椿の品種「コナ」は緑色の花色として珍しいとされています。実際に3年かけてやっと購入することができました。コナの特徴や蕾や開花の写真を載せてコナの魅力を発信します。
特徴
コナの特徴は、なんといっても花弁が緑色であることです。咲き進むにつれて花弁は緑色から白色に変わります。
- 花色:薄黄緑色から白色
- 花の形:大唐子咲~牡丹咲き
- 花の咲き方:カーネーション咲き
- 蕾の形:尖がっている
- 花の大きさ:5㎝(中輪~)
- 開花:遅咲き椿
- 開花時期:春(3月下旬~4月)
- 葉の形:長楕円形~楕円形
- 葉について:艶が少ない。わかりにくいが、わずかに主脈が盛り上がる。
- 成長スピード:非常にゆっくり
育てレポ
苗の到着
3年間探し回ってやっと見つけたコナ。本当は接木がよかったのですがあまり出回らない品種だけあって接木を育てている苗木屋さんが少ないのかもしれません。挿し木ですが、コナを入手することができました。小さな苗木ですが、蕾を3個つけていました。
購入は楽天市場の千草園芸さんや石田精華園さんが椿の取り扱いが多いかな。(コナは、千草園芸さんから購入しました)
蕾の成長
椿の開花時期と言われる1月の様子(元旦に撮影)
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開花
3月下旬になってコナが開花しました。苗木に比較して大きな蕾をつけていましたが、開花するともっと大きく、花弁の枚数は多く、ぎっしりと詰まった八重咲きはとても可愛らしくまた春らしさを感じる色合いです。
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さて、咲き進むにつれて黄緑色の花弁が白色に変わるという特徴ですが、約3日目で白色に変わりつつあるかなを思わせる花色になりました。花すべてが真っ白というわけではありませんが、白色に変わっていることが分かります。一部、薄い黄緑色ですが、この色合い、色の入り具合が柔らかな表情を醸し出してくれます。
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最後に(まとめ)
緑色の椿として有名な品種の一つコナ。花弁が咲き進むにつれて白色に変わることも魅力的で、白色の花弁に薄い黄緑色が入ることで花の雰囲気を柔らかく春を感じさせる椿です。花びらは枚数が多くずっしりとしています。花びらの縁はギザギザが入りフリルがかかっているのでカーネーションを思わせます。緑色から白色に花色が変色しますので緑色の椿というよりは、八重咲き・カップ咲き・フリルが入った花弁の多い白色椿の品種としての位置づけでもコナは珍しいと思います。
苗木に対して蕾が重かったようで
3個中1個、蕾が落ちてしまいました
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文末になりますが本記事を最後まで拝読いただきありがとうございます。最後に、コナとは違って雰囲気ですが、八重咲きで黄緑色を思わせる椿の品種:黄河の関連記事をご紹介します。