ユリ咲きマリリンは花弁の枚数が異なる個体差が美しいチューリップ

マリリンは花びらが白地に赤色の筋が入ってすらっとした印象を与えるユリ咲きのような咲き方をします。マリリンを育てたいけど踏み出せていない形や花の咲き方や花色、育ち方を知りたい方は是非、本記事を参考にしてくださいね。マリリンの花はとてもキュートで可愛いですのでおススメです。

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特徴

マリリンの特徴は、咲き方と花色に特徴があります。チューリップとは思えないユリ咲きで、白地に躍動感ある赤色の筋が入った明るい花色をしています。蕾の時からユリ咲きであることが分かり、花びらの先端はシュと細く尖がっています。開花につれて草丈が長くなるので切り花にできますが開花した時の花の広がり方が大きいので花束にするときはマリリンをメインにした方がよさそうです。

マリリンの基本情報を引用させていただきます。
本当の品種名はマリーレーン。

品種名(Variety Name):マリーレーン
別名・漢字名(Other Name、Chinese characters Name):マリリン
英語名(English Name):Marilyn
分類(Division):ユリ咲き(Lily-flowere)
草丈(Plant Height):中茎(Middle)
開花時期(Bloom Time):晩生(Late)
色:レッド/ホワイト
枝変わり(Mutant、Sport):マリエッタ
初公開年(First Shown Year in this Blog):2003年

品種「マリーレーン」Tulip品種図鑑
購入したマリリンのパッケージ

尖がった蕾

マリリンの蕾は、葉から上がってくるときから尖がっていて細い特徴があります。ユリ咲き系のチューリップの蕾の特徴とも言えます。12月下旬に植え付けを行い約3カ月したら蕾がでてきました。

3/27 蕾が上がってきました

寄せ植えをしていましたが、風通りが悪くなってカビが映えそうでしたので寄せ植えの花を撤去し、草取りもしました。

マリリンの開花は晩生(遅咲き)なので同じ晩生であるレンブラント系を寄せ植えしました。レンブラントのチューリップも蕾が見えていますが、マリリンの方が開花が早そうです。マリリンの葉は長くて大きいです。

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花が咲いたよ

開花1日目(4月4日)

4月に入り4日目。緑色の蕾が開くと花びらの内側に赤色の筋が入っていました。短い背丈に対して花弁が大きめです。

開花2日目(4月5日)花弁が4枚の花が咲いた

マリリン初開花です。商品パッケージには開花4月~5月と記載がありましたが、4月上旬に開花しました。白色の花弁に赤色の筋が入った大きくスレンダーな花弁が上品です。各花弁に赤色の筋が1本ずつですが、咲き進み開花日数が経つにつれて模様が広がってきます。

花弁が4枚

開花3日目(4月6日)

横向きになっていた茎が立ち上がりました。茎の長さは約15㎝。実はこの草丈、後2日間経った開花5日目には結構高くなります。

開花4日目(4月7日)

スレンダーな花びらが広がると迫力があります。同時期に植えた球根も蕾が上がってきました。後から上がってくる蕾の草丈は開花前ですでに約20㎝あります。

昨日より草丈が伸びて約20㎝あります。花が大きすぎるわりに茎が柔らかいのでくねってしまっています。

開花5日目(4月8日) 花弁が5枚の花が咲いた

昨日まで蕾だった2本のマリリンが咲き始めました。こちらの花弁5枚あり、咲き方がユリ咲きみたいでキレイです。訪問者に「チューリップですか?」と尋ねられるぐらいチューリップには見えないですね。

 

3本まとめて咲いた写真をアップします。太陽の日差しに照らされて元気に開花しています。最初に咲いたマリリンはやっぱりどこかくねっていますが後から咲いた2本は茎がしっかりしてて真っすぐ立っています。

開花6日目(4月9日)

白地に赤色の筋が入っていた花びらに、赤色のモザイクが入るようになりました。チューリップにモザイク病がありますが、病気ではなく品種の特徴らしいです。

開花7日目(4月10日)

開花7日目。最初に咲いたマリリンがトップで咲いています。最初に開花した分、草丈が高い様子。花弁は4枚。花びらの赤色の筋が1本ではなくモザイクが入り始めました。

 

日中、3本とも元気に開花しています。

夕方に撮影。花が閉じている様子。後から咲いた2本のうち1本の茎が横になっていました。

開花8日目(4月11日)

開花8日目。鹿児島は雨。野外で育てているマリリンは雨に打たれて茎が斜めに倒れていました。折れているわけではないのでそのままにしています。天気が良い日は太陽に向かって茎が経つのでそのままで大丈夫です。

同じユリ咲きのプリティウーマンも同時に開花しているのですが、プリティウーマンの茎は同じ環境下で立っていました。マリリンの花はプリティウーマンより大きく花弁のバランスもあるため比重が重かったのかな。横になっていました。

開花9日目(4月12日)剪定

雨の日の翌日。茎が少しずつ立ち上げり、大きな花を咲かせていました。お花を見ていると、力強い元気をもらえるマリリンです。

開花9日目。剪定前。来年用の球根を育成するために剪定します。初めて出逢ったマリリン。咲き始めは変な咲き方をしていたけど、開花が進むにつれて満足ある咲き方をしてくれました。

最後に(まとめ)

マリリンは草丈が高く40㎝ほど伸びますので、鉢植えので寄せ植えをしたら立体的な空間をつくることができます。ユリ咲きチューリップは他のチューリップと比較すると開花したら大きな開きをするので迫力がありイイ感じですね。

ユリ咲きチューリップは他にも多くの種類があるので、花色や咲く時期、草丈、咲き方など育てたい品種が見つかるといいですね。マリリンが咲く同時期に、フリンジ咲きのチューリップであるクミンズが咲いていました。

マリリンの花弁が4枚の花と5枚の花が咲いたことには驚きましたが、チューリップの個性ですね。

おしまーい。

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