2歳は真似ができるようになったり、園に通っているお子さんはお友達からいろんな情報を吸収してくる時期です。イイことばかりを覚えてきてくれるといいけど悪いことややっちゃいけないことなども覚えてくる時期なんですよね。そんな時は子どもを注意するのではなく、右から左に流せるように子どもと向き合えられればママ達の負担も減るのではと思い、子どもがアッカンベーをしたときはこうやって過ごしているよという一つの例として是非読んで欲しく記事にしました。
目次
ママの思い
2歳になるとよくやるんですよね~。
あっかんべー
アッカンベーをする理由を聞いてみた
子どもが何気ない顔で笑いながらアッカンベーをするのはどんな時かを再度振り返ってみましょう。ママはついつい「そんなことしないの!」と注意してしまいそうですが、ちょっとだけ子どもの気持ちに沿って3つのケースを考えることにしますね。
① 楽しくてやっている(理由がない)
大多数を占める理由が「楽しくてやっている」ということです。2歳児に関わらず言葉がしゃべれるようになり意思表示ができる3~4歳児にアッカンベーってどうしてやるのかについてと選択肢を与えて質問をしたら「楽しくてやっている」と回答することが多いです。何が楽しいのかを聞くと「分かんない。」と答えたり、アッカンベーした理由はあるのと聞くと、「ない」ときっぱり答えてくれることも。子どもの無邪気さが読み取れますね。理由は特になく、気持ちの高ぶりからその行動に出ていたり、単にやっていて自分で面白いからなどの理由があげらえます。子どもは悪気がないのです。楽しくてやっているの延長線上に「遊びでやっている」ことがあります。表現が合っているのか微妙ですが、子どもにとって大人が思うほどの意味を理解することなく行動に出ています。
② 嫌でやっている(理由がある)
子どもはアッカンベーの意味を知ったり、自分がされてどんな気持ちになるのかを分かってくると、意識してアッカンベーをするときがあります。嫌な気持ちになった時に言葉で伝えるのではなく自分の気持ちを表現する一つの手法としてアッカンベーを活用しているに過ぎないんです。
ママの対応、これやってみて実践編!
① 楽しくてやっている場合
「面白くてやっている」とか「ママの反応を見たくてやっている」などという理由であること分かった時はママは叱らないようにします。それは、子どもが楽しくてやっているのであればママは気にしないということです。ただ、見過ごすというよりは、アッカンベーをしたときの子どもの気持ちを子どもに振り替えさせること、アッカンベーをされた相手はどんな気持ちになるのかを子どもに考える時間を与えることの2点に着目して子どもと話ができるようになると一歩、進歩し子どもの成長につなげることができますね。ただし、これは年齢が少し進んで理解力ができるようになってからの第2段階の実践すべきことです。
低年齢児に効果的なのもの、アッカンベーをやめさせる方法は楽しいことの方向を変えてあげるという手法です。例えば、子どもがアッカンベーより楽しいことがあったら、それに集中できるように声かけをしてあげてみてください。笑うことがあったらそれを実践してみてくださいね。
おススメしたいことは、アッカンベーしたらいないないばーをしてみて欲しいことです。2歳児は真似っこが大好きなんです。アッカンベーも誰かがやっていて自分もやりたいからやっているという真似から始まったケースがほとんどです。子どもがアッカンベーしたら、お得意の「いないないばー」をしてあげると真似っこが大好きな2歳児はアッカンベーからいないないばーの遊びに切り替えて遊んで笑っています。ママがいないばーをしなくなっても、ママの方を見て子ども一人でいないバーをして笑っていますよ。つまり、ママの反応が楽しくていないばーをしていたり、ママに構ってもらいたくてやっています。子どもにとってアッカンベーも同じ理由で楽しいんです。だけど、アッカンベーは人を不愉快にさせてしまう表現なので、ちがう表現に変えてあげられれば問題ないわけで、子どもにとっての趣旨や意味合いを変えることなく遊ぶことができます。
② 嫌でやっている場合
子どもが本当に何かが嫌でやっているのであればこれやってみて!という方向転換をしたら逆効果です。子どもに何が嫌だったのか聞いて見ることが大事で心のケアーをしてあげる方向で子どもと向き合います。子どもが言葉で伝えられない思いを親は汲み取り、言葉にして伝えることが大事です。親が子どもの思いを言葉にしてあげることで子どもは自分がこんな気持ちだったときはこう伝えたらいいんだということを知り伝え方を覚えていきます。
最後に
もちろん、子どもの性格やその行動を起こす前での経緯がありますので一概にこの対応がイイというのは簡単に伝えることができません。大切なのは、どうしてその行為を子どもがやっているかをママとパパは見極めることが子どもの心を守ることにつながります。
おしまーい。