薔薇のチュウレンバチ被害に愕然。決して寄せ付けないとやった対策

薔薇を育てていると気になる害虫被害。正直、一年中害虫に狙われている気がしますね。春~夏は、チュウレンバチとカマキリムシ。蕾ができるとバラゾウムシ。花が咲くとコガネムシ。冬はコガネムシの幼虫に薔薇の根を食べられて(>_<)。一年中、害虫に狙われていて、薔薇をこの上なく愛する育成者としてかなりのストレス抱えています!

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3月から飛来する厄介者

最初の害虫被害は、薔薇が芽吹く3月になって飛来してくる「チュウレンバチ」。いつも5月頃に見かけるのですが今年はなぜか早くご活動されていらっしゃるそうで、天気がいい日は30分ぐらいで約5匹は筆者の目の前をフワッと優雅に飛び、お好みの着陸する薔薇を探しているのです。見つけ次第、捕獲するのですが切りがない。

数匹倒すも目を離した隙に、やれてしまった薔薇。

薔薇のチュウレンバチの被害

チュウレンバチが産卵した痕を見つけて、すぐに処置を終えて、もう他に被害に遭っていないかを探すとすぐ隣の枝もや被害に遭っていたのです。

チュウレンバチの産卵痕(ふ化する前)の枝を細い針金で切り開き卵を取り除いていくけど、被害が大きいと道管(水が通る管)が壊されてしまうので結局は萎れてしまっうという結果に。

基本的な対策

黄色バケツを置く

害虫対策として知られている黄色いバケツに水を引いて薔薇の近くに置いていたけどあまり効果なし。水ではなく油がいいという話も聞いたことがあるけど、もしバケツの水をこぼしてしまったら土が汚れてしまうのでそれは避けたいと思いつつ。悩み悩み。黄色バケツだけで、飛来してくるチュウレンバチを100%防ぐことは難しいような気がしてきたのです。

そりゃ、そうだ('Д')と思って当然んですよ!読者の皆さま。

チュウレンバチではなく知らない虫は黄色バケツに落ちていたので効果がないわけではなさそう。

ちなみに購入した黄色のバケツはこちら。小さいけどがっつり黄色でコンパクトでオシャレでした!黄色だから目立ちますよ。

 

黄色だから目立つ!と思えば、黄色バケツがあることでよりチュウレンバチを引き寄せてしまうのではないかと疑問もありつつですが。

今度、実証してみたい(笑)

さて、黄色バケツで害虫対策に納得いかなかったので。というか、絶対に薔薇を害虫から守ってやる(; ・`д・´)

そして、決めた対策がこちら。ちょっとお金がかかってしまうけど。それでも害虫に薔薇を食べらえてたまるもんか!!と、考えたのがビニールハウスで育てそう。

という企みなのですが活用したのは簡易温室ハウスです。

防虫ネット

ビニールハウスは高価だし、設置も大変そう。それに場所も取るからと悩んだ結果、鉢植えにしている薔薇は「簡易の温室ハウスを買って、防虫ネットを張ろう」という考えたのです。地植えにしている薔薇も「防虫ネットで囲もう」と決意したのです。ただし、外観は悪くなってしまうかもしれませんね。しかし、ある程度薔薇が親木になるまで元気な枝や幹を作りあげて、樹形を整えたいという思いもあり、今一時の辛抱かなと防虫ネット対策プロジェクトを講じることに!

チュウレンバチは薔薇が新芽を伸ばす時期を狙っているので、新芽を伸ばす3月、シュートを出す6月、四季咲き性は秋開花時の9月頃が被害に遭いやすいと言えます。しかし、チュウレンバチは温かくなる3月から寒くなる10月頃まで活動しているので油断大敵ですね。

購入した簡易温室ハウスはこちら。

 

それに遮光ネットも張りました。

 

 

上のは鉢植えの薔薇を確保する分。地植えするときは温室ハウスも一緒に植え込んでもいいかなとイメージしつつ購入。

地植えはこんな感じで防虫ネットを張りましたよ。

粘着シート

粘着シートを活用する方法もあるみたいです。雨でも使えるのがあるので、育てている環境に合わせて選んでみてくださいね。粘着シートをどう設置するかも悩みどころです。あと、虫が苦手な方は粘着シートを交換したり処分したりするときに張り付ている虫をマジカに見ないといけないので要注意ですよ~。

茎にマジックで線を書く

茎にマジックで線を書くと、被害に遭いにくいらしいと聞いたことがありますが、個人的にはやってません。一つの株で数本の幹に産卵されていたので、産卵しても他のチュウレンバチが産卵に来て被害にあってしまったという苦い思いを経験しているので、この手の対策をする気になれず~という具合です。

薬剤散布

薬剤散布はしています!薬剤散布をすることで害虫が寄り付きにくいということや万が一産卵してしまったけど産卵痕を見つけられず、幼虫がふ化してしまったら薔薇の葉を食害されてしますので、ふ化後の幼虫対策としても農薬散布はやっています。本当は無農薬で育てたいけど、そうもいっていられないのです(^^;

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効果があると思った3つの対策とは

対策を5つ書かせていただきましたが、実際に継続している対策としては、防虫ネット・黄色バケツ・薬剤散布の3つです。この3つはチュウレンバチ対策として効果があるのではと思います。

薔薇を育ているのって、薔薇の苗代より資材代の方が高くつくかもしれませんね。

チュウレンバチの対策として木酢やニームオイルも一定の忌避効果があるようなので次回試してみたいと思います。

おしまーい。

 

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