自然体験指導者とは?-自然を愛し、恵みを次世代に伝承する-

自然体験指導者には、NEALリーダー、NEALインストラクター、NEALコーディネーターの3種類があります。今回は自然体験指導者としての全体像をご紹介します。

自然体験指導者とは

概要

全国体験活動指導者認定委員会 自然体験活動部会では自然体験指導者の概要を次の通りに掲げています。

 自然体験活動には、キャンプ、登山、ハイキング、カヤック、自然観察、農林漁業体験など、多様なフィールドで様々な活動があります。自然の中で感性を磨いたり、土地の伝統文化や食文化に触れたりと、専門的な知識と技術をもって自然体験活動の普及や振興に貢献するのが「自然体験活動指導者」です。
自然体験活動指導者として、様々なフィールドで自然の素晴らしさを伝えることができるとともに、全国の指導者が集う研修会や交流会に参加でき、活動団体や専門分野を超えたネットワークづくりや情報交換が可能です。

※自然体験指導者の資格を保有していないと体験活動ができないというわけではありません。有意義な活動にする1つの手段として、講習会を受け、指導者としての認識や心得、知識などを習得することで幅広い応用力を活かすことができます。

意義と目的

子供の頃の体験は人生の基盤であり、豊富な体験が、大人になってからのモラル、やる気などの「生きる力」を養成しています。近年、体力低下やいじめ・自殺、不登校・ひきこもりの増加など、青少年の抱える課題が問題となっていますが、これらは子供の頃の様々な体験の機会が不十分であることも要因の一つだと思われます。かつては、子供たちが様々な体験活動を行う機会が日常的にありましたが、現代では、体験活動の機会を意識的に提供することが必要になっています。そのためには、正しい知識と経験を有する指導者が必要です。

国立青少年教育振興機構では、青少年の自然体験活動を推進するため、NPO法人自然体験活動推進協議会との官民協働による新たな指導者養成カリキュラムとその認定制度を創設し、自然体験指導者(NEAL: Nature Experience Activity Leader)を体系的なカリキュラムに基づき養成しています。

自然体験指導者は、一定のカリキュラムを受講しすれば合格することができます。自然と向き合い、どのように関わっていくか、一方でリスクマネジメントも学んでいきます。

最後に(まとめ)

自然を愛し、地球環境を大切にその素晴らしさの恩恵を伝承する手段として、自然と触れ合い、自然と分かちあうことは必要です。次世代育成の一つとして我が子に伝えること、そして我が子の感性を豊かに、親子の絆(共感体験)を深めるためにも自然との関わり合いは重要な位置づけとなっています。