愛好家が育てた八重咲きで可愛い珍しい水仙(スイセン)の品種

育てた水仙を紹介しています。小型と大型の水仙に分けて八重咲きの品種を集めてみました。お好きな水仙が見つかりますように。

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小型水仙

リップバンウインクル

  • 開花時期:3月下旬~4月上旬
  • 開花期間:7日間
  • 学  名:Narcissus‘Rip van Winkle’
八重咲きで花弁はとんがっているような印象を与えます。花は直径3㎝ほどですが花びらが多いため重く、うつむきもしくは垂れて咲くことがあります。切り花としては使えなさそうですが、他の品種に似たような花を見かけないと言えるほど独特の花をしています。花びらは黄色ですが緑色の筋が多く入っていますので、黄色と緑色の複色と表現してもいいかもですね。1球根から2~3本の茎が伸びて花を咲かせてくれます。

テテブークル

  • 開花時期:3月上旬~中旬
  • 開花期間:10~15日
  • 学  名:Narcissus ‘Duet’
花は真っ黄色一色で花びらにほのかに緑色が入っている八重咲きのミニ水仙。草丈も15㎝程度で寄せ植えにしやすく管理がしやすいため育てやすい品種と言えます。切り花として花瓶に挿した後は日持ちがせず花が傷みやすいが、植えたままの状態での開花だと1週間程度花を楽しむことができます。ビオラやアリッサム、ムスカリと開花時期が揃うため寄せ植えがしやすいです。数個の球根を植えても、開花は揃うことが多いため一度に多くの花が咲いている状態を楽しむことができます。

日本水仙(八重)

  • 開花時期:1月下旬~2月上旬
  • 草  丈:30~40㎝
  • 学  名:Narcissus tazetta L. 'Plenus' もしくは、Narcissus tazetta L. var. plenus Nakai.
日本水仙のミニ。丈夫でほったらかしで毎年増えていきます。自生力強し。ある一定の球根サイズにならないと開花しない傾向もありますので広々とした土地に植えると良く広がり花上がりもよくなり一面を覆ってくれます。花は2~3㎝ほどのミニですが草丈は30~40㎝ほどあるので花壇では後ろ側に植えることをおススメします。水仙の中では一番早く開花します。香りがよく、咲いたばかりの花を花瓶に飾ると5程度花持ちします。香りは咲き始めの1~2日が最も強く、良い香りがします。

大型水仙

レプレット

  • 開花時期:3月中旬
  • 開花期間:3~4日
  • 学  名:Narcissus 'Replete
白色とサーモンピンク色の花びらが交互に重なる八重咲き水仙。品種名の Replete は「満たされた」という意味。花びらがぎゅっと詰まった感じではないのでふわっとした優しい印象を受ける花の咲き方をしています。一方で花びらが薄いため雨が降ると傷みやすく、花びら同士がくっついてしまったりうつむいてしまう傾向があります。花は直径5~6㎝あり、大型水仙に分類されています。テテブークルが咲いた後にレプレット、同時にミレーナが咲き始めました。

ミレーナ

  • 開花時期:3月中旬
  • 開花期間:7日間
  • 学  名:
ラッパ水仙の八重咲きをイメージできます。基本は、1茎から1花上がってくる花の直径が4~5㎝ありますが立体的な花の作りため大きく見えます。大型として取り扱ってもよいかと。草丈は30~40㎝あるため花壇では後部に植えた方がよい方です。花弁が硬く、花びらが重なって詰まっているため雨に強く、またうつむいて咲くことはないと言えます。優しい黄色のため目立つことなく大人しく咲いている印象を与えてくれます。

ディックウィルテン

  • 開花時期:3月上旬~中旬
  • 開花期間:7日間
  • 学  名:
黄色の八重咲き水仙で花が大きく4~5㎝あります。咲き始めは雨が降っても真っすぐ自立してしますが、咲き終わりで雨が降ると茎が倒れてしまい花がうつむいてしまいます。切り花としても長持ちします。球根が小さいとその年は葉だけが伸びて花は咲きませんが、大きめの球根ですと見事な水仙を咲かせてくれます。開花時期はバラバラなので、同時に数個の球根をまとめて植えても同じタイミングで開花しない場合もあります。一度は育てたい水仙の一つ。

ホワイトライオン

  • 開花時期:3月上旬~中旬
  • 開花期間:7日間
  • 学  名:narcissus ‘white lion’

白色(クリーム色)の花被片とレモンイエロー色の短い花被片が交互に重なる八重咲き水仙。草丈が30~40㎝になるため切り花として花瓶に飾ることもできます。八重咲きで花に重みがありますが雨でもうつむいて咲かないほど茎が太くしっかりしています。同じ花型のレプレットと同時に開花するので一緒に育てると色違いの水仙を楽しむことができます。太陽の光に当たると白色の花弁が反射してより一層白色が増して力強い印象を見せてくれます。

サーウィンストンチャーチル

  • 開花時期:4月上旬から中旬
  • 開花期間:7日間
  • 学  名:

ひらひらとしたボリュームたっぷりの白い花びらに黄色の筋が入る品種でウェディングのブーケにも使われたりします。

オブダム

  • 開花時期:4月上旬(温暖地)
  • 開花期間:5~7日
  • 学  名:Narcissus 'Replete
水仙の芽出しが一番遅く、開花も比較的遅いためほとんど水仙が咲き終わった4月上旬ごろに花を咲かせてくれます。大人しめの色合いで目立つことなく可愛らしい花を咲かせてくれますので、お上品な印象を受けます。草丈が長くなるので花瓶に飾りやすく花持ちもよいと言えます。
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最後に

育てた水仙が開花したら随時、投稿していきます。

お楽しみに。

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