
「保育園選びはママにとって重大な一つの課題なんです」と主張されるママ達は多いのではないでしょうか?と問いかけている筆者もその一人で本当に結構悩み、そして考させられました。(市内全箇所の保育園見学をするほど保育園選びに必死なママです)ママが仕事に行くと、子どもは自宅より保育園の方が長く居ることになるから我が子を「快適で楽しく過ごせる保育園」に入園させたいと一生懸命になるのも当然のこと。保育園に通っている今だから語れる、保育園の現状から保育園見学する際に必ず確認すべき項目そして聞いておいた方がいいことをまとめました。
子どもを預けたい保育士の理想
これって「保育の質」が良いか悪いかの判断材料の一つに大きく影響してきます。
保育士の表情
「保育士の表情」の良し悪しの基準をまとめるのって、とても難しいんだよね。今回のサブタイトル「保育士の表情」は筆者の思うことをまとめます( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
子どもの面倒を見ている保育士のイメージって「優しい・穏やか・笑顔」の3拍子だと思っています。見学中の保育士は笑顔で微笑みながら子どもと一緒に過ごしていて、見学する保護者にも優しく穏やかに接してくれています。それってとてもいいことなのです。
では、保育士の表情の基準って何?って疑問になっちゃいますよね!?
子どもが危ないことをしたら真剣な表情で注意しないといけないし、褒めるときは満面な笑みを浮かべないといけない。子どもの年齢に合わせてどういう表情でいたらよいのか分かってくるので一概に、どんな保育士の表情が一番よいのかなんて明確な回答はない気がします。
その中で、私にとっての保育士の表情の基準って、何もしていないときの表情がどんな感じでどんな雰囲気を醸し出しているかってところかな!!なぜなら、保育士さんだって人だから、ずーーと笑っているわけではないからね。
「子どもは、五感で何かを感じ取り感性が育っていく」
↑↑↑↑↑
重要なキーワード•̀.̫•́✧だと思っている私。
だからこそ、保育士の何気ない表情を子どもは感じて、察して心に刻んで成長していくんだよね。
・笑っていないときの表情
・子どもと接していない表情
・何か書き物をしている時の表情
・保護者と話をしている時の表情
・子どもを抱っこしながら他のことをしている時の表情
子どもの保育とは関係ないことをしているときでも、明るいオーラ―を出しながら話しかけやすそうな雰囲気な保育士さんもいれば、一方で真顔に仕事しています!っていう感じの保育士さんもいます!
子どもが一緒にいて楽しいと思えるような表情や優しい気持ちになれるオーラ―を醸し出す保育士さんがいる保育園がいいなぁ~( ´艸`)♬
↑↑↑↑↑
あくまで私の理想な保育士さん♥
もちろん!子どもに事の善悪を教える場面で注意するときは、ダメっていうことが子どもに伝わる表情をしてもらいたい^^
子どもの扱い方や接し方
単刀直入に伝えると子どもを「丁寧に扱って欲しい」それが保護者の切な望みだけど、保育園の現場って、なかなか難しいんだよね。なぜなら、子ども一人に対して保育士が一人ずつ専任しているわけではないから。

保育園に通い始めて、こんなことってありえるの?って思った事例が次のこと。

保育士さんだって完璧ではないのは分かるけど、「子どもの扱い方や接し方が雑なんじゃないかな~」と思わせることがあれば、見学を数回重ねてもう少し保育園の様子を見た方がよいかもしれませんね(´⌒`。)
保育士さんの接し方や扱い方の良し悪しは、ママ達保護者の価値観や考え方に差があり判断基準は一概に正解があるわけではないと考えていますが、見学で「この園はちょっとなぁ~。子どもを預けて大丈夫かな」とママ達に感ずる思いがあれば、入園した後に何かしら問題が起きたり保育に不満がでてくるものなので慎重に保育園選びをすることをおススメします。
我が子が「悲しまないように、辛い思いをしないように、寂しい思いをしないように」と保育園で過ごしてもらうためには、保育士が子どもの立場で考えてどのように接しているのか見極める必要があります。丁寧に扱う以前に大切なことだよね。
私の見極めチェックポイントは次のこと。
2.子どもを置いてきぼりにして保育士が行動していない
⇒できる限り一緒に行動して傍にいる
3.子どもの訴えや視線を感じ取って子どもをあやしている
保育士の身なり
ちょっとは厳しい目で見た方がいい「保育士の身なり」は保育園の指導や保育士としての認識を確認することもできる見学でチェックすべき大切ポイントです。
保育園では、保育士の身なりは規定があります。
規定がなくても、守って欲しいことは次のこと。
・マニキュアは派手なものでないこと
・ネックレスはしないこと
・イヤリングやピアスはしないこと
・髪が長い場合は結ぶこと
・お化粧は控えめにナチュラルにすること
爪は伸びすぎないこと
ママの中には爪のお手入れをしているかもしれません。しかし、我が子の面倒をみるのと保育士としての職業で他人の子どもの面倒をみるのでは責任感の重さが違ってきますょね。
ママの爪で我が子が怪我をしてしまってもママの自己責任で終わってしまうものです。しかし、保育士は預かっている他人の子どもに自分の爪で怪我をさせてしまう要因をつくってしまうことは、子どもを安全な環境で預かる使命感と責任感の認識の有無に関わってくるのではないでしょうか。怪我をさせたくなくても、爪が長いと何かのはずみで子どもを引っかいたり、子どもに伸びた爪が当たってキズを負わせしまう可能性があります。そのちょっとした危ない可能性があるのであれば、その要因を排除しなければいけないと思ってくれる保育士さんに大切な我が子を託したいですね。
マニキュアは派手な色にしないこと
マニキュアには有害物質が含まれていて子どもにとっても有毒!それに、雑菌が繁殖しやすいんです。
保育園ではアルコール消毒液を使って除菌をしていますが、このアルコール消毒液はマニキュアを剥がしてしまうんです。
子どもには清潔な手で触って欲しいな。と思うママです^^
「保育園の先生がマニキュアをしているせいで、子どもがマニキュアをしたがっている!困っています」って保護者から言われちゃうかもです。子どもにとって見本となる先生になって欲しいなぁ~
ネックレスはしないこと
んー。それって、保育の場に必要なの?ってちょっと疑問がある私。
なぜなら、子どもがネックレスを引っ張たら先生は「やめて!ひっぱらないで。ちぎれちゃう」ってやめさせようとすると思うんぁ!!先生がネックレスをしておかなければ、子どもは先生から「ダメ!」って言われないのに…。「引っ張らないで!」という先生の拒否行動を子どもは受けなくて済むのに…。一方で子どもにとって興味があるものを取り上げられちゃうんだよね。んー。なんか複雑・Д・)と思ってしまうのは私だけかもしれない。
イヤリングやピアスはしないこと
ピアスやイヤリングは子どもが怪我をしたり誤飲をするから絶対にしないで欲しい。
否定的でごめんなさいね。
けど、本当に子どもにとって危ないんだよ。そう思う理由は、抱っこした時に、子どもにピアスやイヤリングが当たってしまい怪我をしてしまい、目に入ったり、ほっぺを傷つけたりしてしまうことがあります。そして、もし耳から落ちたら、子どもが誤飲をしてしまうことも考えられるんです。特に0歳クラスだとみんな畳や床に近いところが視界で生活範囲なので落ちているものをつかんでしまう
髪が長い場合は結ぶこと
1日に抜ける髪の毛の本数は平均で59本。
あくまでも平均であり抜け毛の本数には個人差が大きいです。⇒1日に抜ける本数は数本~250本以上
髪の毛が長くて結んでいない保育士さんが2人いると、最高で500本も髪の毛が落ちていると思うとゾッとしますね。
髪を染めるときは落ち着いた色にすること
私は、髪の色を染めることが子どもを預かる上で特に問題ないと思っています。大切なのは子どもが安全にそして、快適に過ごせて、保育をしっかりしてくれるのであれば保育士の髪の色を特に気にしていな保護者の方は多いと思います。
お化粧は控えめにナチュラルにすること
子どもをぎゅーって抱っこしたり、スリスリしたときにお化粧が子どもの顔や洋服につきそう…。
保育士の身なりのまとめ
保育士さんの身なりでのチェックポイントは、「保育に適した身なりであるかどうか」です。子どもが安全に保育園生活を送れるため、保護者は、保育士さんが身なりに気をつけているかを見極める必要があります。
保育士が「保育に適した身なり」をしていることは、「保育士としての認識や自覚の有無」や「園の規定を厳守できているか」、「人となり」の判断材料にもなります。保育園見学をした際には、保育士さんの身なりも観察してみましょう。
保育の仕方・保育方針はどうなのか
園の活動内容
子どもの活動内容
ほとんどの保育園では、運動会やお遊戯会がありますが、たまに実施していない保育園もあるようです。
また、年間行事が多い保育園、少ない保育園、保護者参加が多い保育園などさまざまです。
保育園での楽しい思い出を残して欲しいと願うママも多いと思います。
私の園の年間行事はこんな感じfa-arrow-circle-down
4月 | 入園式・児童調査・避難訓練 |
5月 | 健康診断・歯科検診
保育参観・親子遠足 |
6月 | 虫歯予防教室・交通教室 |
7月 | 七夕祭り・夏祭り・プール開き |
8月 | 七夕祭り(地域行事)・プール納め |
9月 | 十五夜・敬老会 |
10月 | 運動会・親子みかん狩り |
11月 | 文化祭(地域行事)・健康診断
お遊戯会・幼年消防大会(年長組) |
12月 | クリスマス会 |
1月 | 親子凧作り大会(3歳以上児)
保育参加の日 |
2月 | 保育参観・節分・児童館祭り |
3月 | ひなまつり会・お別れ会
お別れ遠足(年中・年長) 進級式・卒園式 |
保護者参加の行事数
保護者参加の行事がある場合、できれば参加をしてあげたいものです。しかし、仕事勤務の都合上、園の行事が多いとママは疲れてしまったり、ストレスを感じてしまったりするときだってあります。そのためにも、保育園見学時に保護者参加が多いのか少ないのかなどの確認をすることで、仕事と保育園行事のバランスをイメージすることをおススメします。
保育園の見学で「園のパンフレット」「入園のてびき」を配布するところもあれば、資料を配らない園もあります。もし、園のパンフレットや手引きをいただかなかった場合、資料がないかを問い合わせみるといいでしょう。
私の園で保護者が参加する行事はこんな感じ
4月 | 入園式 |
5月 | 保育参観・親子遠足 |
7月 | 七夕祭り |
9月 | 敬老会 |
10月 | 運動会 |
11月 | お遊戯会 |
2月 | 保育参観・児童館祭り |
3月 | 卒園式 |
園の保育方針
「保育園の保育方針」には園ごとよって異なっています。宗教を重んじている保育園や幼稚園以上の教育を行っている保育園などあります。思い描いていた保育園生活が送れるように園の保育方針は必ず確認しておきましょう!



園での食事内容はどうか
食べ物アレルギーの配慮
食べ物アレルギーの除去食を対応している保育園がほとんどです。しかし、アナフィラキシーを起こすまでの重篤な食べ物アレルギーがある場合は、必ず確認をしましょう。
食事献立はどんなメニューなのか
必ずと言ってもいいほど、保育園は「食育」に力を入れています。心配することは少ないですが、子どもの食べる量に合わせて給食量を調整してくれるなど、献立の品数や食材の産地、野菜は無農薬を使っているのか、どんな献立になっているのか、気になることは見学の時に聞いてみましょう。

子どもが快適に過ごせる環境かどうか
安全管理
園は子ども安全管理のために保育士は教育や研修を受けています。保育園見学で確認をしたいことは、園の施設や保育室の安全に気を配っているかです。
衛生管理・お迎え要請基準
衛生管理で気をつけることは、野外遊びをした後や食事の前後にちゃんと手を洗っているか、また汚物の処理、トイレの管理、部屋の掃除が行き届いているかです。特に0歳~1歳児のクラスでは水道水で手を洗わずに消毒液もしくはアルコールスプレーを手にこすりつけて対応している園もあります。
もう一つは、発熱や体調不良の子どもには、保護者のお迎え要請ができる基準を保育園が設けていることが大切です。つまり、病原体の持ち込みを最小限に控えることで、他の子ども達への感染経路を防ぐことにつながるからです。
園は集団生活のため特に衛生管理に注意し、病原体を持ち込まないようにする必要があります。
保育室の管理
保育室の管理は、保育士のちょっとした配慮で清潔な園が保たれるものです。子どものヨダレが床に落ちたままになっていないか、ゴミや埃がないか、遊具は危なくない場所に収納されているかを確認しましょう。
また、0歳児クラスでは、まだ首も腰も据わっていな子どもからほふく前進の子ども、たちたちができ始める子ども、歩き始める子どもまで様々な発達段階の子どもがいます。発達ごとに安全が確保できているのか注意しましょう。
見学で見ていると、たまに踏まれている赤ちゃんもいるものです。
我が子が快適に暮らせるように保育園の施設自体の安全管理をチャックしましょう。
その他で気になること
真面目な確認項目はココまで!これからは、少し気楽にまとめていきます。
だけど、見学時に確認した方がいいことだと思っています( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
慣らし保育の仕方
心配性な私は「娘ちゃんが保育園に慣れるかな?」「いきなりママと離れて悲しくないかな?」とママ自身の不安事があるんだけど…それが「慣らし保育」の仕方に関係してくるんだよね。園によって慣らし保育の仕方や考え方が違っているので、見学時にどんなふうに慣らし保育をするのか聞いてみると子どもを預けるママの不安も少し減るかも?しれません。
通常、慣らし保育は入園する約2週間前から始まります。しかし、保護者の希望で慣らし保育をしない場合もあります。しかし、慣らし保育って子どもの精神面で必ずやった方がいいことなのです。特に0歳児や1歳児はこれまでずーとママの傍に片時も離れずにいたわけで、いきなり知らない人の中に、知らない環境の中に、一人ぽつんと置かれてしまうと心の安定ができずにストレスで突然死することもあります。
亡くなった7人のケースを詳細に調べたところ、預かってから1カ月以内の発症が6人に上っていた。乳幼児は新しい環境において適応が難しく十分な注意が必要なことが浮き彫りになった。
死亡した全乳幼児の在園期間との関係を詳しく検討したところ、登園初日に死亡したのは6人。その後は、2日目=3人▽3日目から7日目まで=4人▽1週間以降1カ月以内=6人▽1カ月以降=14人▽不明=17人-という結果だった。
小保内さんは「小児の予期せぬ突然死は、原因が分かっていないのが現状。保育施設でも家庭でも、危険因子を排除した環境で育児をすることが現段階での最善の予防法だ」と話す。さらに、保育施設に預けられて間もない時期に発症が多いことから、一定期間、親が付き添う「慣らし保育」を実施するなどの対策が必要ではないか、と指摘している。
内閣府のまとめでは、保育施設に預けられた乳幼児が睡眠中などに突然死亡する「突然死」はおととしまでの10年間に146件報告されています。
このうち事故などのケースを除く43件を、多摩北部医療センター小児科の小保内俊雅部長らの研究グループが分析しました。その結果、全体の30%が預けはじめから1週間以内のごく初期に起きていて、1か月以内に起きた突然死は全体の半数に上っていたのです。研究グループでは、この預けはじめの突然死について、新たな環境への適応困難が要因になっている可能性を指摘しています。
小保内部長は「子どもは成長とともに新しい環境に順応する力をつけていくが、その経験が少ない3歳未満の子どもにとっては、保護者から離れて1人で保育園に入ることが、想像以上の大きなストレスになっていると考えられる。突然死の半数が起きている預けはじめの1か月については、特に注意が必要だ」と話しています。
延長保育の有無
どの園にも延長保育という制度があるものですが、園によってはことなってくるので延長保育ができるのか、何時までできるのかを確認しましょう!
そして、肝心なことは「延長保育を利用している子どもたちの年齢や人数」を把握することが必要です。地域性もあったり園によったりするのですが、延長保育の制度があるものも利用せずにほとんどの親が定時に迎えに来て、園側も定時で終わるところもあります。
保護者としても、我が子だけが一人ぽつんと残って一人もしくは小数人の先生の中で過ごしている状態なんて作りたくないですよね。地域性やその園に通っている保護者の勤務形態などの関係性があり延長保育をすると我が子が一人だけになっているということもあり得ます。
そのため、延長保育の有無、延長保育の利用状況を確認しましょう。
最後に(まとめ)
保育園見学で確認しておくべきことをたくさんまとめましたが、どんな保育園に子どもを通わせたいかは、保育園の活動内容や保育方針以外にもママの職場や自宅との距離、園の空き状況によってくるかと思います。
大切なことは、ママが納得いく保育園を選んで欲しいと思います。子どもがおいしいごはんやおやつを食べて、楽しく保育士さん達と遊べる―そんな快適な園生活を送って欲しい!そしてママとしても安心で安全な保育園に通わせてあげたいですよね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます٩꒰。•◡•。꒱۶
保育園の選び方にはママなりの優先順位や妥協した方がイイこと、そしてコレだけは外せないことなどの思いがあるものです。なので、どんな保育園が一番イイかなんて正解はないと思っています。だからこそ、ママ達は悩んでしまうんですよね。。。
子どもとママにとって最もベストな保育園を見つけられますように♥
おしまーい。