子宮内膜が薄く10㎜以下でも妊娠できた!妊活中の内膜測定と治療

子宮内膜が薄いことは不妊治療の課題の一つでした。

主治医から「子宮内膜が薄い」と指摘されていました。不妊治療をし始めてから毎回エコーで内膜と卵胞の成長具合を確認していました。今回は、内膜に関する記録をお伝えします。子宮内膜の厚さの正常値が10mm以上と言われているのに対し、ほとんどの周期で8~10㎜前後という結果で正常値に近づくも、主治医からはもう少し成長して欲しいと言われてきました。それでも妊娠できるということを知ったので、内膜が薄くて悩んでいる方の励みになればと思い記事にします。

 

本記事でお悩みを払拭できるといいな

①子宮内膜が薄いと妊娠にくいの?
②妊娠できた時の内膜の厚さ

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①子宮内膜が薄いと妊娠しにくいの?

子宮内膜が薄いと妊娠しにくいと言われています。子宮内膜はいわば、受精卵が潜り込むベットのようなものです。では、子宮内膜が薄いとどう影響してくるのかを調べたところ、通っている病院の主治医と同じことを書いてあった記事を見かけたので引用しますね。

クリニックや病院によって治療成績は異なりますが、一般的に子宮内膜が8mm未満だと妊娠率(着床し、子宮内に胎嚢が確認できる率)が下がることが知られています。そのため、8mm以上あることが望ましいとされています。また、海外の研究報告では、子宮内膜が6mm未満の場合には流産率が高いという結果もあり、子宮内膜が厚いほうが妊娠しやすく、育ちやすいと言えるでしょう。

【専門家が解説】知りたい!子宮内膜の厚さって妊娠にどう関係するの?ふかふかにするには?

目指すは、子宮内膜8㎜以上、欲を言えば10㎜以上です。

その他、数点参考までに引用させていただきますね!

子宮内膜の厚さは一般的に7mm以上の厚さがあったほうが着床しやすいといわれています。しかし、3~4mmでも着床することもあります。

着床について「福田病院」

理想的な子宮内膜の厚さは、10ミリ以上であったり、8ミリや7ミリ以上であったり、いくつかの説がある一方で、「厚さとは無関係」であったり、厚さよりも内膜パターン(均一に白色)との関係が重要とも報告されています。
内膜が薄くても着床が出来る場合もあり、一概には言えませんが、薄い内膜はやはり妊娠率が低い印象があり、なるべく厚くすることも目指して治療を行っています。

子宮内膜の厚さ 〜着床障害の原因〜「産婦人科クリニックさくら」

さて、病院では排卵チェック時に子宮内膜の厚さを測る傾向があります。排卵後から生理前まで子宮内膜は日に日に分厚さを増してきます。

月経後、子宮内膜は1日あたり平均0.5~1.0mmほど厚くなっていきます。これが排卵まで続き、排卵後には1日あたり平均0.1mm程度厚くなっていくというのが一般的な考え方です。子宮内膜の厚さは排卵の時期に8~10mm、厚い方だと12~13mmくらいまで増えます。

子宮内膜が薄いと言われたらどうすれば良い?子宮内膜の厚さと妊娠率・原因・改善方法を解説

ということで、内膜は生理前まで少しずつ成長していることが分かりました。

 

これから妊娠できた時の内膜の厚さをこれからお伝えします。

③妊娠できた時の内膜の厚さ(測定値)

単刀直入に妊娠できた時の子宮内膜の厚さは、ズバリ「9㎜」でした。6か月分の子宮内膜を測っていた記録が次のグラフです。

この厚さは、排卵日を測定するためにおおよそ排卵3日前に計った厚さです。6ヶ月分のデータですが、不妊治療での測定ではほぼ毎月「子宮内膜の厚さが弱い。けど、こんなもんかな。」と言われていました。内膜の厚さもですが炎症を起こしていないかなどの状態も大事のようです。

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③治療

子宮内膜の厚さとともに、子宮内膜炎の改善も合わせて治療していました!

子宮内膜が分厚くなるには「食事」からとイメージするかもしれませんが(もちろん、食事にも注意はしました!)不妊治療中に、子宮内膜が薄くなる原因が黄体ホルモンの弱さが指摘され、黄体ホルモンを安定させる薬を処方されていました。

もう一つは、サプリメントを活用していましたよ。

 

まとめ

子宮内膜が薄くて子宮内膜を測定するたびに「8~9㎜」だった。けど、妊娠できて流産もせずに可愛い赤ちゃんを産むことができましたよ。

子宮内膜が薄い時の妊娠率

体外受精での子宮内膜と妊娠率のグラフです。子宮内膜が薄い人は妊娠率が下がる傾向があります。ここで大切なのは6㎜以上だと40%の妊娠率ですが6㎜未満でも30%は妊娠していることです。子宮内膜は6㎜未満では妊娠できないわけでなく10%妊娠率が下がるということです。薄くても30%妊娠しているし、厚くても60%は妊娠できていません。
内膜の厚みは絶対ではないということです。

子宮内膜菲薄化の治療 - 池袋えざきレディースクリニック

その他、気になることがあったので備忘録のために引用残しておきます。

子宮内膜が薄いとのことですが、子宮内膜は排卵後、厚さが8mm以上を維持できれば妊娠できます。

妊娠に理想的な子宮内膜の環境は、排卵後5~7日目(着床期)の厚さが13~20mm。これを維持しながらさらに血中の女性ホルモン値が100以上、黄体ホルモン値が10以上、プロラクチン(授乳ホルモン)値が15~50、黄体のう胞(排卵後の卵巣状態)が3~5cmであると妊娠率が高い傾向にあります。

妊娠に理想的な子宮内膜とは「小塙医院」

おしまーい。

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