赤ちゃんが小児用肺炎球菌の副反応で発熱した受診目安と解熱までの経過

赤ちゃんが予防接種後に熱が出てしまったらワクチンの副反応かもしれません。今回、予防接種の翌日に発熱をして病院を受診した目安、病院とのやり取り、受診内容、処方薬や対処法、解熱までの経過や赤ちゃんの様子を経験を踏まえてお伝えします。

赤ちゃんがワクチン接種後に熱が出てしまって、心配なママ達の参考になりますように。
本記事は、実際に赤ちゃんが予防接種の副反応で発熱した時の実話になります。ご参考までにお読みいただければと思います。気になることがあれば必ず主治医に相談してくださいね。
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肺炎球菌は副反応で発熱しやすい

発熱は接種、何時間後?

ヒブ・肺炎球菌、四種混合、ロタと複数のワクチンを同時接種していた3回目の予防接種の夜から少し体が火照っている感があった生後4か月の我が子。深夜の授乳時に熱を測ってみたら38度ありました。注射から約12時間経過したタイミングで発熱していました。ぐっすり眠っていることや授乳間隔も変わらず、母乳やミルクの飲みが悪くなることもありませんでした。

発熱は何度まで上がる?

熱は最高で38.3度まで上がり、下がったり、また上がったりの繰り返しで発熱に波がありました。

病院に相談の電話を入れた

翌朝、病院に連絡をすると「肺炎球菌の副反応かもしれない。予防接種を受けた翌日に発熱し、その次の日には治まっている傾向があります」とのことでした。

「肺炎球菌 副反応」とググって見ると、確かに副反応で発熱が多い傾向が載っていました。

予防接種を受けると、体の中に免疫をつくるための働きが起こります。その反応として発熱することがあります。不活化ワクチンである肺炎球菌13価(プレベナー13)の接種後の発熱は比較的多く、37.5℃以上の発熱が約3-5割の方に起こるとされています。不活化ワクチンである肺炎球菌13価や四種混合などの場合、多くは接種後当日から翌日以内に発熱します。そのほとんどは1-2日で下がります。

副反応は1~2日で治まるとのことでしたが、接種翌日1日様子をみつつ午後になって熱が上がってきたので、夕方、病院を受診することにしました。

病院を受診した目安

副反応の熱は解熱剤を飲まないといけないほどの高熱ではなく、また赤ちゃんの機嫌も良く授乳もしっかりできていました。明日には解熱するなら自宅で様子見でもいいのかなと考えていましたが、もし明日になっても熱が下がらず高熱が出て痙攣をおこしたり、解熱剤が必要になるほど高熱が続いてしまったらという思いが頭をよぎりました。子どもは夜になって症状が悪化することもあるので。そこで、症状は軽くても一度病院の受診をしておいた方がよいのではと思ったのです。明日は、病院が休みなので受診するなら今日という判断もありました。

予防接種後の副反応で受診した方よい目安が分かりやすく箇条書きになっていた記事から一部抜粋して引用させていただきます。

お子さんの発熱の原因は、ワクチン接種後の全身反応の場合はでない可能性もあります。以下のような場合、重症な感染症などのおそれもあります。

・ぐったりしているとき
・食事や飲水が摂れなくなってきたとき
・意識がもうろうとしているとき
・発熱後、次の日にかけて熱が下がってこないとき

気になる症状がある時は、早めに受診しましょう。

予防接種の後の副反応として発熱は比較的よくあることです。心配になるかもしれませんが、多くは自然に軽快します。

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診察内容と処方薬

病院を受診した時も副反応の熱が38.3度ありました。個室で診察待ちとなり診察や会計も引き続き個室対応でした。

接種痕の腫れを確認する

診察内容は問診と予防接種した腕の腫れ具合を確認していました。副反応が出るときは、注射をした箇所が硬くなったり腫れていたりするそうです。主治医が予防接種後の腕を確認すると実際に、接種後の腕が腫れていて、その部位は肺炎球菌の予防接種をしたところでした。

解熱剤を処方された

主治医からは「熱は明日には下がるでしょう。」と言われ、解熱剤の処方となりました。

以上が診察内容と処方です。副反応なので病気でもなく熱が下がるのを待つしかないというのが現状です。ただし、高熱は脳に影響を及ぼすことがあるので必要に応じて解熱剤を処方してくれるみたいです。

解熱までの経過

予防接種当日から3日目の朝には熱が下がっていました。

副反応による発熱~解熱まで
1日当日 予防接種(14:00頃)
1日目の夜 体の火照り感がある
2日目の早朝 発熱38.度(4:00頃)
熱は一端下がるが午後になると38度になる
3日目 解熱
副反応で発熱しましたが、発熱した翌日には解熱をしていました。熱は一番高い時で38度まで上がりました。処方された解熱剤は38.5度以上から適用できましたので今回は使うことなく無事に熱が下がった結果となりました。

解熱剤を使うまでの高熱ではないけど熱があった時に使ったのが氷枕と冷えピタでした。子育てをする上で氷枕は1つは常備しておくと子どもの暑苦しさを少しでも緩和してあげることができます。

0歳児から使える氷枕のおススメ

0~2歳までは体力がなかったり、免疫力がなかったりすることから発熱しやすい年齢です。自宅に1つでも氷枕を予備で保管していると急な発熱時に使うことができます。0歳児から使えるおススメを3つご紹介します。

しろく枕

メーカー提示では約10時間の冷たさが続くとありますが、口コミでは季節によっては約5時間で冷たさがなくなるときがあると記載がありますがそれでも冷えて気持ちがよいと好評判です。(レビュー評価は64件で4.52 2022年11月現在)凍らないジェルはエイジージェルと呼ばれ正解で初めて開発され、特許を取得、環境に配慮されています。ジェルは「燃えるゴミ」として処分でき、土中の微生物によって生分解され、樹木や植物の栄養となる「資源環境型」となっています。厚さ24mm、重さ1049g。

やわらかジェルまくら

しろく枕より3時間短い5時間の冷凍保存で使用できる仕様となっています。ジェルは固まらず、よれにくいので赤ちゃんの頭にフィットします。カバーはついてないので自宅のタオルでジェルまくらを包んで使用します。安心安全の日本製。製品は430gで軽めです。

従来の商品もまだ販売されていますので紹介しておきますね。リニューアルしたやわらかジェルまくら(上記)より、若干お値段がお安くなっています。

冷感ジェルまくら

可愛いリボン柄のカバーがついています。カバーはジェルの水滴を吸収してくれるパイ生地になっています。冷たさは1~2時間のみとなっていて、ジェルは冷凍庫にいれてシャリシャリになりますので、これまで紹介してきた2点と比較して冷凍した後のジェルの状態は大きく違う点になります。生産国は中国・日本。注文から3日以内に発送してくれます。

追加で冷えピタまで紹介します。

お買い得!冷えピタ

冷えピタって市販で購入できるので通販で購入する必要もないかなと思っていましたが、通販の方が増量で安いと口コミ書かれている冷えピタらしいです。

最後に(まとめ)

予防接種の副反応は症状が出た翌日には軽減されていることがあります。副反応は病気ではないので受診をしても、副反応であることの診断と熱さましの処方となることがほとんどとのことでした。自宅に解熱剤がないときや病院の定休日などを確認しつつ、心配であれば病院を受診した方がママは安心ですね。

副反応は自然と症状が治まるのを待つのが一般的ですが、念のために病院を受診しておくとよいでしょう。筆者は副反応で病院を受診する前に病院に2回電話で相談をしました。

1回目は発熱をした朝一に、「昨日予防接種をして、今日、発熱していること」を伝え、2回目は症状の経過「熱が下がったり上がったりして波があり、今なおまだ平熱まで下がっていないこと」を伝えました。病院からは「副反応だとは思いますが、明日は病院が休みなので心配なら今日、一度受診をしておくことをおススメします」との返答でした。

おしまーい。

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