小さい子どもを育てながら転職活動をするママは、子育てママを受けれてくれる会社を探すのに一苦労です。子どもが健康で、元気に保育園や幼稚園、学校に通ってくれないと仕事ができないんですもの。転職先の職場も子どもの事情がママにはあることを知っているからこそ、面接官が子育てマが知りたい「子育ての事情」があります。今回、転職活動をして10社の面接を受けた経験から面接官から質問された子育ての質問をご紹介します。。面接対策の一つになれたら嬉しいです。
面接で家族の事情を質問されます。特に子育ての状況について会社は気になります。一方で会社側から気にかけてくれてありがたいものだと思っています。
目次
子どもの状況
子どもの人数・性別・年齢
子どもは〇人おり、〇の子で〇歳〇カ月です。
子どもが何人いるかを聞く理由は、家族ライフプランを知りたいからです。子どもが1人目だと2人目も欲しいんじゃないかなという疑問が面接官にもあります。
妊娠の予定
はい。できれば、兄弟姉妹を作ってあげたいと思っていますので、二人目も希望しています。上の子が自分のことがある程度できるようになったら二人目を検討していく予定です。
入社前から妊娠のこと、産休、育休を伝えると仕事よりプライベートの充実を面接官に意識させてしまうのは良くないと懸念するかもしれませんが、そんなことはありません。入社してから実は育児休業が取れなかったという結果にならないように、面接の時に白黒はっきりつけておくことが今後の仕事と育児を両立できることに繋がります。面接で育児休業が取りにくそうと思ったら、その会社は子育てに向いていないことが早めに分かるよいチャンスなのですから。転職の目的を叶えるためにも面接で気になることは勇気を出して質問することが大事です。
そうなんですね。ありがとうございます。私は、長く勤められる会社を探しておりますので、育休復帰後も働けるか職場環境はとても嬉しく助かります。
面接官は、子育てについてもう少し深く質問してきます。それは次のこと。
子育ての生活状況
保育園・幼稚園等預け先の有無
はい。生後〇カ月から保育園に〇:00~〇:00まで預けています。日曜日・祝日、保育園が指定する日以外は保育園に預けることができます。基本、朝は私が保育園に送っています。迎えは〇母が近くにおりますのでお願いすることがあります。
一般的に、働くママの場合、子どもを保育園か幼稚園に通わせていることが多いので、特に気にすることなく「保育園に預けています」と答えます。祖母達に預けている場合は「両親に預けています」との回答で事足ります。質問で「勤務中、子どもは何しているの?」と聞かれることがありますが、質問の仕方を変えていることや、次の質問をするための最初の確認事項だと言えます。ご両親が子どもの面倒をみていたら、子どもの体調不良や傷病など勤務中の親が早退をして迎えに行かなくてもいいわけなので「子どもに何かあった時の面倒は誰がみているの?」を確認するための導入だと言えます。
早退の有無
面接官が知りたい一番のことは、子どもの体調不良や急な傷病のときにママが急なお休みを必要とするか否かということです。
子どもの体調不良や傷病の対応について
お子様の急な体調不良の対応
まだ子どもが小さいので保育園から流行の病気をもらってくることがあります。近くに〇母がいるので、休めるときは〇母が面倒をみております。しかし、〇母は〇時間労働の○○○で働いているので急な休みが取れないこともあり、その時は、基本的に私が面倒をみることになっており、急なお休みをいただき、貴社にご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。
近くに祖母や祖父などがいる場合は、少しは頼りにできるかもしれません。しかし、身近に実母も義両親もいないときは、旦那様かママが子どもの面倒をみることになります。ワンオペ育児をしているママも多いはずです。誰も子どもの面倒を見れずに何かあったらママがお迎えに行ったり病院に連れて行ったりして面倒をみないといけないときは、そのことを正直に伝えるようにします。
ポイントは「基本、私が子どもの面倒をみていること」そのため「会社にご迷惑をかけてしまう」かもしれないということを伝えることです。
夫婦の考え方
夫の子育てについて
子育てに関係あるのと疑問に思ってしまいますが、意外な関係性がある感じます。面接官が旦那様のことを知りたい理由とは次のことだと感じます。(次の3つの質問を面接官にされました。)
子どもに何かあったらご主人も休みがとれる環境なのか
子育てしながら働くママに賛成し応援をしているか
子育てを家族でサポートしているよい関係性なのか
仕事内容
主人は、○○の仕事をしており早朝〇時に出勤し〇時頃に帰宅します。実家は我が家から○時間離れた○○市です。主人は、不定休で希望休を入れることができますので、保育園行事や子どもの予防接種など予め日程が分かっている行事は、前もって主人が希望休を取り子どもの対応をしています。
実家の所在
実家は○○市です。
この質疑で面接官が確認したいことは、「ご主人の勤務体制から夫婦協力して子育てができるか」というです。そして、義両親の援助が受けやすいかどうかであることも知りたい一つのポイントです。
貴女が働くことに対する夫の考え
主人は、私が働くことに対しては賛成をしています。「今日も面接頑張ってね」と応援されています。
面接官の質問から分かることは、いくら子育てしやすい職場だと言っても、会社の一員として勤務する上で休めない業務やイベントなどもあるので、ママが働くということは旦那様の協力が必要不可欠を意味しているということです。
最後に
子育てママが転職する際に、気になることは「子育てしやすい会社」かどうかです。しかし、なかなか仕事が決まらないと嫌気がさしたり諦めたりすることもあります。「やっぱり、子育てしやすい会社は数が限られているし、採用なんて夢のまた夢」と思ってしまい、また家計が苦しくなると「まずはどこかに就職しないといけない」となります。そうなると、面接官の質問に対して、合格できるようにいいことばかりを並べて答えてしまうものです。「子どもは自分が見ないといけないのに、会社にとっていいように答えてしまう」事態になりかねません。
今後の人生や子育ては続いていくわけなので、「子育てしやすい会社」に巡り合うまで焦らずじっくり待ちましょう。面接官が子育てのことについて質問してきたら、正直に今の子育ての現状を伝え、お互いに考えをマッチングさせることが「働きやすい会社へに勤める一歩」に繋がります。
会社の都合に合わせていいように面接をして合格しても、入社してから苦しむの本人です。そのため、まだ会社を選べる求職活動の時期で「子育てしやすい会社」なのかを見抜くことが肝心です。
最後に、「子育て」において面接官が気になることを一覧にしました
- 子どもは何人いるの?何歳なの?性別は?
(次の質問をするための導入質問・確認) - まだ一人目だったら、二人目も考えていますか?
fa-arrow-right働いていく上で、産休や育休の取得が必要か - お子様は保育園に預けているのですか?
(次の質問をするための導入質問・確認) - お子様の急な体調不良はどうしていますか?
fa-arrow-right母親が迎えや面倒を見る必要があるのかどうか
fa-arrow-right急な休みや早退をしないといけないか - ご主人のお仕事は何ですか?
fa-arrow-right子どもに何かあったらご主人も休みがとれる環境なのか
fa-arrow-right子育てしながら働くママに賛成し応援をしているか
fa-arrow-right子育てを家族でサポートしているよい関係性なのか - ご主人のご実家はどちらですか?
義両親のサポートが受けられるか - 貴女が働くことに対してご主人はなんと言っていますか?
末筆になりましたが、面接官の質問に対しては正直に答えることが一番です。
おしまい。