保育園より子の瞬きでチックを指摘!心配しない理由と親の声かけ

保育園から子ども(3歳児)のチックを指摘されました。テレビや紙芝居を見ている時に、瞬きを多くする運動性チックが子どもに現れた時、ママ達は我が子は他の子と違うのと焦ってしまうと思います。しかし、実は一過性のものが多いとも言われています。今回、チックとは何か。症状やどういう時に現れるのか、症状は治まるのか、親はどう対応をしたらよいのかをまとめます。結論は、ほとんど「心配する必要がない」です。心理と脳(ドーパミンの働き)が左右されるといわれていますが今のところ科学的な原因が追究されていません。

登園して子どもを預けるときに、副園長より思いついたかのように「最近、お子さんのチックが少なくなりましたね」と突然伝えられました。家ではチック症状は心当たりがなかったので、初耳でした。
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チックとは

症状

チック症とは本人の意志に関係なく(無意識)、不規則で突発的な行動を繰り返してしまう疾患です。症状には運動性チック症、音声チック症の2種類があります。

2つの症状
運動性チック症…まばたき・顔をしかめる・首を急激に振る
音声チック症…咳払い、鼻や舌を鳴らす、シュー・ンーといった音を出す

症状が出ている期間によって一過性チック症、慢性チック症、トゥレット障害(ジル・ドゥ・ラ・トゥレット症候群)に分類されます。慢性チック症やトゥレット障害の場合、強迫性障害、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)、学習障害、不登校、衝動性、攻撃性、自傷、他害行為などを誘発することもあります。

3つの分類
一過性チック症…症状が1年以内に消失する
症状が4週以上~12カ月未満でなくなる
慢性チック症…症状が1年以上持続する
トゥレット障害…多種類の運動チックと1種類以上の音声チックが1年以上続く
症状は一時的に現れて2~3カ月で消えていったり、軽くなったり重くなったりを繰り返し数年続く場合があります。

 

目をぱちぱちとするまばたきが多くて、やめなさいといっても治リません…

チックと呼ばれる症状のひとつかもしれません。まばたき、頭を振るなどの運動チック、鼻や喉を鳴らすなどの音声チックなどがあります。

小学校入学までの子どもに多く,ほとんどが一時的なものです。不安やストレス,緊張などで症状が強くなりやすいとされているので、心身の負担のサインともいえるかもしれません。注意したり怒ったりして本人にプレッシャーをかけるとかえって悪化してしまう可能性があります。

程度が軽い場合にはあせらずに、本人と周囲が症状を理解して、日常生活の負担を減らしていくことが役立ちます。いくつものチックが組み合わさったり、重い症状が続くような場合には、専門機関などに相談しましょう。

時期

子どもの10~20%に何らかのチック症が見られてると言われていますが、発症しやすい年代は幼稚園から小学校低学年で特に男子に多くみられます。特に、運動性チックは4~5歳ごろにみられる傾向があります。

保育園に指摘を受けたとき

確認事項

家では、チック症といえる症状が子どもに見られなかったけど、保育園より指摘を受けた場合、確認すべき4つのポイントをまとめました。

チックを指摘された時の確認項目は4つ
時期…いつから症状が出現しているのか
場面…どんな時、何をして過ごしている時に症状があるのか
症状…どんなチックの症状がでているのか
頻度…症状が出現する回数や程度
保育園に詳しく確認をすると教えてくれますよ。

紙芝居や絵本の読み聞かせをしている時、テレビを見ている時にパチパチパチと瞬きの回数が多いときがあります。

チック症に当てはめるとしたら、まばたきの回数が多い―一過性の運動性チックかな

原因

瞬きの回数が多いとのことでしたので、目が乾燥をしている場合、前髪が目にかかっている場合などが原因かなと考えてることもあるでしょう。

家ではなく保育園で出現する症状で、場面的に紙芝居や絵本の読み聞かせ、テレビを見ている時は同じクラスもしくは異年齢の園児が一カ所に集合することになります。保育園は集団生活に慣れ学ぶ子どもたちの社会の場でもあり、家庭から共同生活へと変化の場なので、その環境に馴染めずストレスを感じてしまうことも考えれます。

ただ、ストレスは原因ではなく、単なるきっかけです。そして、親の育て方が原因でもありません。

チック症は、ドーパミンが関与していると言われています。生まれつき、脳に特性があり、神経伝達システムの異常であると研究が進んでいます。脳内の大脳基底核の部分が関係していると考えられています。この大脳基底核は、いろんな神経系から届いた情報を調整して、体の動きをスムーズで滑らかにする役割があります。その役割を担う化学物質がドーパミンです。ドーパミンの受容体が過敏に反応するとチックの症状が現れると言われていますが、詳細はまだ明確に示唆されていません。大脳基底核のドーパミンの分泌は年齢により変化し、その変化に伴いチックの症状も変化(年齢が進むと自然と治まるもしくは消える)と想定されています。

原因
脳の特性
ストレスはきっかけであり原因ではない
親の育て方は関係ない
では、親はどう対応したらよいのでしょうか?
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親の対応

心得

気にしない!いつも通りのママでいてあげよう
チック症を指摘されると我が子は普通のことは違うとか発達障害、脳機能の障害なのかと心配になりがちですが、チックは1年以内に治まることがほとんどです。成長や年齢とともに軽快していきますので基本は心配はいらないで見守りで大丈夫です。
症状が1年以上続いたり、本人が周囲からの見た目や言われたことを気にして病んでしまったり、生活に支障がでる場合には、専門家を受診し有効な薬剤を処方して緩和できるほど医療が進んでいるので、早急に何か対処してあげないといけないと焦られなくてよいと言われています。
詳しいことは病院が「チック症の治療・薬」など医学的に詳しい情報を公開しているのでググってみてくださいね。

声かけ

普段通りに接しよう!
子どもに「瞬きをパチパチパチしないんだよ!」とか「なんでするの?」「ダメだよ」などの声かけをしないようにしましょう。子どもは無意識でしているので、言われても分からない、気づけないことがあります。
今回のケース「テレビ・お芝居などの集団生活の中で瞬きをしている傾向がある」場合、きっかけとして集団生活が苦手でストレス、ママと離れていること自体が心因的負担になっていることも考えられます。ただ、これはあくまできっかけの一つにしかすぎません。だからと言って、保育園を休ませる、退園・転園させる、ママが仕事を辞めて自宅で過ごせるようにするなどする必要はさほどないと言えます。小学校に上がるため、年齢段階別の育て方としても社会や集団生活、家の外での生活に慣れるための練習時期です。

気になるようであれば、保育園をいつもより早めにママが迎えに行ってあげるなどすると、子どもは「ここまで頑張れば、ママが迎えに来てくれる」と心の支えにして生活を送ることができますよ。

声かけで大切なことは、きっかけが心因性であれば子どもを気づかい、安心させる言葉をかけてあげましょう!

子どもの状態を知り、安心を与える声かけ
先生とお話している?
お友達と遊べている?
仲のいいお友達は誰?
保育園で見ているテレビは面白い?
今日はどんな絵本を読んだの?
給食は美味しい?
保育園、頑張っているね!
ママは○○ちゃんのことを離れていてもずーと思っているよ
保育園で嫌なことや心配なことがあったらママに教えてね

最後に

最後になりますが、子どものチックを指摘されても過敏に心配しなくても大丈夫です。ほとんどが自然と治まります。一つの成長過程として見守ってあげましょうね!

おしまーい。

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