妊婦が仕事を辞めたい時、後悔しないために知っておく4つのこと

妊娠をしながら仕事をしていると、つわりや仕事内容や体力的にも無理がありり「もう仕事を辞めようかなぁ」と悩んでしまうものです。そんな思いの中で退職をして後悔しないためにも振り返って欲しい、読んで欲しい記事です。
働く妊婦はつわりが辛くて仕事ができなかったり、お腹が張っているけど立ち仕事のため座って休むことができなかったり、仕事をしていると赤ちゃんや自分の体を労わってあげられずに「本当にこのまま仕事を続けていていいの」「仕事を続けられるのかな」と心配や不安になって「退職した方がいいのかな。」「退職しようかな。」と思ってしまう妊婦は多いものです。しかし、退職をして後悔する妊婦がいることもまた事実です。退職で後悔しないために4つのことをご紹介します。

妊娠初期の気持ちの変化やつわりがきついとき、そこに家庭の事情や仕事との兼ね合いもあると精神的に参ってしまうことがあると思います。

そんな時、ふっと悲しくなるんです。
「妊娠してこんなにも仕事をすることが辛いのにどうして続けているんだろう。」

だけど、退職を切り出す勇気がない。
そこで、妊娠中に退職をしようと思ったときに頭の片隅をよぎった疑問が次のことでした。

退職を考えて振り返ったこと
今の職場で働く意義や目的、動機
妊娠していなかったら、仕事を辞めたいと思わなかったのか
産休育休後も職場復帰してこの会社に勤務できる、もしくは勤務し続けたいのか
退職をして家計は大丈夫なのか
再度、退職したい自分の本音を振り返ってみたんです。

➊ 今の職場で働く意義や目的、動機

「働くことの意義や目的って何」「どうしてこの会社で働いているの」と自問すると、会社に入社した時の動機を思い浮かべることが多いと思います。もっと深く追求して欲しい1つは「この会社のどんな仕事内容に魅力を感じて入社したのか」です。
だけど「もう、仕事をするのが限界なの…」という気持ちが消え去ることがないことも真実。
できれば仕事を続けたい、けど仕事を辞めたいという板挟みな思いの中、考えてしまうことが次のこと。

❷ 妊娠していなかったら、仕事を辞めたいと思わなかったのか

切なくなる自問なのですが「妊娠していなかったら」という言葉。
その時「Yes」と思うことが多いでしょう。妊娠していなかったらこれまでと変わらない生活や仕事をしていたのに―。決して妊娠を後悔している意味ではないですが悔しくさらに辛くなりますね。

’’悔しい!’’ 理由は、自分が「Yes」の回答を出してしまったこと、これまで頑張って一緒に働いてきたから妊娠しても快く働けるように配慮してくれる会社・同僚だと思っていたこと、妊娠による体調不良や業務制限から会社から評価を得られにくい人材になってしまったことなど複雑な因果関係が多数あります。

妊娠をしてつらいことやできない仕事もあるのは分かっていたけど、妊娠をしたら退職しようという考えが根本的になかったことや産休まで仕事をして無事に出産を迎えて、育児休業から復帰して働き続けようと希望していた人生計画で「どうして退職したいと思う職場の環境になってしまったんだろう」「なんでつわりがこんなにもきつい体質なんだろう」と自分を追い込んでしまっていませんか。

ネガティブになりやすい時期なので、一つポジティブになれる自問があるなら「どんな人生を送りたいかを明確にして目標に向かって努力すること」です。今は心境上、考えられない状況もあると思いますので、関連記事でご紹介します。

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妊娠により退職するのに悪い良しはありません。赤ちゃんと母体のことを考え家でゆっくり安静に過ごすのが一番です。

❸ 産休育休後復帰して今の会社に勤務できるのか

今の会社で産休育休後に職場復帰ができて子育てをしながら働けることができるのかの有無・将来性を見通す必要があります。

「将来のことは分かりません」というのが正直の回答ですね。退職したいと思った時に、今の会社が子育てしやすい職場であると思えるなら産休まで乗り切り育休後に復帰した方がメリットが大きいものです。

❹ 退職で家計は大丈夫なのか

女性は家計を支えるためにも働いていることも事実で、退職により収入がゼロになります。家計が圧迫されると将来の資金や生活費などさらに心配がでてきます。退職したいけどお金が必要なので働かないといけないと思う女性は多いと思います。生きるためにはお金が必要です。退職しても生活ができるのかもう一度、見直すことも大切です。

もう少し具体的に「退職で影響するお金の問題と子育て社会の現実」について詳しくお話します。

2.給付金の受給資格

健康保険や雇用保険に加入して働いている妊婦が会社に在籍しながら出産を迎えた場合、赤ちゃんが生まれたときに出産育児一時金、産前産後休業の出産手当(≒産休手当)を受け取ることができます。育児休業中は育児休業給付金が支給されます。この手当や給付金が支給されるかされないかで家計のゆとりが違ってきます。退職すると、受給資格(出産手当・育児休業給付金)がなくなってしまいます。

出産育児一時金…出産から退院までの分娩費用で全国健康保険(協会けんぽ)より支給される手当。資格喪失後6ヵ月以内に出産した場合にも出産育児一時金が支給されます。(条件により金額と手続きが異なります)

傷病手当…妊娠中に入院したり、自宅療養の指示が医師からでたりした際に、会社を休業しなければならないとき、加入している全国健康保険(協会けんぽ)から支給される手当金

産前休業・産後休業手当…出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から休業すると、全国健康保険(協会けんぽ)より支給される手当金

育児休業給付金…産後休業終了日の翌日から1歳又は1歳2か月(*注意1:支給対象期間の延長に該当する場合は1歳6か月又は2歳)未満の子を養育するために育児休業を取得した場合に、雇用保険(ハローワーク)より支給される給付金

*注意1:「パパママ育休プラス制度(父母ともに育児休業を取得する場合の育児休業取得可能期間の延長)」を利用する場合は、育児休業の対象となる子の年齢が原則1歳2か月まで

 


妊娠中、退職したくて仕方がなかったけど、働いて本当によかった!と思える1つは働けない時に支給される手当金です。傷病手当・産休手当・育休手当の支給額は家計の足しになり助かりました。
産休・育休中は、社会保険料(厚生年金保険料、健康保険料、介護保険料(40歳以上))が会社も自分も免除になります。各種社会保険制度のサービスは通常通りで、厚生年金も休業前の保険料と同額を支払ったものとして扱われるので、将来、年金額が少なくなることがありません。
受給には条件や受給資格があるので、確認をしましょう!
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3.無職では保育園に入れない

退職したことによる心配事の1つに新しい仕事探しへの不安があります。再就職するために子どもを保育園や幼稚園に預けなければなりません。特に保育園は、幼稚園と比べて申込順ではなく家庭の点数により入園できるかできないかの審査があります。無職のママが子どもを保育園に入園させるのは難しい現実です。実際に今、働いているママ達の方が点数が高いからです。保育園待機児童問題が挙げられます。妊娠中に退職してしまうとママは無職で出産や子育てをすることが多いと思います。無職で保育園入園申込をすると入園を決める「点数」が少なく、いざ働きたいとなったときに保育園児童待機になってしまう可能性が高くなります。

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職場復帰が前提の育児休業者でさえも、子どもを保育園に入れることが難しい社会です。保育園問題を考えると、今している仕事を退職してしまうと、なかなか次の職場に就けるための環境が整うことが難しくなります。

4.子持ちママは正職員再就職が難しい

仕事をしていない時期は特に保育園入園さえもできない状況で、さらに0歳もしくは1歳の小さな子どもがいるママの正職員・再就職は難しい世の中です。子育てを手伝える実家や義母が近くにいれば、正社員の8時間/日・40日/週勤務ができるかもしれません。ワンオペ育児だと子どもの体調不良でママは急に仕事を休まないといけないことや保育園への送迎時間が必要なため、8時間労働の正規職員として採用されにくいものです。

もちろん、子育てママが働きやすい会社もあります。短時間労働制を取り入れたり、福利厚生や勤務体制の配慮をしてくださる会社もありますが、現代社会としてはすべての会社が子育て支援に積極的に取り組み採用をしていないのが現実です。

保育待機児童問題の解決や子育てママが働く社会になるにはまだ時間が必要な世の中です。今、正規職員として働き、福利厚生が充実し、復帰後に殉難な働き改革が見込まれるのであれば、退職せずに長く続けることが生活を支え子育てができる環境とも言えます。

ただ、お伝えした通り子育てママが働きやすい会社があるのも事実です。必ずしも妊娠に退職をして再就職できないというわけでもなく、労働者と雇用者で労働条件のマッチングという点で難しいという意味です。育休後復帰できない方、妊娠中に退職された方が再就職をするときは保育園問題を除いてほとんど同じです。

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転職についての記事は、「#ワーママ転職」でタグ付けしています。

最後に

妊娠してから会社や同僚・上司から嫌がらせや皮肉を言われるようになり、会社組織としての風当たりや仕事内容がきついとき等いろんな思いで退職をしたいと思ってしまうものです。一方で、切迫流産や切迫早産など赤ちゃんの命に危機など、医師の判断で会社を退職を推奨されることもあります。妊娠しながら仕事をしていると、どうしても辛い時や気がめいってしまうときがあります。いろいろ悩みすぎて夜眠れず、そのため、昼間もフラフラで悪循環な日もあるはずです。

退職をするかしないかの判断は、本人しかできないこと。本当の自分の気持ちや子育て社会の問題や課題を踏まえて、赤ちゃんのためにも将来のためにも後悔しないようによく考えて決断できればいいですね。
楽しいマタニティ生活を送って欲しい。
一番は、心が安定できるマタニティ生活環境を整えられるといいですね。
おしまい。
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