手足口病の再感染は軽い!保育園を休まないで登園できた症状と方針

2回目の手足口病に子ども(3歳児)が感染しました。1回目に感染した症状と比較すると2回目の感染は軽く、保育園を休まず登園することができました。今回は、2回目の手足口病に感染した子どもの体調、病院受診での問診や質問、発疹があるけど保育園に登園できた基準についてまとめます。

手足口病の2回目の感染は軽いでした。症状を写真でお伝えします。
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初期症状

瞼の腫れ

目の腫れが今回の手足口病の初期症状でした。

発疹が確認できず瞼の腫れだけの症状で、ものもらい(まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して化膿性の炎症を起こして腫れた状態)と考えたのですが後ほど、手足口病の初期症状であることが分かりました。

瞼の腫れは、寝起きは腫れぼったく、夕方には治まっているという症状を3日ほど繰り返しました。この時、発熱・微熱はなく普段通りの生活・食事・活動を行えるほど元気でした。

手足口病の始まり(瞼の腫れ)
   

 

瞼が腫れた日から5日目が経過した頃に次の症状がありました。

微熱、手足口に発疹がでる

保育園で給食を食べる時に、子どもは口の中が痛くて泣いて食べれない状態でした。口の中と指、足に発疹が出てきました。

その日、子どもは朝から少しご機嫌が悪く熱を測ると午前中36.8度でしたが徐々に微熱となり37.6度まで上がりました。午後睡をすると36.8度まで下がっていましたが、平熱と比較すると体温が高めで発熱したのではと考えられます。それから、食事の時に口の中に食べ物があたると’痛い!痛い!’と泣いてご飯を食べることができませんでした。保育園の給食はカレーうどんでしたが、食べられずでした。口の中に発疹ができ、舌に炎症がありました。

口の中と手先にできた発疹の写真を載せます!
   
子どもの発熱、発疹、食事が摂れないほど痛みがあることより、当日、子どもクリニックに症状を伝え受診することにしました。受診した内容や診断結果、処方薬についてお伝えします。

病院受診

診察・結果

病院に到着後、遡って発熱があったため隔離室での待機となり、検温をすると37.2度でした。主治医の診察では、口の中、指先、足、おしり、背中、と発疹の確認、保育園の流行している感染症を確認後、「手足口病」と診断されました。手足口病でしたが、保育園に登園して大丈夫との結果でした。

処方

薬は、炎症を和らげる橙色のシロップと発疹に塗る細菌の感染を押さえる塗り薬で口の中にも塗布してよいものでした。

薬の写真を添付
   

Q&A

手足口病は保育園を休まないといけない感染症の一つで、感染したら登園許可願を園に提出する必要があります。どの程度の症状なら登園許可が下りるのかを主治医に確認しました。

微熱は登園できる?

平熱ではなく微熱36.8~37.2度前後の熱は「熱が出た」とは言えないとのことで、この程度の体温であれば登園しても大丈夫とのことでした。

発疹があるけど、登園できる?

手足口病は夏風邪の一つですから、発疹があっても解熱して、普段通りであれば登園ができるとのことした。

手足口病は解熱し子どもの機嫌がよく普段通りの生活ができれば発疹が残っていても登園できるみたい。
主治医が「登園できる!」とお話されても、発疹がある以上、保育園側は園内の感染防止のため預かれず、自宅療養した方がよいのではと考えてしまうもの。そこで、発疹があるけど登園ができるのか通園している保育園に聞いてみました。
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登園できる方針

手足口病の園児を預かる上で保育できるか3つの方針を決めているようです。園にとって方針が違うと思いますので必ず通われている保育園に確認をしてくださいね!

主治医は「手足口病だけど登園しても大丈夫」とお話されていましたが、発疹がまだありますが保育園で預かっていただけますか?

手足口病の園児を預かる上で、園で決めている3つのことがあります。
主治医が登園できると許可を出していることに含めて、保育士が子どもを預かることができる園児の体調を3つ条件を次に箇条書きでまとめます。
手足口病の園児が登園できる3つの条件
解熱していること
食事が摂れること
機嫌が悪くないこと

発疹で痛い時の食事

解熱して機嫌はよいけど、口の中に発疹があると痛みを伴うので普段通りの食事が摂れるかなと心配になりますが、そこまで心配しなくても大丈夫なケースもあります。子どもは好きな物は食欲がある傾向があります。
調整薬局で炭酸入りのジュースを欲しがって飲み切っていました。

   

口の中の発疹が痛くてご飯が食べれないのではと心配していましたが、好きなジュースは飲めることも。しかし、大好きなスパゲッティやお味噌汁、ふりかけご飯、甘いハウスミカンなど、夕食も痛くて食べれない様子でした。保育園の給食も口の中が痛くて食べれないのであれば登園は難しいところ。そこで、自宅からおかゆを持たせることにしたんです!3歳児になると園に白ご飯だけ持ち込みになる体制が多いので、自宅で7部粥を用意してあげました。すると、口に発疹があって痛くてもおかゆは食べることができました。

体調不良のとき、療養のときは、おかゆが一番!

口の発疹が痛い時の食事

おかゆ(7部粥)

※鮭やシラスなどトッピングを混ぜてもよい

手足口病と診断され発疹がある症状でも3つの条件をクリアして、保育園を休まずに登園することができました。
さて、手足口病の発疹が何日ぐらいで治まるのか経過をまとめます。

経過観察(完治まで)

登園1日目の症状

特に口の中が痛いようです。舌に炎症がありました。3歳児になると「ママ!ココが痛いよ」と教えてアピールしてくれます。

起床時、舌の炎症が目立つ
   

登園から戻って来て、処方薬を飲ませるときに再度、舌の状態を確認しました。すると、朝よりひどくなって炎症を起こした皮がふやけてただれていました。出血まではしていませんが、血が充血していて痛そうです。それでも、おかゆは食べていました。

就寝前、舌の炎症が酷くなり皮が剥ける
   


その他にも引き続き、手と足と発疹が確認できました。手と足の発疹は特に痛がらせしたり痒みがあったりするわけではなさそうでした。

手の内側、足の数カ所に発疹がでる
   

子どもへの声かけ

子どもは「コレ!何ができている」と教えてくれるので親は説明をしてあげるとよいですね!

発疹なんだよ。風邪を引いて体が無理をしていることを教えてくれている証拠なんだよ。だからしっかりご飯を食べて栄養を蓄えて、早く寝って元気になろうね!手洗いうがいも頑張ろうね。

子どもは自分の体にできたいつもとは違う発疹に、「そうなんだ!」と理解させてあげることが大事です(*'ω'*)

舌が痛くて夜、寝れない

就寝して、もうすぐ寝そうというときに舌が痛くて’痛い!痛い!’と声を上げて寝付けないことがありました。3歳児になると自分の気持ちを伝えることができるから寝れない理由が「口の中が痛いから」と分かるけど、まだ言葉が伝えられ年齢で感染すると、発疹が痛くて寝れない状態だけど、ママは何で寝付けないのか理由が分からないかもなと感じますね。

口の中にできた炎症は痛みが多く、寝付けない場合もあります。

発疹が痛いんだね。大丈夫だよ。よくなるからね。
子どもが痛がらせするときは、子どもの気持ちになって思いやりのある声かけをしながら、背中をトントンしていあげると落ち着き、また寝始めるので、つらい時もママが傍にいてくれる温もりと安心感を伝えてあげられるとよいですね。

登園2日目の症状

登園2日目も朝、お口が痛いようでまた炎症もあるため、この日も保育園におかゆ持参です。登園1日目よりは炎症が引いているように感じます。少しずつ回復しています。

舌の炎症が引くが、発疹はまだ残る
   

晩御飯もおかゆ。入浴はしています。夜、口の中の痛みで寝付けないということはなかったです。

登園3日目の症状

だいぶ、治り始めてきました。おかゆが食べやすいようで保育園にはおかゆを持参しました。朝ごはんは、大好きなチョコパンを食べていました。

舌の炎症が治り始める
   

夜は、ヨーグルトを飲んで、さらに処方されたお薬を「オレンジ味がする!まだ飲みたい!」と元気いっぱいでした。

登園4日目の症状

この日も念のために保育園にはおかゆ持参です。おかゆが柔らかくて食べやすいようで「おかゆっ子」になってしまいました。舌の炎症は見た目上、治ってきました。

舌の炎症が痛みを感じないほど治る
   

登園5日目の症状

炎症も発疹も完治しました。

朝、登園時に子どもが先生に「舌、痛くないの」と自ら意思を伝えていました。

3歳児になると自分の体調の良い悪いの判断ができるようになっています。

おかゆではなく白ご飯を持たせ、夕食はカレーを食べることができました。

5~6日目で完治
舌の炎症、手足の発疹がなくなった
白ご飯を食べられるようになった
子どもが体調がよくなったと自覚する

最後に(まとめ)

最初、瞼が腫れた時から完治までの日数をカウントすると約10日かかりましたが、病院受診から完治までの日数は約5日でした。

おしまーい。

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