぐらいの枝数にするとよいです。枝数を少なくすることもコンパクト見立てる効果があります。小さめに育てるには枝数が限られてきますので、「残す枝」の条件を見極めることが大事です。

真冬である1月に剪定をしました
 

紫陽花をコンパクトに育てる剪定のコツ

時 期:冬芽が確認できる時期(1月)
残す枝:太い幹・幹丈が低い枝・よい冬芽
地際の冬芽:必ず残す
既存の枝と地際の冬芽で将来、4~5本ぐらいの枝数になるとよい。

枝数を4~5本にする理由は、枝数が多いと開花する花房数が多くなる可能性があります。鉢植えの場合、根が張るスペースや吸収できる栄養素が限られているため、花房数が多くなると一つの花房が小さくなる傾向があります。剪定時より花芽の数を調整することで一つの花房にエネルギーと栄養を集中させ大きくキレイな形の花房に仕上げることができます。
冬の剪定後1ヶ月経過した2月の様子
 
芽吹き始める3月の様子
 
6月上旬に開花しました
 

 

紫陽花の花に見とれてしまい、鉢全体の写真を撮るのを忘れてしまいました(._.)来年も鉢植えでコンパクトに育てる予定なので、開花した全体像をその時に掲載したいと思います。

基本は、冬の強剪定で苗を小さくするのが有効的です。ただ、紫陽花の品種によっては樹勢が強く枝が伸長し、大きく成長しやすい特徴もあります。大きく成長しやすい紫陽花は花後の剪定で樹形をより小さくしていきます。
関連記事
冬の二段階剪定をもっと知りたい方はこちらの記事が参考になります。大きくなり過ぎてしまったり、枝が込み合ってしまった紫陽花の樹形をキレイに整えるためにどの枝を剪定したらよいのかを写真で示しながら具体的に説明しています。
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開花後に3節目で剪定する

開花後の剪定で、基本は花房から2つ目の節目で剪定をします。2つ目の節目には脇芽がありますのでその脇芽の上で剪定をするのが一般的です。大きく成長している紫陽花や品種によって2つ目の節目、3つ目の節目、4つ目の節目があり、それぞれ脇芽がついている場合があります。この場合、3つ目の節目で剪定をしてあげると一回り小さな株にすることができます。4つ目の節目で剪定をしてもよいですが、株全体の葉の枚数が極端に少なくならないように注意します。

植替えで根を落とす

紫陽花の植替え時期は、開花終わりと休眠期です。紫陽花をコンパクトに育てるということは樹形を小さく育てるということです。株の大きさと根の張り具合は比例して植物は生きています。開花後に、コンパクトに剪定をしたら、幹や葉など株の大きさを考慮して大きくなった根も切って落とし植え替えます。コンパクトに育てたいので鉢の大きさを変えずに同じ鉢のサイズで育てるには鉢いっぱいに張りすぎた根をそぎ落とし、今後新しい根が成長できるスペースと栄養がある用土に入れ替えてあげることが大事です。根詰まり防止の目的や根が張りすぎていると夏場乾燥しやすくなったり、用土の保水性がなくなるので水はけがよすぎてしまうことで水枯れをしやすくなる原因になります。「根を落とす」作業は休眠期ではなく開花終わり期の植替えで行うようにします。休眠期では根が傷んだ場合に回復するのが遅いもしくは寒さで弱ってしまう傾向があります。花終わり後は秋に向けての紫陽花は成長するので、根も伸びながら、機能性を回復していきます。

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最後に(まとめ)

紫陽花は大きく成長しやすい品種や鉢植えでコンパクトに育てやすい品種など特徴があります。鉢植えで小さめに育てやすい紫陽花の品種を育てるという条件もコンパクトに育てるための選択肢の一つですね。

紫陽花を小さめにコンパクトに育てるコツは、冬の休眠期に2段階剪定をすることです。開花後の剪定では株全体の葉の枚数や樹勢を確認しながら、3節目で剪定をするのもよいでしょう。株を小さくし、株に比例して根を落とし植え替えます。植替えは大事です(^^)

紫陽花を小さく育てる4つのコツ
冬に強剪定を行う
開花後の剪定で3節目で剪定をする
開花剪定後の植替えで根を落とす
鉢植え向けの品種を育てる

本記事は立証写真が少ないので、毎年コンパクトに育てる成功株の写真を少しずつですが更新していきたいと思います。
おしまーい。

 

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