夏に購入した椿ですが、購入した時から先端がV字になっていました。
V字枝はどちらかを剪定しないといけないなぁ。
V字枝剪定の理由
V字枝は両枝に栄養が分散されることで枝が貧弱になってしまったり、樹形を乱してしまうことがあるためどちらか一方を剪定する必要があります。V字枝の場合、どちらかを剪定し切り落とし、もう一方の枝を充実させるようにしましょう。
では、どちらの枝を剪定したらよいか悩んでしまうことがあります。
剪定枝の見極め
ちなみに残す枝を見極めるポイントは次の3つです。
①枝が太い → 残す
②新芽があり、大きい → 残す
③葉数が多い → 残す
①枝が太く、②新芽があり大きい、③葉数が多い枝の3つが揃っている枝を残し、反対に①細い枝で、②新芽がない、もしくは小さい、③葉が少ない、小さい等の場合は剪定をして切り落とします。
我が家の椿はV字枝両方とも①同じ枝の太さで、②新芽あり、③葉の枚数同じぐらい。
どっちをどう切ったらよいか分からない場合は新芽が成長する直前まで待ってみましょう。
時期
V字枝の場合、どちらの枝を切るのか悩んでしまうことがあります。剪定で悩んだ枝がある場合は、葉芽が動き出す4月頃まで待ち、どちらの枝の樹勢が強いかを確認してから剪定をするようにします。
枝の樹勢が強いかの見極めは、葉芽が大きく動き始めた枝のことです。その枝を残し、もう一つの枝は剪定をし切り落とすとよいでしょう。
剪定の時期は、開花が終わった3~4月に行います。椿の品種によっては早咲き~遅咲きに分かれてきますので剪定時期が若干異なることもあり、ほとんどの椿が春になると新芽が伸び始めてきます。新芽が伸びる前に剪定をするのがベストです。
まとめ
ということで、V字枝の剪定でどちらを切り落としたらよいか悩んだら、葉芽が動き出す時期まで待ち、枝の樹勢を確認してからにしましょう。
剪定はカルスができやすいように切る角度や位置などを知った上で切り落とすと樹木の負担を減らせることができますよ。
剪定の仕方については別記事でご紹介しています。紫陽花を対象に剪定方法をまとめていますが、椿を剪定する場合も同じ概念で「ブランチカラー」を意識して剪定するので参考にしてみてくださいね。
おしまーい。