2歳児が母親を噛みついた時に伝える、叱るより大切な伝え方・解決策

0歳から2歳までは感情を伝える一つとして噛むことがあります。噛まれる側としては、子どもに悪気がなくてもやっぱり、痛いんですよね。2歳児の我が子もたまに噛むことがあり、痛いんだから噛まないでっと思っても子どもにどう伝えれば噛まなくなるのか悩んだことがありませんか。子どもは噛んでも、悪いと思ていないことや噛まれた人の気持ちが理解できないので謝ることに結び付けられないこともあります。今回のは、子どもがママを噛んでしまって、パパの一言で子どもが素直にゴメンねを言えるようになった日常の話題をご紹介します。

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子どもがいきなり噛みつく

ある日のお昼、我が家のお話をさせていただきます。子どもに噛みつかれたお話です。

 

子どもが噛みついたとある日

パパは昼寝から起床してお昼ご飯を食べていました。ママと2歳児の子どもは外出の準備をしていましあた。そんな平凡な時間を過ごしていたのですが突然、子どもがママに噛みついたのです。

「いたっ!」

噛まれた場所はママの肩です。抱っこしていたら、いきなり噛んだのです。パパはお食事中でしたが、子どもがママにいきなり噛みついたのでご飯を食べているどころじゃなく、大騒動。子どもが噛んだ痕は歯形がついて血が滲んでいました。

子どもの噛み癖をどう対応していくのかをまとめます。成長すれば噛み癖はなくなりますが、噛まれたら痛いので見守るというのは難しいですね。噛み癖は少しずつなくなりますが、一つ一つ丁寧に子どもを向き合うことが子どもの心を成長させます。

叱らない、伝え方

子育ての教育方針は、大声で怒鳴らないこと、命や他人への迷惑行為以外は怒らないことをお伝えしています。子どもが噛んでしまった場合、怒らない、叱らないとなればどう伝えればよいかですが、答えは子どもが何かしてしまったら、それを諭すように伝えることです。

噛みついた我が子に伝える最初の言葉は
「ママ痛いよ。痛くて悲しいよ。。こういうことされたら嫌なんだよ。」
と伝えることです。

ママが痛いと伝えても、子どもは誤魔化すように笑っていました。誤魔化すというよりは悪いと思っていないので、ママのリアクションが面白かったので笑っている場合もあります。何度子どもへ語り掛けても、やっぱりヘラヘラと笑うだけで反省の色がなく、話を聞いている様子でもないんです。

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父親の役割

ママが噛まれてしまって、子どもにゴメンねと言えるように促すけど子どもが素直に謝ってくれないときに登場するのがパパです。父親の役割を発揮する一例ですね。ママが伝えて難しい場合は、パパが子どもに伝えてみましょう。パパが子どもに話しかけると子どもは「いやー」と言い、小走りで寝室に逃げ込んでしまいました。悪いことや人をキズつけてしまって謝らないといけないことが分かっていることが行動から分かります。もしくは、親から言われること自体が嫌になったのかですね。

パパが我が子の後を追い、子どものお手てを握りながら目を見てパパが「やってはいけないんだよ。ママ痛かったんだよ。」と語りかけても、娘ちゃんは誤魔化し笑いするだけで全く謝る気配はありませんでした。何度言ってもダメなので言い聞かせる方向を変えることにしてみました。そこで、こう伝えたのです。

「パパは娘ちゃんの味方だよ。大丈夫だからね。」と話し、頭をゆっくり撫でてあげました。

すると今まで目を合わせないで逃げていた我が子がパパの肩を見て「痛かった?ごめんね。」と謝ってきました。子どもは謝らないといけないこと、自分が噛んだのは肩でありや肩を噛んでしまって痛い思いをさせてしまったということを分かっているのです。そして、「パパが痛いんじゃなくてママが噛まれて痛かったんだよ。だから謝っておいで。いい子だね。」と我が子に伝えると、すぐにママの胸に飛び込んでいきママに「ごめんね。ここ痛かった?」と言ってくれました。そして、仲直りの印に撫でながらぎゅぅと抱っこをして終わりました。

2歳児は悪いことをしてしまい怒られてるという自覚がありますが、親から一方的に言われることで怒られていると感じ、「自分は悪くない。怒らないで。自分を嫌いにならないで。どうしたらいいの。」と意固地になり、素直に謝れなくなってしまうことがあります。

方向性を変えて伝える

パパとママが「噛んだらダメなんだよ」と伝えても全く効果がなかった我が子ですが、まずは子どもに話しかける人物を変え(ママからパパへ伝える人を変え)、そして伝える言葉や伝え方、子どもにどう受け取ってもらうのかを変えるだけで、子どもは素直になることができます。

躾の一環として、親は子どもがどんなことをしたら躾という行為をしないといけないのか。そして、躾の目的はなにかなのか。本当にその躾の方法で、正解なのかをママとパパ達は見極め、子どもの自立を導いてあげられるといいですね。

最後に
(パパとママの振り返り)

パパやママは、親である前に一人の人間です。どうしてもイラついて怒鳴ってしまうこともあります。一度冷静になり、子どもに躾をする時や怒るときも愛情をもって語り掛けてあげれば理解してくれるものなので、がむしゃらに一方的に「謝りなさい」とか「いけません」などと言わないでどうしたら子どもが分かってくれるのか、そして行動に移してくれるのかを試行錯誤しながら子どもとコミュニケーションを図っていきたいですね。

追伸(2023.01)

ママだけではないパパも噛まれる

ママと一緒にいる時間が長いためママが噛まれたという相談が多いですが、パパも噛まれてしまうことがあります。その時は、パパの代わりにママが子どもに「噛んだら痛いんだよ」ということを伝えてあげましょう。

子どもがパパを噛んだ痕。
噛んだ痕を自分でピーアルしています。
 

子どもの噛み痕(パパの腕には歯形あり、血がにじむほどの噛み痕)

おしまーい。

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