
目次
基礎を立てる前の地鎮祭について
地鎮祭とは
地鎮祭の式次第と意味
修祓 | 祭典に先立ちヒモロギ・神饌・祭具・玉串・参列者を祓い清める |
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降神 | ヒモロギに神様を御呼びし鎮まっていただく |
献饌 | 神様に神饌を御供えすること |
祝詞奏上 | 神主が施主・施工の中取りを持って神様に工事の安全を奏上する |
四方清めの祓い | 四方からマガガミ・罪穢が入ってこないように土地を清い祓い清める |
地鎮の儀 | これから土地をならし、家を建てることを報告する儀式 |
玉串拝礼 | 工事の安全や、工事の期間中の家内安全などを玉串に御祈念し、神様に2拝2拍手1拝の作法をもって拝礼する |
撤饌 | 神様に御供えした神饌を下げる |
昇神 | ヒモロギに御呼びした神様を本津御座に還り鎮まっていただく |
記念撮影や片付けまで入れると1時間ってところです。
地鎮祭のお供え物(神饌)
天気もよく、ちょうど菜の花も満開だったので、奥地には黄色の菜の花畑が見えています!
お供え物ってこんな感じfa-arrow-circle-down
お施主様がご用意するもの
・塩...1キロ
・米...5合(使い捨て袋に入れて持参する)
・水...現地のお水がよいとされています
(施工業者が準備することもあります)
・酒...一升
蝶結びのお祝い熨斗(祝儀用ののし紙)をつけてもらいます。
熨斗の表書きの上段は「奉献」、下段は「お施主様のお名前」を書きます。
お酒の種類は日本酒、焼酎でもどちらでもOK
・海の幸…魚介類(魚と乾物)
・鯛...「おめでたい」という意味で鯛が一般的ですが魚なら何でもよいです。
25㎝以上なら1匹、25㎝以下なら2匹、用意が必要なときもあります。
尾頭付きを用意します。
・昆布...袋入り1つ。
・山の幸…果物
メロン、パイナップル、りんご、なし、いちご、みかん、バナナなど季節の果物
・野の幸…野菜
人参(葉っぱ付きOK)、大根(葉っぱ付きOK)、じゃがいも、さといも、ほうれん草、 白菜、キャベツ、トマト、ナスなど
※匂いがあるネギや玉ねぎは、神様が嫌がるといういう伝えよりNG
・神主様へのお礼…初穂料もしくは玉串料として2~5万円
神主への御礼
お施主様は、神職への謝礼(神社へのお礼)のお金を用意します。
神社にお支払う謝礼を初穂料、玉串料などと言います。
地鎮祭で使うのは、祝儀用ののし袋です(上の写真を参照してください)。
蝶結びのお祝い熨斗袋に入れます。
個人の場合は、2~5万円つつみます。
熨斗袋の上段は「初穂料」または「玉串料」と書き、下段は、「お施主様のお名前」を書きます。
※「御初穂料」「御玉串料」「御神饌料」「御礼」などの表書きもあります。。
※お礼金は、あらかじめ金額が決められている神社もありますので、神社(社務所)に「地鎮祭の祈祷の初穂料の金額」を確認しましょう。
施工業者が準備してくれるもの
・青竹、笹竹
・注連縄(しめなわ)
・盛り砂、盛土
・鍬(くわ)、スコップ
・その他…紅白幕や、テントや椅子など
最後に
お施主様がご用意するものは、経費をお支払いすれば神主様がご用意してくださるケースもありますよ!その場合は、当日、神主様へのお礼「初穂料」とご準備していただいた「経費」をお支払いすることになります。

地鎮祭は30分ですが、野外なので、小さなお子様の体調管理には気をつけてあげましょうね!我が家の地鎮祭は3月下旬で、天気は快晴でしが、北風がちょっとありました(>へ<)
地鎮祭は、立ったり座ったり、お酌をしたりとこまめに動くことがあるので、抱っこ紐を嫌がらなければ、抱っこ紐で抱っこしてあげると身動きが楽になりますよ^^