
愛情表現の一つとして子どもが噛んでしまっていることはよく聞くフレーズですが、噛まれる親としては、子どもに悪気がなくてもやっぱり、痛いんですよね。2歳児の我が子もたまに噛むことがあり、痛いんだから噛まないでっと思っても子どもにどう伝えれば噛まなくなるのか難しい躾の一つではないでしょうか。そこで、今回の事件は、子どもがママを噛んでしまって、パパの一言で子どもが素直にゴメンねを言えるようになった日常の話題をご紹介します。
いきなり噛みつく子ども
とある日の昼下がり。
パパは昼寝から起床してお昼ご飯を食べていて、ママと2歳児の娘ちゃんは今から紫陽花を購入しにお花屋さんに出かける準備をしていました。そんな平凡な時間を過ごしていたのですが・・・
「いたっ!」
娘ちゃんがママの肩に噛みついたのです。
パパはお食事中でしたが、娘ちゃんがママにいきなり噛みついたのでご飯を食べているどころじゃなく、大騒動!
我が家の躾法その1・子どもを叱らない
我が家の子育ての教育方針は、大声で怒鳴らない!怒らない!なんです。子どもが何かしてしまったら、それを諭すように伝えるという方法をいつも試行錯誤しています!
さて、噛みついた娘ちゃんに伝える最初の言葉は「ママ痛いよ(৹˃ᗝ˂৹)痛くて悲しいよ。。こういうことされたら嫌なんだよ。」と伝えること。
だけど、娘ちゃんは誤魔化すように笑っていました。んー。2歳児を注意した時の正常の反応なんだけど、そこは笑うと事ではなくゴメンねを言って欲しいんだよねとママ達は踏ん張ります。しかし、何度子どもへ語り掛けても、やっぱりヘラヘラと笑うだけで反省の色がなく、話を聞いている様子でもないんです。
我が家の躾法その2・父親の役割を発揮
ママが噛まれてしまって、ゴメンねを促すけど子どもが素直に言ってくれないときに登場するのがパパで「父親の役割」の発揮なんです。パパが、娘ちゃんに話しかけると「いやー」と言い、小走りで寝室に逃げ込んでしまいました。悪いことや人をキズつけてしまって謝らないといけないことが分かっている娘ちゃんなのですが、目をつぶり内々に済ませるわけにはいかないママとパパ(ΘωΘ)
パパが娘ちゃんの後を追い、娘ちゃんのお手てを握りながら目を見てパパが「やってはいけないんだよ。ママ痛かったんだよ。」と語りかけても、娘ちゃんは誤魔化し笑いするだけで全く謝る気配はない感じ。
何度言ってもダメなので言い聞かせる方向を変えることにしてみました。そこで、こう伝えたのです。
すると今まで目を合わせないで逃げていた娘ちゃんがパパの肩を見て「痛かった?ごめんね。」と謝ってきました。そうなんです。娘ちゃんは知っていたんです。謝らないといけないし、自分が噛んだのは肩であり、噛んでしまって痛い思いをさせてしまったということを。
そして、「パパが痛いんじゃなくてママが噛まれて痛かったんだよ。だから謝っておいで。いい子だね。」と娘ちゃんに伝えると、すぐにママの胸に飛び込んでいきママに「ごめんね。ここ痛かった?」と言ってくれました。そして、仲直りの印にナデナデとぎゅぅをして解決しました。
我が家の躾法その3・方向性を変えて伝える
パパとママが「噛んだらダメなんだよ」と伝えても全く効果がなかった娘ちゃんですが、まずは子どもに離しかえる自分物を変え(ママからパパへ伝える人を変え)、そして伝える言葉やどう伝え、子どもにどう受け取ってもらうのかを考え変えるだけで、2歳児の子どもはここまで素直に謝ることができるんです。
最後に(パパとママの振り返り)
パパやママは、親である前に一人の人間です。どうしてもイラついて怒鳴ってしまうこともあります。一度冷静になり、子どもに躾をする時や怒るときも愛情をもって語り掛けてあげれば理解してくれるものなので、がむしゃらに一方的に「謝りなさい」とか「いけません」などと言わないでどうしたら子どもが分かってくれるのか、そして行動に移してくれるのかを試行錯誤しながら子どもとコミュニケーションを図っていきたいですね。
おしまーい。