休職・退職・人を嫌いになる前に。病んで立ち上がるまでの心の整理

仕事で悩むことって多いし、正直、働く以上ずっと付きまとうってくる永遠の課題だと思う。いや、永久的な精神的苦痛。だと感じることがある。

職場の人から言われて、考え過ぎて寝れない日もあったり、ひどい時は体調を崩してしまって、吐き気、発熱・・・・、仕事のことを考えると吐き気がしてきて「なんだかいつもの自分ではないみたい。」そんな感覚に陥ってしまう。メンタルは強い方だと思っていたから、体の不調は風邪が原因かなと思っていても、実はなんだか違う気がするという自覚もあった。

こうなっちゃうのは自分がいけないから?ダメだから?職場に合ってないのかな。

だけど、家族を養っていると家計の都合が大優先。自分の都合で仕事を長期休むこともできない。そんな中、悪戦苦闘しながら自分との葛藤をして、「仕事を頑張ろう!」と思えるようになったので苦しんでいる誰かのためになればと思い記事に残りしたいと思います。

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嫌なことはイヤ!書き出そう

職場のルールと嫌な思い

転職して2年目が経とうとしていた。(転職と言っても部署異動があったら仕事を一から覚えないといけないので転職に等しい。)そこで、仕事の覚え始めは「前任者の引継ぎ」から始まるが、実はこれが病んでしまう原因だったのだ。(と、振り返って分かった。)

業種によるが「前例に倣って業務をこなしていかないといけない。」その中で「個人独自のやり方でやってはいけないという基本のルール」が備わっていた。そこを踏まえて、一つ目の難破は前任者が後任者に丁寧に分かりやすく教えられるかにかかっているのだ。前任者から引き継ぎを的確にしなければ進まない業務だと感じる。

ここからは、単刀直入に書き出そうと思う。

①嫌だったこと!
②そんな説明分かりにくい!
③そんな伝え方ひどい!
④どうして教えてくれないの?
⑤嫌な顔しないで欲しい。
⑥言葉が足りないよ。
⑦勝手すぎない?部下じゃないよ。
⑧当たらないで欲しい。

とい思うことばかり。(今回の前任者は一年前に入社した年下だ。
長文になるが何がどうだったかを書き出そうと思う。(共感も同情も、意見もしないでねということでありのままの現状と思いを綴る。)

9つの病んでしまう現場と解決法

こんなことが苦痛だった!

①「まずは資料を見て!理解しないと覚えないでしょう」の一言。

引き継いだ業務が専門外というか未知の分野で用語すら分からなかった。業務の依頼がきて提出までの集約や書き方、どの資料を参考に数値を引き出しているのかも分からなかった。引き継がれた資料には殴り書きで書かれた字で全く読めないし、何をしめしているのかさえ分からなかった。そこで、前任者に聞いたら「どうやっていたかな。まずは資料を見て、自分でやってみないと分からないし、覚えないでしょう。資料を見て」と繰り返し言われた。

正直、資料を見ても分からなかったから質問したのに、何も解決できなかったあげく、同じ係で入社も近いのに、馬鹿にされた言い方がつらかった。「質問してすみませんでした!」と投げ返したかった。

数週間して、どうしようか悩んだあげく。

⇒(解決方法)前任者の前任者(2年前に担当した人)に聞きに行った。もちろん、前任者が休みの時にね。そこで思ったことが「前任者はどうして教えてくれないんだろう。分からないからだろうか。」だった。

知らない仕事を独断の判断でするのは仕事ではない。だけど、教えてもらえない仕事をどうやってすればよいのだろうか。過去の資料を見て、分からないところは前任者に聞くべきと言われていたのに。矛盾が多くて、どちらかというと怒りが先に舞い上がってしまった。分からないまま時間が経過すると同時にに仕事が嫌になっていく一方だった。

②上司と仲がよい部下は仕事を見てもらえる。

「上司××は、○○さんにはするように伝えたから○○さん分は終わらしているのに、君はなんでどうしてできないの?」というニュアンス。これは他社との契約業務で、引き継ぎ業務の契約が昨年の6月だった。今年は早めに契約をした方がよいのではと思い、昨年より早めに契約を進めようと、上司に決裁をいただきに伺った時のことだった。上司から「まず、この契約はどうして今なのか?だ!」と言われた。「昨年は前任者がもう少し後の6月に契約をしていたが、今年は早くした方がよいのではと思って、今行っている。」と回答をしたところ、上司から「○○さんの契約は自分が4月にはしなさいと指示を出し、すでに終わっている。が、これも4月にはすべきである。」と○○さんを褒め、自分は注意された。「4月から今まで、契約なしで進んでいる業務があれば目をつぶるしかない。」と罪悪感まで持たさせれた。

正直、○○さんは昨年も同じ担当で業務がある程度把握されている。言い訳になってしまうけど自分は引き継いでまだよく理解できていなかった。だけど、上司は、この業務を4月にすべきだと分かっていたならどうして○○さんと同様に自分には声をかけてくれなかったのだろうか。と悲しい気持ちになった。自分のことは気にかけてくれていないのだろうか。確かに、挨拶の仕方も自分に対しては違う。。

⇒(解決方法)契約の仕方もやったことがない方法で分からなかった。この業務の前任者は職歴10年以上で細かく教えてくれる職員だったので、前々職員に再度確認を行った。契約資料など分からないところは契約係の担当者にシステム操作などを確認しに行った。事務手続きはなんとかクリアできた。上司への鬱憤は気に留めないように、自分が気をつけようと前向きな姿勢を持とうと心がけるようにした。

③皮肉を言われる

広告費を負担してガイドブックを作成する業務で、何を載せたらいいのか係回覧で意見をもらった。その時に前任者からのメモが「○○万円もかかるものなので、(しっかり)検討するように」と気に障る一言を書かれた。アドバイスなのか鬱憤晴らしなのか、嫌になる一言をわざわざ書き残さなくてもよいのではと思う。このメモは係内6人、課長1人の計7人が見ていた。なんか—レッテルを張られているのを見世物にされた感じだった。

⇒(解決方法)前任者より上の職員と業務を進めていくことで、立場上、前任者は何も言わなくなった。イラっとした時でも前任者に反発しないで気持ちを汲み取ってあげることで円滑(円満)に事を進める秘訣である。それから鬱憤の解消法を見つけるしかない!(人に迷惑かけないようにね。)

④後任の問題

後任に仕事を教えるが、仕事が遅く、嫌なことを後回し。上席に確認をした方がよいと提案しても確認をせずに起案を回すので、係内の前任者(サブ)が上席に確認をしなければならない。上席の指示をメモを取って机に置いていたら、後任が見たのか触ったのか資料が散乱していた。一番苦労するのが、後任ができないこと苦手なことは先輩に任せきりで本人は習う姿勢がないことだ。自分の担当なのに同席しない、任せっきりは腹が立つ以上何も残らない。

⇒(解決方法)後任者の性格もあるので先輩の指導範囲内ならやってあげるというおおらかなスタンスが必要。後任ができるようになって欲しいと願っても本人の意思次第なのだ。業務のしわ寄せが先輩に来るかもしれないが、「後任は仕事を覚えられない。仕事ができない。」で業務レベルが上がらないで終わってしまうことになるが本人次第である。と割りきることも必要だ。

⑤仕事の価値観の問題

後任はこの職に就いたのは、「子育てがしやすいからだ」とのこと。職種にははたくべき役割と全うすべき使命がある。それの思いが同じ同志が集まって採用されているかと思うと実は違った。仕事をする上での意気込みや熱意が急に下がっていき、なんで自分はこの仕事に就いたのか分からなくなった。後任が仕事ができるように、後任が仕事ができることで社会に貢献されることで自分も誇らしい気持ちで自分の仕事や時間を差し置いて仕事をしていたから、やるせない気持ちだった。そして、自分が子どもの都合で休まないといけないときに「仕事と子育てどっちが大事?仕事に来て」と後任が投げ掛けてきた。正直、後任のために、そして、いろんなことが重なって自分自身仕事をするのが馬鹿らしくなった。

⇒(解決方法)採用の基準、採用の概念や要件、求めている人材は時代とともに変化していると思うし、社には多くの職員がいて皆が皆同じ考えで仕事をしているわけではないということを考えるようにした。十人十色。人は皆違う。ということだ。確かに、福利厚生の充実をねらって入社している職員はちょっとどうかと思う。仕事ができる人なのかもしれない。仕事をする上で福利厚生も大事。働く意義や目的、叶えたい何かが仕事と関連づいている人、自分の方針や考え、スタンスと同じ人を多く見つけて仲間にしようと思った。(そう思うと、仲間って大事なんだと振り返る。)人は人、みんな違う。だから、自分は自分。相手は相手。「自分は自分」という自信を持って、そういう点では自己中心的に、自分の気持ちを大事にしたらいいんだと思う。そういうことにしようと自分を納得させることも大事。自分のポリシーを磨くことで乗り切れるから。

⑥口出ししてくる隣の同僚

後任に教えている業務において、隣の席の職員(今年異動になった職員)がいつも口出しをしてくる。

⇒(解決方法)口出ししてくる同僚は、自分が好きな人。自分の知識を伝えたくて仕方がない人。だと思って、右から左に流したり、相槌して同感ですをアピールしておけば何も揉めない(笑)からそういう対応でやり抜いちゃおう。そうじゃないよ。ってどうしても思うことがあるなら、後で伝えたい相手にこっそり伝えて、あとはその人の判断に任せちゃおう!

⑦指示出し好きな同僚

某社は、全職員共有スケジュールのため他職員スケジュールに書き込むことができる。(もちろん書き込んだ職員の名前も分かる。)同僚がスケジュールに断りなく、「○○業務」と書き加えてくるのだ。100歩譲ったとしても内容を口頭で教えてくれないところに意地悪さを感じる。マナーというかエチケットというか、まずは相手に相談をして承諾をしてから共に業務を進めていくというのが筋であり、相手とのコミュニケーションも図れよいのではと考える。勝手にスケジュールに入れられて、内容も伝えられず、書き込まれた職員がわざわざ「これはどういう意味ですか?」と尋ねないといけないのだ。そう尋ね返された言葉は「そのままの意味です。」というのだ。それでは全く分からない。上司が部下に業務命令を出すのは分かるが、これはそれ以上にひどいのではないだろうか。こういう同僚を好きになれるのか、一緒に仕事をしたいと思えるのか否かというとどちらかというと好きにはなれないという回答が多数なのではと思う。

⇒(解決方法)納得できないことや業務を円滑に進める体制について、上司に相談することが一番である。後は上司の判断に従うで自分を納得させよう。ある程度の妥協とこう人への免疫力をつけて、タフな自分をつくるのも仕事をする上でメンタルが向上するし、一つ一つにイライラしないよい経験になると思おう。

⑧現場に出さないでいざ大役は止めて

電話番をさせておいて、いざとなったら担当ね!と大きな仕事を振ってくる。現場で経験をしないとできない仕事を振るなら電話番ではなく現場で仕事をさせて欲しい。

⇒(解決方法)仲のいい同士でペアを組んで仕事をしたり、都合の良い時だけ仕事を回されたりするものである。現場に連れていってもらえればまだ自分で目で見て体を動かしながら覚えていける。しかし、すでに「電話番として残っていて」と言われればそれは業務命令・業務指示なのだからそうせざる得ない。誰かが電話番をしないといけないし、レベルがあるが電話番も仕事の一つである。次の担当が誰になってもその人が不便をしないように、業務を回していけるように現場にでる職員もローテーションを組むなり、共有や報告をするなりすればよいのだが、そこまで手付かずだし、考える余地も必要ないと思っている人もいるかもしれない。これはどこの職場に行っても同じだと思う。きっとココだけの部署、会社組織だけではないのである。業務転換はつきものなので、業務転換がある職場である認識をし、業務転換に対応ができる強くなる自分を育てるしかないのである。

最後に、大事なこと

職場でいろんな不満や要望が募り積もってしまうこともあると思う。業務が忙しいとみんなイライラしたりピリピリしたりとストレスも多く、相手の気持ちを考えずに発言してしまうこともあると思う。

どんなことを言われても、みんな乗り越える力を持っているように思う。その力を発揮するために必要なことは自分が納得できる理論、スタンス、考え方、方向性を見つけ、確信することである。つまり、自分と葛藤をする時間、いわゆる、自分の気持ちを整理し、自分が納得できるように落とし込むという作業ができるかできないかなのだ。それには時間が必要である。だから、休んで休憩して、リフレッシュしないと。と言われる。

仕事が忙しいと自分の時間が取りにくい。子育てをしているとなおさら自分のことは後回しだ。そうすると少しずつ少しずつ心が回復できなくなってしまうことがある。

だから、最後に大事にして欲しいことは「自分はどうありたいのか、どうあるべきなのか」を見つめ、見つけ出す時間をしっかり確保することだと思う。

偉そうなこと書いちゃってごめんなさい。
心の葛藤をまとめました!

人は皆それぞれなので解決法も乗り越える力も違うから、自分の気持ちを見つける=自分の心を大事にできるのは、自分しかいないよ。

もちろん、相談相手に話を聞いてもらうとすっきりすることもあるので、相談することも一つのよい手段だね。

おしまーい。

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