現場勤務から産休前の在宅ワーク転換をするデメリットとメリット

妊娠中、つわりや切迫流産、切迫早産などで自宅療養の指示がでたり入院をしたりすると会社勤めの妊婦さんは、今後も通勤をしながら会社に勤務できるかな、今まで通り現場で仕事ができるかなと不安になってしまうと思います。一方で、長期療養・休暇後や退院後に今まで通り仕事に行き現場で働く気でいる方もいます。そんな時、ふっと思うのが在宅ワークができればいいなぁという希望と反対に会社が妊婦さんの健康状態を配慮して在宅ワークを進めることもあります。今回は、会社勤めの妊婦さんが在宅ワークをした方がいいのかしない方がいいのか等のデメリットとメリットをh筆者が思うこと・感じたことでご紹介しますのでご参考までにお読みいただければと思います。

会社から有難いことに在宅ワークを勧められました。在宅ワークのメリットとデメリットを考える機会をいただきましたので記事にします。
前置き

在宅ワークのメリットとデメリットをまとめていく記事ですが、少し前置きをお伝えさせてくださいね。なぜ筆者が在宅ワークを会社から進められたのかというと、突然の体調不良で入院をしてしまったんです。そして、職場への通勤時間は往復2時間なので、会社側が母体の体調を心配されたことが理由でした。

在宅ワークを進められた理由の一つである突然の入院でした。その時の状況はこちらの記事です。妊婦さんのマイナートラブルの一つみたいなので、こんな症状もあるよという情報のご参考までに('ω')ノ

では、筆者が感じた在宅ワークのメリットとデメリットをまとめていきます。

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通勤時間

通勤時間は1日往復2時間、距離数70kmでした。就職先を選んだ時に通勤の覚悟はできていたのでその辛さより、通勤している時間活用について、悩んでいる時もありました。
通勤時間
メリット 交通網の煩雑さから解放される
朝ゆとりある生活を送れる
通勤時間を有効活用できる
⇒休養や自分の時間、家事等に当たられる
睡眠時間の確保ができる
⇒早起きしなくて良い
上の子がいる場合、保育園や幼稚園に早く預けなくてよい
⇒保育時間の短縮
デメリット 通勤手当の支給がなくなる
⇒産休・育休手当の給付額に影響する

メリット

自宅ワークの一番のメリットは、通勤しなくてもいいことかな!と感じます。通勤時間や距離が長い場合や渋滞・混雑の時間帯に通勤時間が重なっている場合、それから公共共通期間を乗り継いだりしている等、通勤の手段にもより、その煩雑さから抜けられることは、心身的にも負担が少ないので嬉しいことです。通勤時間がない分、その時間を有効活用(自分の勉強や上の子がいる場合、ゆとりある登園等)できたり、休養(睡眠時間の確保やゆっくりできる時間)に当てられるので妊婦さんにとっても一番、有難い環境です。

デメリット

悩んだのはお給料と出産に向けての給付金に影響がでることです。通勤がない場合、通勤手当やそれに付随する手当が支給されない可能性もあります。産前産後と育休中の給付金は、休業する6ヶ月前のお給料の総支給額が反映され給付額が決まってきますので、いざ長期休業となった時の生活費や家計に影響がでてしまうことが懸念されます。通勤がない分についてはデメリットはお金の問題以外になさそうですね。

人との関わり合い

人と話をしたり関わりながら、皆で協力しながら仕事をするのが好きだったので、自宅で一人で仕事となると・・・寂しいかな、仕事を楽しめるかな。
人との関わり合い(コミュニケーションの場)
メリット 周囲を気にせず仕事ができる
1人の時間を確保できる
デメリット コミュニケーションの場が少くなった
周囲の目がないため、仕事態度を評価されにくい

メリット

自分のパーソナルスペースで仕事をするので、周りに気にすることなく仕事ができるメリットがあります。例えば、妊娠中のマイナートラブルで辛い時って表情や顔色に出てしまうもので、風邪や鼻炎だったり、お腹の調子が悪かったり、トイレが近かったりとなると職場の同僚に気を遣ったり、遠慮気味だったり、迷惑や周りに嫌な思いをさせないようにしないと等から我慢してしまうことがあると思いますが、自宅にいると一人だけの環境なので、職場の人からどう思われているのかや妊婦さんの体調や様子、行動(姿)をどう思ってしまうのかなど、人目を気にせずに気楽に過ごすことができます。

特に体調が悪い時や気分がすぐれないときは、人と会いたくなかったり、話したくなかったり、笑顔をつくるのが辛かったりすると思いますが、それでも仕事(事務や入力等)ができる時には、在宅ワークは有効性があるのかなと感じます。

デメリット

仕事内容にもよりますが、営業職や人との関係性を構築、関わりがあってこそ業務になる職種に勤めている場合、その役割や役目を担えなくなる可能性や在宅ワークで近い仕事をしていたとしても完全に機能しているとは言えない立場になってしまうことも懸念されます。現場にいるからこそできる仕事や迅速に対応できる業務、仕事の量が確保できる点があった一方で、在宅で1人で仕事をするとなれば、仕事の幅が限られてしまいます。自分の仕事のあり方や仕事の楽しみややりがいがどこにあるのか追及してしまう時もあると思います。自宅で仕事をするので、家族以外の他の人に直接会ったり、話したりする機会も少なくなり、会って話した方がより通じやすいことや分かち合えることなどがなくなってしまうデメリットも考えられます。

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仕事場は自宅

会社に行く必要はないのは助かるけど、自宅で仕事をするってどんな感じなんだろう。
仕事場は自宅(仕事をできる労働環境)
メリット 昼食代を節約できる
人により化粧代を節約できる
妊娠中の出来事で何かあってもすぐに対応できる環境が整っている
⇒出産の病院が近かったり、かかりつけ医の病院にすぐに受診できたり
自宅空間のため、リラックスできる環境
デメリット 運動量が減った
会社でしかできない仕事がある
仕事の幅が減る
在宅ワーク環境の整備
リモートワークに慣れるまで時間がかかる
集中力がない方や人目がないと仕事ができない方は難しい

メリット

自宅で一人で仕事をしているため、休みたい時に休める!というメリットは妊婦さんにとって体調管理ができるので助かりますね!お腹が張っているときや少し休憩をしたい時など妊婦さんのペースで休憩を取ることできる場が多くあることは強みです。自宅という空間のため、心安らかにリラックスできる環境で仕事ができるのはストレスフリーにもつながりますね。

デメリット

自宅で仕事をするということは、仕事を集中してできる環境が必要です。特に、自宅ワークの仕事内容にもよりますが、どんな仕事も会社の業務としての取り扱われる守秘義務がありますので、情報の流出防止の管理やセキュリティ対策も必要になります。特に、ネット環境の整備は必要ですね。

最後に

今回の記事は、対象を妊婦さんに視点をあて、現場勤務から在宅勤務に変更するときのデメリットとメリットをまとめましたが、いかがでしたでしょうか?人それぞれ、仕事内容や職場の雰囲気、会社の在宅ワークの体制の充実、妊婦さんが在宅ワークを希望するときの体調によってメリット・デメリットが異なってくると思います。

例えば、妊娠中の悪阻やマイナートラブルで自ら休養もしくは在宅ワークを希望される場合、会社から在宅ワークでお願いしますと指示がでたとき、医者の診断書により「自宅療養や休養が必要」と判断があった場合などが考えられます。

在宅ワークをする?それとも、現場勤務にする?

①妊娠中の悪阻やマイナートラブルで自ら休養もしくは在宅ワークを希望される場合

自ら在宅ワークを希望される場合はメリットが多いからそう決断されていると思います。会社の在宅ワーク体制の充実をしっかり確認して、在宅ワーク中の仕事内容、期間、給料などを会社と話し合う必要があります。

②会社から在宅ワークでお願いしますと指示がでた場合

会社から在宅ワークを推奨された場合、妊婦であることも含めて在宅ワークをするメリット・デメリットを考える必要があります。会社が在宅ワークを推奨した理由を確認することが大事です。お給料に差があり不利な状況になるとき、在宅ワークをするかしないかを判断するのは貴女なので、会社と納得がいき、お互い合意のもと今後の働き方を決めていくようにします。

医者の診断書がなく、会社側から妊婦さんだからと心配されて在宅ワークを推奨された場合は、自分の気持ちに素直になった方がよいと思います。減給されず(固定給・今まで通りの雇用条件や給与体制)、在宅ワークの仕事内容にやりがいがあるときは在宅ワークの方がゆとりが持てたり体調に合わせ仕事ができるのでメリットがあるかもですね。

③医者の診断書により「自宅療養や休養が必要」と判断があった場合

自宅療養や休養が必要だけど、自宅で仕事がしたい!仕事ができる!仕事をした方が会社に迷惑がかからないのではと考えることがあると思います。医者の診断書があれば、傷病手当給付金の対象になります。休養をしながら傷病手当で家計を賄っていくのか、それとも在宅ワークもしていくのかなどデメリットとメリットの見極めが必要です。

医者の診断書があれば、休養しながら傷病手当を支給してもらった方が体も休めるのでよいのかなと思います。休養指示が出ている時に、在宅ワークだとなおさら気疲れしたり、見えないところで仕事をするので見える成果をださないといけないと逆にストレスを抱えてしまうことも。
おしまーい。
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