2歳から浜辺で遊ぼう!海デビューができた3つの理由

子どもを海に連れて行きたいけど、小さい年齢だと海はまだ早いかなと一度は疑問に思うものです。特に2歳児ぐらいになると歩行がしっかりし始めるため、いろんなところに連れて行ってあげたいとママは思っています。「2歳児は海に連れて行っても大丈夫?」と心配になりがちですが、ぜひ海に連れて行ってあげましょう。2歳はイヤ期ですが、ちゃんとママの言葉が分かっていますし、危ない!怖い!と脳が働き始め知恵がついてくる時期です。海で遊ぶのはまだ早いって思っているママ達も多いと思いますので今回、海遊びができる3つの理由をご紹介します。

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子どもの関心や分析に付き合い、安心感を与える

初めて見るものが何であっても最初は「怖い」っと子どもは思います。それは当たり前で正常に脳のメカニズムが働いている証拠です。だから、ママ達は心配しなくてもがっかりしなくても大丈夫なんですよ。つまり、海は怖いものではなく、安心できる遊び場なんだとインプットできるようにしてあげることがキーワードです。

「ママが抱っこしているから大丈夫だよ。」っと頭を撫でてあげ安心させてあげながら、「これはね。海なんだよ。○○ちゃんが見ているのは神秘的な海なんだよ。動いているのはね、波って呼ばれていて、地球の重力が関係しているの。今、満ってきているのかな~。」っと子どもに伝え、教えてあげることで初めて見るモノがどんなモノなのかを脳が理解します。

初めは、波際で様子見
  

大丈夫!という安心感を得ると、次のステップへ
波を触って感触を確かめてみたい!
  

2歳児に、地球とか重力とか海の満ち潮とかまだ理解できない単語かなと思ってもそれでも語り掛け教えてあげることで、言葉のボキャブラリーが増えますし、子どもは言葉の意味ってなんだろうと、疑問が働きます。2歳児はおしゃべりが上手になる時期です。年齢が上がるにつれて新しい言葉を教えることもですが、小さい時から無限にいろんな言葉を聞かせてあげることで脳が活性化されます。「小さいからまだ早いよね」だから伝えても分からないんだよね。とならずにいろんな言葉を伝えることが大切です。覚えて使いこなすのはまだ先の話ですね。

海で子どもが海とは反対な浜辺を指差して「あっち、行きたい!」っと言っても「あっちに行きたいんだね。じゃ、行ってみようっか。」と子どもに付き合ってあげるようにします。子どもは他のことに興味を持ちながら、海を意識して、海が本当に怖くないのか自ずと様子を見ているんものなんです。

我が子は浜辺より磯派!?浜辺から見える堤防に行きたいという子どもの志願で、抱っこした状態で防波堤に行くことに。釣りをしているおじちゃん達を眺めて今度は浜辺に行きたい!と指を指すんです。。波が怖いんじゃなかったのかなぁ。
子どもの興味に付き合ってあげると、脳は欲求が満たされると次のことにチャレンジしてみよう。と、なります。例えば「子どもがあっちに行こうょ。」と言う「あっち」は地名や物理的な場所だけを示しているのではなく、「子どもがどんな場所なのかを知っていて脳が安心できる空間であり存在場所」ですので、そこに行くことで子どもの心に余裕がでてきます。それでもその場所からチラっと見える海、そこにずっと存在している海が目に映り、いっときすると、“よし!次は海の傍まで行ってみよう”とワンステップを踏むことができます。

子どもが海からちょっと離れたで「ここにお座りして、見とくの。ママ、お座りして。」と伝えるときは、子どもが遠くから海がどんなところなのか分析しようとしている時なんですよ。だから、一緒に座ってあげましょうね。

2歳児はいろんなことに興味を持つ時期で、それが自分にとってどう働くのは分析し判断できる力を身に少しずつ身につけられる年齢でもありますので、最初は「怖く」ても徐々に「大丈夫」なんだと分かって、海という空間に馴染み、遊べるようになります。

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言葉の意味を判断してママの約束を守れる

ママの中で「海に流されたり、溺れたり」、「堤防から海に落ちたり」と海は子どもにはまだ危険がいっぱいと思っています。よく聞く話が "この危険はまだ2歳児に伝えても分からないんだよね。だから、自分で分かって判断ができるまでまだ海は連れて行かないようにしよう。" ということ。それはそれで正解なんです。大事な子どものことを思って安全第一で危険な場所や子どもが怪我をしない場所と考えるのはママの本能的役割なんですから。

少し話が変わりますが、2歳児はイヤイヤ期って呼ばれています。ママにとって海でイヤイヤ期が発動して、注意しても言うことを聞かなかったら、どうしよう。となることもあると思います。そのために海に行くときには、海に着いた時点で “子どもと海での約束” をすることが必要です。2歳児になるとママが伝える言葉の意味が分かるようになります。だからこそ「イヤ。」って言っている時もあります。

2歳児は喜んで「やくそくげんま」を唄ってくれます。ママと二人っきりのお約束大好きだよ。
親が思う海での「危ない場所」とか「怖い場所」は子どもは「この場所は自分にとって安全な場所なのかな。心地よい場所なのかな。」と探りを入れる時期です。子どもは知識がないので大人以上に不安になったり警戒したりします。ママとの約束をしても子どもは気が緩むと危ないところに一歩前に進んでしまうこともあるので、その時は怒るのではなく、「ここが危ない場所で、どうして危ない場所なのか」を教え注意することで子どもの脳に記録させていきます。2歳児に「しつけ」は早いと考えるものですが、しつけの概念を理解し、しつけという言葉のイメージに惑わされないように「危ないことは危ないんだよ」って子どもに分かってもらえるように伝えることが大切です。子どもはママの言葉を聞きどんな場所でどんな時に、どんな言葉をかけられたのか脳が記憶しています。ママが丁寧に説明をすると分かってくる年齢です。一つの体験や学習として、海に限らず家の外で遊ぶ時に共有して言えることですね。

もちろん、イヤイヤ期でどうしてもわがままというか聞き分けが難しい場合もありますので、子どもが今やっていることを中断して気をそらせられることができる、子どもが好きなお菓子やグッズを常備しておくことも必要です!ママはあの手この手を使っていいんですよ。子育てを上手にする秘訣は、「子どもの脳を満足させる」ことです。

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集中力の維持、体験や感情の共有化ができる

海に着いてすぐに子どもが飽きて「もう、帰りたい」と言ったらどうしよう。もう少し、遊びに夢中になれる年齢になってから連れて行った方がいいかな。と思うママもいるでしょう。なぜなら、せっかく海に着いたのに、もう帰るなんて “ 移動時間や経費がもったいない。ママも楽しみたいのに。子どもが喜ぶかと思ってせっかく連れてきたのに、喜んでくれない ”とママはがっかりするときもあります。

2歳の子どもは、好きなことはのめりこんで取り組むことができる「集中力」が備わっています。家でパズルやおもちゃで遊び始めると、永遠とずーと遊んでいることがありますよね。公園で遊んでも帰りたくないと駄々をこねているときも。その姿を見ることができたら、子どもは好きなことは時間を気にすることなくずっと関わっていたいと思い始めている証拠です。

大切なのは子どもが好きなことや楽しいと思う遊びを見つけ出し引き出すことです。子どもが自ら楽しい遊びを見つけることもありますし、ママがやって遊びを真似し始めることもあります。ママの遊ぶ時間も必要ですが、ママが海遊びで忘れないで欲しいことは「ママは子どもと一緒に遊んで、楽しい時間を共に過ごしたい」ということです。(もし、ママがどうしても楽しみたいことがあったら子どもがいるとママが望む自由な時間を確保できないときは子どもを預けてから遊ぶとよいですね)

子どもはママと一緒に楽しい時間を共有できること自体が嬉しく楽しく幸せで心地いんですよ。ママが傍に居てくれるだけで安心して遊べることができます。もう一つ知って欲しいことは、子どもとの時間の共有、幸せの共有、感動の共有、価値観の共有ができる体験は、子どもの脳が欲しがっているママと子どもの絆の生理的な欲求でもあります。子どもにとって心地よい環境は集中力を高め、その環境を一緒に楽しむことができます。

最後に

年齢が早いうちから海遊びはとても有意義です。最初は海がどんな環境なのか下見をする程度で短時間、滞在してもよいでしょう。海に慣れ始めてきたら子どもが自ら海について何かしらのリアクションをし始めますよ。

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おしまーい。
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