
温かくなる春から夏にかけて虫が多い時期です。気づかないうちに、ダニやノミ、蚊など虫に刺されてしまうことが多いもの。
目次
虫さされ時の経過とその対処法
アブ系の虫に噛まれて血が垂れている
畳の上で気持ちよさそうにお昼寝をしてる娘ちゃん。
寝ているままにしておこうと玄関の片づけをしていた時のできごとです。
アーーーーーーン。(○p>Д<)ゥゎァ——
娘ちゃんの鳴き声がして、駆け足で駆けつけると、なんと大きな虫がおでこにくっついていたのです。そして、血が垂れているのです。
急いで、おでこについている虫を手で払って、近くにある固いものでペチッ。叩いた虫は、証拠としてティッシュペーパーにくるんで保管しました。
おでこについていた虫は蜂に似た模様で、頭部に口みたいな針がありました!
いつもよりは小さく画像を配置していますが、虫が苦手の方がいらっしゃったらごめんなさい。
噛まれたけど腫れなかった
こんな大きな虫に噛まれて、血が流れていた状態でも、なぜか腫れなかったんです(驚)
(翌日も腫れずに、結局、何日経っても腫れる様子はありませんでした。)
しかし心配性な私は当日のうちに虫の現物を持参して皮膚科を受診しました。
皮膚科から虫さされのお薬を処方された
腫れの症状もでないまま無症状で診察をしましたが、後から腫れやかゆみがでるかもしれないと塗り薬を処方されました。
2タイプの虫さされの症状
虫に噛まれたのに、どうして腫れなかったのか疑問ですよね!
そこで、皮膚科を受診した際に、私が初めて知った情報をお伝えします。
実は、虫さされの症状は、体のアレルギー反応の表れ方による違いだそうです。
即時型と遅延型の2タイプ
先ず、アブは吸血性昆虫の一種で、皮膚を噛んだ際に血が固まらないように唾液成分を注入しながら、血を吸っています。
この虫の唾液成分を体が「異物」と認識した症状(アレルギー反応が起きた状態)が虫さされの症状です。すぐに症状が表れる即時型と後ほど症状が表れる遅延型の2タイプの反応があるとのこと。これは、同種の虫に過去に何回刺されているかによりアレルギー症状が異なってくるようです。
「即時型」反応は大人に多く。刺されるとすぐ皮膚がプクッとふくれ、かゆみが出るが数時間たつと自然に治まります。一方で、「遅延型(ちえんがた)」は赤ちゃんや子どもに多く、翌日から2日後に腫れてしまうとのこと。
・皮膚は赤くなり皮疹でき、かゆみが次第に強くなる。
・かゆみは1~2週間、何回もぶり返す。
虫に刺された時にすべきこと
今回は、玄関を開けた時にアブが室内に侵入してきたことが原因で、娘ちゃんが虫に刺されてしまいました。
玄関や窓などを開けるときは、網戸をしっかり閉める習慣をつけないといけないと思いました。また、網戸に虫よけスプレーをすることも効果的ですね!
赤ちゃんの傍に虫が寄りつかないことが一番ですが、大切なことは虫に噛まれた後の症状や状態を知っておくことで、虫さされ後に落ち着いて様子見や対応ができることだと思います。
・皮膚科に行くときは、できれば刺した虫を持っていく
・すぐに腫れなくても後から腫れたり痒みがでたりすることがある
・虫に刺されたところは消毒をする
・赤ちゃんが虫に刺された箇所を触らないように注意する
皆さん、気をつけましょうね!
おしまい。