子どもは何歳から動物園は楽しめるのかという動物園デビューの判断材料になるように我が子が0歳から1歳まで通ったリアクションなどをまとめます。動物園に行くのは早いかな。疲れるかな。と心配してしまうことってあると思います。
0歳児はほぼ無反応
抱っこ紐で寝ている時間が多かった
0歳6ヶ月に動物園デビューをした我が子。離乳食が始まったばかりなので昼食は自宅で済ませてから混雑を避けた時間帯に1時間ほどの滞在。約1時間の見学なので抱っこ紐をして園を回っていたら、抱っこ紐でユラユラされて気持ちよかったのかほとんど寝ていました。自宅から動物園までの車の中でお昼寝をして、園に入ってすぐのカバを見たらまた眠りについていました。6ヶ月は午前睡と午後睡をする子が多く、まだ動物に興味を示すことが少ないため動物園で楽しめた、充実した時間を過ごすことができたには程遠いのかなと感じました。
気になる動物は抱っこ紐からのぞき見程度
0歳10カ月に動物園2回のご訪問です。1歳前になると活動時間も増えて、興味がある動物には抱っこ紐から身を乗り出してジッと見つめていることが多くなりました。動く動物には人差し指を挿して、喃語で何かを伝えようとしている時もあります。動物園に行って赤ちゃんのリアクションがよく、家族一緒に楽しみながら園を回ることができる月齢ですね。動物園の滞在時間は2時間ほどでしたが、抱っこ紐で一緒に見学しました。
赤ちゃん、足湯に入る
0歳11カ月目の我が子。0歳児で動物園に3回目のご訪問です。この日は、足湯に入りました。動物園内に温泉(足湯)があり、赤ちゃんでも程よい気持ちよさを味わえる適温です。温泉ですが、硫黄のにおいも強くなく、冬場は冷えた体を温めるのにちょうどよいですね。動物園に関わらず、足湯、最高ですよ。
0歳児で3回、動物園に通いました。通った季節は夏を除いて春と秋の季節で、過ごしやすい天候と混雑しない時間帯を選んで動物園に行きましたよ。
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では、1歳になったら子どもはどの程度、動物園での楽しめるのかをお伝えしていきます。
1歳児は好奇心いっぱい
五感や感性を養える
1歳児になると言葉の練習が始まります。興味がある動物の名前を覚えて言葉の数が増やす機会になります。帰宅してからは動物絵本を見て「キリンさん」とか「ゴリラ」、「サル」など指差しをしママ達に教えてくれるようになりますよ。
目に見えたり言葉で表現できる何かではなくて、動物園の雰囲気や臭い、いろんな動物を見て触れ合うことで子どもの感性や五感を養うことができます。1歳は思い出として記憶に留めておくことはできませんが、家族で一緒に動物園に行ったんだよねという写真を残し、思い出話を将来できるといいですね。
指差しが脳を活性化させる
動物園を歩きながら回っていると、見た動物に「これは何?」と指差しをしてママやパパ達に問いかけてきます。「指差し」をすることは大切で1歳児としての成長の証とも言えます。初めて見る動物や興味がある動物がいることで、子どもの「なんだろう」という思考力を作る機会を与えることにつながります。
ほとんどの動物に指を指したりしていたので、子どもの指差しした回数は日頃の何十倍にもなったと思います。興味を引くことがたくさんあることで、子どもの発想力や想像力、考える力を生み出すよい機会になるのが動物園なのかもしれませんね。さすが、子どもが大好きな動物園です。
1歳児になると動物園をとても楽しんでくれるようになります。子どもの興味や好き嫌いによって気になる動物が異なってきますが、我が子を例にテンションが高くなった動物や怖いと思う動物をご紹介します。
テンションが高くなる好きな動物とは
●ゾウ
1歳児が一番テンションが上がった動物は「ゾウ」でした。普段からゾウが大好きで、絵本を見ても「ゾぉ~~ぉうさん」と目を丸くして大喜びをしているのでやっぱり動物園でもゾウを見るとハイテンションでした。訪問した平川動物園ではゾウがいるコーナーの前にツツジ(木の植物)が定植されているため、1歳児の身長では見上げてもオリの奥にいるゾウが見えないので、パパが肩車をすることに。子どもはゾウを見て「ぞーさん!ぞーさん!ぞーさん!」の連呼して大喜びで、動物園に連れてきてよかったと思えるぐらい1歳児が喜んでくれたのがゾウでした。
子どもの視野から観察できる窓があるのがグッド
ゾウのコーナーには、生態をよく知ってもらうためにゾウの行動やしぐさなどを提示している場所があり、慎重が約80㎝の子どもの目線から見れる高さに小さな窓がありゾウを身近にみれるようになっていました。その窓からゾウを見つけると「ぞぉ~うさん。ぞぉ~うさん!」とゾウがいることを一生懸命に指をさしてママ達に教えてくれていました。
ベビーカーに乗っていても見れる高さなのがグッドでした。小さな子ども目線でも見れる高さがあるのっていいよね(・∀・)
ゾウの紹介や文献は自由研究になる
ゾウのコーナーでは、たくさんのゾウ情報を紹介していました。
・土を掘るとき
・飲む時
・食べる時
・泳ぐとき
②大きな体を支える足の仕組み
③ゾウの群れについて
④ゾウが生まれてから大人になるまで
⑤アフリカゾウとアジアゾウの違い
⑥アフリカゾウについて
・アフリカゾウのいない地球
・アフリカゾウってどこに住んでいるの
・アフリカゾウのおしゃべり
・アフリカゾウの家族と絆
・アフリカゾウに起きている問題
⑦ゾウ使いについて
などなど平川動物園では興味深いゾウのお話が紹介されています
ゾウの情報は、1歳児というより小学生向けの学習コーナーと思える内容だったので今回はスルーしましたが、ゾウのことに関して興味深いお話がたくさん載っていました。
ゾウの次に興味を示したのは「アシカ」でした。
●アシカ
水族館にいるはずのアシカが動物園にもいました。平川動物園にいたのはカリフォルニアアシカという種類です。
子どもの身長と水深が同じ!リアル感が半端ない
水族館よりも迫力があったかもと思えるぐらいアシカコーナーはよかったですね。子どもの身長と水深が同じ高さなので、子どもの視点は海の中に自分もいる感じなんだと思います。1歳児にとって大きすぎず小さすぎずでアシカコーナーを楽しめることができていました。ガラス一枚張りのすぐそばにアシカがいますし、透き通った海水で遠くからアシカが近づいてくる様子がリアルに分かるんです。
大きいアシカに怖がらず、釘付けなんです。アシカが見えるガラスの前にはちょっとした休憩場があり座れるようになっています。
怖かった動物
一方でちょっと怖いと思ってしまった動物がいました。
●接近しすぎたキリン
それは、キリンでした(;Д;)
キリンという動物が怖いわけではないと思うのですが、慣れない動物園で最初に目にしたものがキリンでした。平川動物公園ではキリンの身長に合わせた高台からキリンを観察することができます。人がいるとキリンが近づいてくるので怖がってしまったんだと思います。実に触れる距離で、もしかしたら、洋服をぱくって加えられるかもしれないというぐらい至近距離でした。決して嫌なわけではなくタイミングが悪かっただけで子どもが怖がってしまうこともあります。
真面目に観察した動物
ゾウとアシカ以外は、比較的スムーズに見て回りましたが、次に興味を示してジッと見つめていたのは3種類の動物コーナーでした。
●カバ
子どもの目線から見下ろせるカバさん!体は大きいけど水の中でじっと動かないから怖くないんだろうね。
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●キレイな目で見つめるワニ
好き嫌いや苦手な方もいると思いますが、予想外の展開でワニさんに興味を示していました。
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●チョンマゲが面白いツル
そして、人の気配に近づいてきたツルさん。
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その頭のとさかすごいね!と言いたい(笑)
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最後に
(動物園を楽しめるのは1歳から)
最後に、動物園を楽しめるのは1歳からかなと思います。子どもの成長や興味により楽しめる年齢は変わってくることもあります。0歳児が動物に興味を示さなくても動物園に連れて行って、可愛い写真をたくさん撮って記録になると、子どもが大きくなった時によい思い出話ができますね。
子どもが小さい時、動物園にベビーカーと抱っこ紐のどちらを持っていこうか悩んだことはありませんか。1年を通じてベビーカーだけ、抱っこ紐だけで動物園に通ってみたときのそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。
おしまい。