手足口病に大人が感染!子どもより重く辛かった症状と経過

手足口病に大人が感染!子どもより重く辛かった症状と経過

子どもの手足口病が大人にも移ってしまうから気をつけて!と分かっていても、大人に感染してしまい、手や足、顔に発疹ができてしまった時の症状を記事にします。子どもの手足口病が大人に感染した時の症状やその経過、予防策として気をつけたいことをまとめています。

実際の大人の発疹の写真を掲載していますので、見たくない方はスルーしてくださいね。手足口病の症状か経過には個人差がありますので、ご参考までにお願いします。

大人も手足口病に感染する

「手足口病は大人にも感染するの?」と言われると、初めはちょっと半信半疑だと思います。
なぜなら「大人には免疫力があるし、ある程度、抗体もあるから大丈夫!!!手足口病って、夏風邪の一つだから風邪と同じぐらいの症状の程度だよね。」と、思われがちです。

しかし、大人の感染を目のあたりにしてしまい唖然としました。

子どもの手足口病の初期症状(発熱)から3日目に大人が手足口病に感染しました。

ウイルスの種類

手足口病の病原体は、コクサッキーA16(CA16)、CA6、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスと、数種類あります。感染した病原体には抗体ができますが、違う種類の病原体に感染した場合、また手足口病を発症します。大人は、これまで気づかないうちに手足口病に感染していたり、以前感染した種類に対して抗体ができ症状がでなかったり、症状を緩和できたりですが、新しい病原体の種類に感染した場合、潜伏期間を経て手足口病が発症します。

手足口病!
やっぱり恐るべしです( ゚Д゚)

発症から完治までの症状

これから、大人の手足口病の苦しみを時系列でお伝えしてきます。
ほんと、つらかったです。( )

【1日目】前兆(関節の痛み)

関節が痛くて、腰痛がひどいです。

仕事から帰ってきた夕食前「関節が痛い…!!」から始まったその日は、子どもの手足口病が発症後3日目でした。大人の手足口病は関節痛から症状が現れ、個人差があると思いますが腰痛がひどいとのこと。

 

【2日目】倦怠感・脱力感・発熱39.2℃

2日目は「体が怠い…!!」と足元がフラフラして、夜は39.2℃の高熱が出てしまいました。ベットの上で横になって休まないと立っていられない状態で食欲もありませんでした。

倦怠感、虚脱感、意識がもうろうとし、インフルエンザの初期症状みたいな感じです。熱が39.2℃まで上がりました。夕食は、のど越しがよい素麺を少し食べて、就寝することになりました。

 

【3日目】発熱、関節痛、寒気がある

3日目は、引き続き関節の痛みや高熱が39.0℃前後あり、さらに寒気がひどくなりました。そして、手をよく見ると発疹があり痒みがありました。

手にうっすら出ている発疹は、痒みがありました。そして、発熱、関節痛、寒気に苦しめられました。これこそ「辛い」の一言です。

【4日目】解熱、「手足口病」と診断された

朝、熱が37.2℃に下がったので、内科を受診すると「手足口病」と診断されました。発疹が手の表にポツポツとあり、その夜には手の甲にまで広がっていました。痒くて痒くて、あまりの痒さのため、寝ることができないほどの痒みがありました。子どもの手足口病の発疹と比較して、大人の手足口病は痒みで寝ることができないことが分かり、子どもより大人の症状の方がツライと言える所以なのかもですね。

発疹が痒くてかゆくて、しもやけみたいなかゆさでした。結局、寝れたのは2時間程度でした。

 

【5日目】発疹が体全身に広がる

解熱しましたが37.0℃前後が続き、発疹は手の表や甲だけではなく足の裏、耳や鼻など体全身に広がりました。子どものの発疹と比べて、色が濃い濃いして大きめな発疹です。

発疹は痒くて、手になにも持てなかったです。ペットボトルのキャップも回せないです。( ;∀;)涙

 

手足口病の写真を公開します

【6日目】発疹が肥大化する

6日目で36.5℃の平熱になりましたが、体全身に広がった発疹の数が増え、密度が高くなりました。発疹1つ1つが大きく肥大化したと考えられます。子どもの手足口病は発疹が肥大化することはありませんでした。

発疹はしもやけみたいな痒みで、断続的に痒みが増してます。

【7日目】発疹の痒みが落ち着き、痛みがでる

7日目になると、だいぶ痒みが引き、今度は痛みがでてきました。

【8日目】手に力が入るほど回復する

8日目でやっと、手に力が入れられるぐらい回復し、ペットボトルやマヨネーズのキャップすら回せなかったけれども自分で回すことができるようになったのです。

【9日目】痛みが落ち着き、皮膚に瘡蓋ができる

発疹の広がりも落ち着き、痒みや痛みも薄れてきました。痛みが引くと、皮膚の下にかさぶたができ始めました。子どもの発疹と比較すると、皮膚に瘡蓋(かさぶた)ができ始めました。

手足口病の写真を公開します

【10日目】皮膚が剥がれ、湯が当たると痛い

昨日できた、かさぶたの皮が剥けはじめ、お湯があたると痛みがありました。

お風呂でお湯があたるのが痛くて仕方ありませんでした。

 

【11日目】発疹の皮が剥け、皮膚が再生し始める

瘡蓋の皮膚が剥け、その下から新しい皮膚が再生してきました。子どもの発疹は、皮膚が剥けることはありませんでした。

手足口病の写真を公開します

【36日目】全身の発疹の皮が剥け、皮膚が治りかける

手足口病が発症してから約1ヶ月(36日目)のころに、「爪の剥離」が始まってきました。ほどんどの発疹の皮膚が剥がれ始め、だいぶ治ってきました。

写真は、発症から36日目の発疹の後です

手足口病の写真を公開します

 

手の平も皮膚の再生が進み、元の手に戻りました

手足口病の写真を公開します

大人の症状は子どもよりツライ特徴・理由

手足口病は、子どもよりも大人のほうが、症状が重くつらいことが知られています。実際に、大人と子どもの発疹の症状や痛みや痒さなどの経過から判断して、発疹の大きさや程度」、「痒み」、「完治の仕方」の視点で大人の方が症状は辛く重いでした。

大人と子どもの手足口病の比較(表)

大人と幼児の手足口病の症状を下記の表にまとめました。
手足口病には個人差がありますので、ご参考までにお願いします。

経過日数大人の症状と経過子どもの症状と経過
初期症状インフルエンザの症状に似ている
関節、腰痛、倦怠感、脱力感、寒気、発熱
発熱
口周りに発疹みたいなただれ
発疹手の表と裏、足の裏、耳、鼻、お尻口の周り、二の腕、お腹、太股、膝、ふくらはぎ、足の側面
痒みひどく痒みがあった
痒みの痕は痛い
皮膚をかいたり触ったりすることがなかったので、痒くなかったと思われる
口内炎できなかったできた
完治皮膚にかさぶたができて、その後、表面の皮膚が剥がれた発疹は薄くなって消えていった(かさぶたや皮膚が剥がれることはなかった)
体調倦怠感、脱力感抱っこしないと泣いていることが多かった
生活発疹は痒くて、寝れないほどで睡眠不足になった発疹が出ていても普段の生活リズムを過ごした
完治日数発疹の症状が確認できてから約11日間、痒みと痛みが引き皮膚が再生し始めた9日目で発疹が消失
発症から11日後から登園開始

 

さて、少しだけ関連記事のご紹介です。

子どもと比較した大人の特徴(症状)

初期症状がつらい

大人の初期症状は、インフルエンザにかかる前のような、全身倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛、39.0℃以上の高熱が続きました。それに比べて、子どもの熱は38.8℃で前後でした。感染した子ども(1歳4か月)は年齢的に言葉の発達がまだだったり上手に伝えられなかったりしましたので、怠かったり、寒気があったりしたかは分かりませんが、抱っこしていると機嫌がよく比較的元気に過ごせます。

発疹の痒みが強い

発疹は、子どもより大人の方がひどく肥大化しました。大人の発疹は、痒みや痛みがあり、足の裏に発疹が出ると歩けず、手の内側に発疹が出ると物を握れないほどでした。それに比べて、子どもの発疹は小さなブツブツが広がる状態で、皮膚をかきむしることはありませんでした。大人と同様に手や足にも発疹がありましたが、物を握ったり歩いたりして元気に過ごしていました。

発疹に瘡蓋ができ、皮が剥け始める

大人にできた発疹は、時間が経つにつれて瘡蓋(かさぶた)ができ皮膚が剥けて、その下に新しい皮膚が再生してきました。最初の皮膚が剥けるまで約11日間かかりました。それに比べて、子どもの発疹は瘡蓋ができることもなく、発疹の部位の皮膚が剥けることなく、発疹が引く感じでキレイに治っていきました。

子どもから大人に感染しないための予防策

「手足口病」は、「ヘルパンギーナ」「プール熱(咽頭結膜熱)」とともに、子どもの三大夏風邪の一つとされ、子どもをもつ親にはよく知られています。子どもがかかりやすい病気なら大人は無縁なのでは!?と思われがちですが、大人にもうつる病気です。しかし、大人の場合はすでに原因となるウイルスの感染(不顕性感染含む)を受けている場合が多いため、発症する確率は低いようです。ただ傾向としては、男性の方が発症しやすいとのこと。そのため、感染しないためにも手洗いうがいを心がけるようにしましょう。

手洗いうがいの徹底

子どもは保育園や幼稚園から病原体を持ってくることが大部分を占め、大人は子どもから感染することが多い傾向があり、大人は知らずのうちに手足口病に感染していたということもあります。

感染者の鼻水や咳、便にウイルスが排出され、経口感染・飛沫感染・接触感染などの経路により人から人に感染します。子どもが咳をしていて月齢的にマスクができないときは、子どもが咳をするたびにウイルスが拡散します。大人がマスクをすることも大切ですが、感染しないための一番の予防策は、手洗いうがいをしっかりすることです。

一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。

手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用はしてはいけません。

手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

最後に(まとめ)

手足口病は大人が感染すると、体のだるさ、痒み、発疹の見た目や完治するまでの手の状態などのつらい症状があります。ウイルスに感染しないためにも、睡眠、栄養、休養を取ることが必要です。

子どもの看病をするためにも大人は元気でいたいもの

メディアのご紹介

本記事の記事に使用しています手足口病の写真を、嬉しいことに医学書院に転載いただきました。メディア・実績でご紹介しています。

おしまい。

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