水仙を育てようと思った最初の品種はディックウィルテンでした。
いやいや、ディックウィルテンの品種を育てて水仙の魅力にはまってしまいました。と、書くべきなのか迷いますが、今回、ディックウィルテンの開花の様子や育ててみた感想や特徴をまとめます。ディックスウィルテンが人気ですぐに球根が売り切れてしまう理由は、咲いた時の魅力がいっぱいだから(*'ω'*)
スイセン
"ディックウィルテン"
学名 | Narcissus spp.papyraceus |
科目 | ヒガンバナ科 |
大小 | 大型 |
開花 | 3月上旬~中旬(温暖地) |
花持ち | 7日程度 |
ディックウィルテンの概要はこのあたりにして、実際に育てた特徴をまとめていきます。
特徴
ディックウィルテンは落ち着いた黄色の花色で花の大きさが直径4~5㎝もあり大きめの花を咲かせます。花びらがたくさんあり、まるで薔薇のような花と表現することもあるぐらいです。(ちなみに、この時期の薔薇は芽出し中で芽かきが必要な時期。)草丈は30~40㎝で平ぺったい緑色の葉を持っています。開花は3月上旬~中旬で、他の水仙の品種;テテブークル、エンジェルウィスパーが咲き始め、あぜ道ではシルバーチャームやラッパ水仙が咲き始めている時期に重なっています。切り花としても日持ちしてほのかにツーンとした香りがしますがほとんど香りはないと言っていいのではと思います。長雨に当たるとうつむいて咲くようになります。寄せ植えでは中央や後ろ側がおススメです。小さな球根より大きな球根の方が開花がよく、大きな球根は2年目も開花します。土は培養土で育てていても球根腐敗病や青色カビ病になることもなく丈夫に育ちます。開花後の適切な掘り上げ時期に掘り上げてから秋まで保管し、また植え付けをするサイクルでよく育ちますので管理がしやすく育てやすい品種と言えます。基本は、1茎に1花の開花のためたくさんの花を見たい時は球根を咲かせたい花数分の球根を植えることをおススメします。
では、ディックウィルテンの開花の写真をアップしたいと思います。
写真集
最後に(まとめ)
黄色の迫力ある八重咲き水仙;ディックウィルテンは人気のため、市販店ではよく売り切れているのを見かけます。3球根で約500円なのでちょっと高めですが咲いた時の喜びは大きいですよ。難点は雨が降ると花がうつむいてしまうことと球根のお値段が高めであること、大型水仙のため植付けには場所の確保が必要だと思います。分球も良くしてくれる品種ですよ。
野に咲く水仙以外ではじめて園芸種として買って育てた品種がこの、ディックウィルテンでした。
おしまーい。