スイセン
"テテブークル"
学名 | Narcissus spp.papyraceus |
科目 | ヒガンバナ科 |
大小 | 小型 |
開花 | 3月上旬~中旬(温暖地) |
特徴
では、テテブークルの特徴をお伝えしていきたいと思います。まずは開花の写真をアップしますね。テテブークルを11月に植えて3月上旬から中旬にかけて開花した様子です。
花持ち | 10~15日 |
草丈 | 15㎝ |
花の形状 | 八重 |
咲き方 | 1茎に1花 |
用土 | 市販の培養土を使用 |
葉 | 平たい深緑色 |
ではでは、気になる特徴を質問形式でまとめます。
水仙独特の香りは少ないかなと思います。香りの受け止め方は個人差があると思いますが、先日開花したペーパーホワイトと比べるとほとんど無香りと言っていいはず。
午前中は日陰でしたが、午後に日が当たっていたテラスで育てていましたが、無事に開花しました。花は明るい太陽の方を向いて咲いてくれました。1日中お日さまが当たる場所で育てなくても枯れることなく育ちましたよ。
では次に、植え付けから開花まで観察記録をつけましたので考察していきます。
植付けから開花までの育てレポ
芽出しが遅い
11月に植え付けをして2月に地表に芽が出てきました。テテブークルの他にも数種類の水仙を同時期に植え付けをしたのですが、テテブークルは芽出しが遅い方でした。
他の水仙は1月には芽が出ていたのでテテブークルの球根は根腐れしてしまったのかと不安になることも。時折、軽く土を掘り起こして芽が動いているのか確認することもあったり―。
2月中旬になってやっと芽が出てきたと思ったら、その後の成長が早く、まだ芽出しでストップしている水仙より早く開花するに至ったテテブークルです。
2月中旬に芽を出して約1ヶ月したら蕾が上がってきました。
3月上旬になる草丈まで上がってきた蕾はもうすぐ開花しそうなぐらい膨らんでいます。草丈が15㎝ほどで、寄せ植えや鉢で育てるのにぴったりな品種です。
ここからやっと、テテブークルの開花の様子をご紹介できます!
蕾から花びらが1日1枚広がる
ここまで時間をかけて育ててきたテテブークルの開花を1日でも早く拝みたいと毎日、蕾が開花するのを観察していました。毎日が本当に可愛すぎるので1日ごとに写真を載せさせていただきますね。
3日かけて開花するテテブークルの花は1日1日に変化があり違った表情を見せてくれます。蕾が開き始めると花びらをウサギの耳みたいに立てながら開花する姿はめちゃくちゃ可愛すぎますよ。
今回の蕾は開花に4日かかりました。緑色の葉に黄色の八重咲きは見ごたえあります。
最後に
今回紹介させていただいたテテブークルは寄せ植えしていました。ので、寄せ植えはどんな感じだったのかを反省点を踏まえてまとめます。
テテブークルと寄せ植えしていた花は、宿根草のアリッサムとシレネ ユニフロラ ‘ロゼア’、ムスカリ、アネモネでした。アリッサムが栄養系だったためかなり大きく広がってしまいました。ムスカリはほとんど芽が出てこなかったので球根が腐れてしまったのかもしれませんね。2球ほど出てきましたがアリッサムが覆い被さってしまったことで日光が当たらず貧弱な姿になっていました。シレネ ユニフロラ ‘ロゼア’とアネモネは株がありますが開花時期が揃いませんでした。残念。
失敗しない寄せ植えには万能なビオラがいいですね。テテブークルが咲いている時期は、ムスカリ(ネグレクタム)、ネモフィラ、イベリス等が他の寄せ植えで最盛期を迎えていました。
最後に、テテブークルはどの角度から撮影しても可愛い!
おしまい。