
入社してすぐに退職したいと思う人は珍しくありません。入社後すぐの退職はできるのか、そして無責任にみられてしまうのか、次の就職先に影響があるのかなど悩むことは多いと思います。転職してN社に入社2日目で退職(辞退)をして2週間後には再就職できた私が、退職に至るまでの考えや退職理由をお伝えします。
入社してすぐに退職するという私の考え
入社してすぐに退職しちゃった私!
読者の方から「入社してすぐに退職する方なんて…ありえない」と非難されていることだと思います。確かにそうですよね。非難されても仕方ない…ことをしてしまいましたε( ・д・)3
本当に、申し訳ないです(_ _)
しかし、後悔はしていません。
社会的にどう思われても、退職をしようと思った限りそこで仕事をしていてもその時間がもったいないと思ったからです。この時間は今しかないので、未来に向かって有意義に使いたいですね。
それでは、本題に入っていきます。
ハローワーク求人票と雇用契約書の内容が違った
転職の一つ目の理由は、これ!
「ハローワークの求人票」と雇用契約書の「基本給」と「就業時間」が違ったこと。
ハローワーク求人の紹介でN社に就職した私でした。入社して雇用契約書を確認すると、嬉しいことに総支給は求人票より高めでしたが、しかし基本給額が求人票の約40%以上減額されていたのです。そして、就業規則の出勤時間前と退社時間後に45分ずつのサービス残業がありました。暗黙の了解でのサービス残業なので残業代支給はありません。
総支給より私にダメージを与えた退職しようと思った原因は、出勤時間と退社時間でした。
なぜなら、娘ちゃんの保育園送迎時間があったからです。
8:30~17:00
⇓
(実質労働時間)
7:45~17:45
そんなの聞いていないよ~(@゜Д゜)-
1日1時間30分(90分)もただ働き!!って
どういうこと??
(心の叫びが声に出そう)
詳しくはこちらの記事にまとめましたので、良かったらどうぞ。
きっと、昔の私は、基本給や労働条件が違っても苦にならないし、気にしないタイプだったかも…。だけど、今は違うんです。
それは、私は子育てをしているので、働く理由の一つは「子どものため。家族のため。」だから。
転職する目的を叶えられなかった
私が転職する目的は「子育てと仕事の両立」でした。
内定をいただいた会社において、最終的に判断した内容は「子どもを保育園に預ける時間」でした。しかし、入社してから実質労働時間が「7:45~17:45」と分かった時点で、子どもを保育園に預ける時間が変わってしまったのです。
【N社・一般事務】
・1日の保育時間:9.5時間
・年間休日数:89日
・年間出勤数:276日
・年間の保育時間:
9.5時間×276日=2,622時出勤
・1ヶ月出勤数:276日÷12カ月≒23日
・1週間出勤数:23日÷4週≒5.75日
・1ヶ月の保育時間:
9.5時間×23日=218.5時間
・1週間の保育時間:
9.5時間×5.75日=54.6時間
fa-arrow-circle-right1カ月の出勤日数が約23日で、子どもを218.5時間預けることになる
・1日の保育時間:約10.5時間
・年間休日数:89日
・年間出勤数:276日
・年間の保育時間:
10.5時間×276日=2,898時出勤
・1ヶ月出勤数:276日÷12カ月≒23日
・1週間出勤数:23日÷4週≒5.75日
・1ヶ月の保育時間:
10.5時間×23日=241.5時間
・1週間の保育時間:
10.5時間×5.75日=60.4時間
fa-arrow-circle-right1カ月の出勤日数が約23日で、子どもを241.5時間預けることになる
これに、休日に行われるN社の会社の行事や町の奉仕活動などの参加や事前準備などを考えると、子どもと過ごせる時間は限りなく短くなることが分かったのです。つまり、転職先をN社とO法人で悩んでいた私がN社に決定した理由が根本的に覆されてしまったのです。
(騙されたまでとは言わないよv_v)
*O法人…N社と一緒に内定をいただいていた会社
最後に
やっと入社できたN社が「子育てしやすい環境」で子どもの急な発熱で早退することができる会社だとしても、もとより子どもと一緒にいる時間がなくなってしまうのでは、私にとってN社に転職する意味がなくなってしまいました。それに加えて、ハローワーク求人と雇用契約書の基本給が違ったのが退職理由でした。
⇒基本給が40%以上減額
②無給の実質労働時間があった(1日90分以上)
⇒子どもの保育時間が長引く
③休日の会社行事・町の奉仕活動がある
⇒子どもと過ごす時間がカットされる