2歳児が謝らなくてもイライラしないで!ごめんねを強制しない伝え方

2歳児は元気いっぱいで自我が強くなるとわがままをたくさん言いたくなる年齢です。悪いことをした時にごめんなさいと言えないこともあります。保護者は謝らない子どもにイライラしないで温かく見守ることが、素直な子どもに育ちますよ。

子どもはママから注意されたら悪いことをしたって自覚しているから。
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悪いことをした認識がある

某日、我が家の日常生活のお話をします。お付き合いくださいね。

我が家の事情(はじめに)

家族でお風呂に入っている我が家。浴槽にはたくさんおもちゃが浮かんでいます(笑)ぷかぷか浮いているおもちゃを握ったり噛んだり、時には振り回したり、たまにはポイっと投げてみたり。遊んでいて可愛い姿なんだけど、2歳児になると力も強くなっています。ある時、我が子が桶を持って、お湯をついでは流してと繰り返していたんです。

すると、ゴンっ。

パパの顎に桶がぶつかってしまい「あっ。痛ぃ。」とパパがとっさに言ったのです。我が子は、その顎を見ながら動きがストップしてしました。「ごめんなさい。」っと自分から言えるかなとママとパパ達は見ていたけど、動きが止まったまま立ちすくんでいました。

自分から謝るには、まだちょっと早かったみたいです。しかし、顔の表情から、自分の行動でパパが痛がって泣いている・・・悲しんでいる。と分かっている様子が分かります。

パパはあまり痛くはないけど、一生懸命に泣いているふりを継続していました。正直、桶が顎に当たったぐらいでは痛くはないのですが、我が子の躾の一環として泣いてもらっています。泣くことで子どもに「パパは泣くほど痛い思いをしてしまっているんだ。その原因は私が振り回していた桶が当たってしまって痛い思いをさせてちゃったから」と分かってもらうです。

強制や指導はイヤ。言われると謝れない。

ママが「ごめんなさい」って言おうね。っと我が子に話しても、我が子は立ちすくんで黙ったまま。だけど、顔の表情から悪いことしちゃったって分かっているので、「それじゃ、パパが痛いって言ったところをなぜなぜしてあげよう」っとママが撫でている様子を見せながら伝えても黙ったまま手をぶら~んと下げたままでした。(パパは一生懸命泣いたふりを継続中。)だけど、我が子はまだ「ごめんなさい」と言い出せない様子。「それなら、仲直りのぎゅっしよう。」と伝えても、我が子がまだ黙ったまま。

だけど、悪いことしちゃったって分かっている我が子。

あれこれ、あれこれ1分ぐらい経ちこの話は終わり。

「一緒にお風呂に入ろう」と娘ちゃんに切り出すと、また遊び始めました。今度はちょっと静かに遊んでいますね。

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謝りたい気持ちはある

お風呂から上がって我が子が一人でリビングに小走りして行き、パパがその後をついていくと子どもが自ら「ごめんなさい。」と、自分の後ろにいるパパに謝ったのです。もちろん、小走り中なのでパパに面と向かって伝えたわけではありません。そして、パパが「ありがとう。」と我が子を抱っこしながら伝えると、我が子は「パパ。どこ、痛いの?大丈夫?」とパパの顎をなでなでしてくれたのです。そして、仲直りのぎゅぅ~とハグをして終わりました。

謝り方(目と目を見て謝る、頭を下げる等)を正す場合もあると思います。しかし、今回はまずは謝ることができるかどうかでしたので、謝り方は次のステップにしてます。

最後に
(素直になれない年ごろであることを分かってあげよう)

2歳になると悪いことをしたら「ごめんなさい」と言えるように躾をし始める頃ですが、まだまだ素直にその場で謝ることができない時だってあります。保護者は神経質にならないで今回はまだごめんさいが言えなかったんだね。今度は言えるといいなぁと思って様子をみて欲しいと思います。少し時間が経ったり、なにげない場面で子どもの方から「ごめんなさい」と、言ってくることもありますよ。子どもはまだ素直になれないことが多いので、雁字搦めに怒ったり、謝ることができなかったらと何かを取り上げたり、何かをさせなかったりとしないで、ごめんなさいと言えないことをママは受け止めてがあげることが大切ですね。これから謝らないといけない場面はたくさんあるんですからね。子どもが外出先や家の外で他人に迷惑をかけた場合は、子どもにどうして謝らないといけないかを説明することが大事です。子どもが謝らない場合は保護者が相手に謝罪をし、子どもに謝罪を強制しないようにしましょう。子どもには保護者が、自分の代わりに謝っている悪いことをしてしまったと思わせることも今後の子どもの成長につながります。

子どもは悪いことをしたって分かっています。

注意をしてどうして悪かったのか、そしてその後どうしたらいいのかを伝えても素直になれないのは当たり前です。まだ子どもなんですから。だから、まずはその気持ちをちゃんと感じ取って受け止めてあげることが子どもと上手に向き合う最初の一歩ですね。

繰り返しになりますが、子どもは悪いことしたって自覚していますから。謝りたいけど、まだ素直に謝れないんです。そこで、ちゃんと素直に謝れたらすでに大人みたいですね(笑)

 

おしまい。

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