4歳が入眠時の指しゃぶりをその日から辞めた効果的な方法

子どもの指しゃぶりが気になるママやパパは多いのではないでしょうか。年齢が上がるにつれて指しゃぶりをしなくなりますが辞める気配もなく、いろんなことを試したけどダメだったということもあると思います。年中組になって指しゃぶりをやっとしなくなったきっかけや子どもに指しゃぶりを辞めない理由を聞きましたのでまとめます。

本記事で分かること

指しゃぶりをする、子どもの本当の気持ち
指しゃぶりを辞める声かけときっかけ
自ら指しゃぶりを辞めたいと思えた理由

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子どもに聞いた指しゃぶりをする理由

指しゃぶりはお腹の中にいる頃からの名残と言われていたり、環境や心理の変化で指しゃぶりを始めてしまったりと原因はさまざまです。一度、指しゃぶりを始めたらなかなか辞めてくれない、辞められないということもあります。

年中組(4~5歳)になっても指しゃぶりをしていました。年齢が上がるにつれて自然と治まると言われていますが、どうして辞められないのか不思議でした。

 

年齢が上がるにつれて、指しゃぶりをする頻度は減ってきましたが寝る前には指しゃぶりをしていました。指しゃぶりをする原因を知ることで何か対策ができ辞めさせることにつながるのではないかと思い、子どもにどうして指しゃぶりをするのか聞いてみました。

解決するには原因と対策が必要ですしね。原因が分からないのに、親の考えだけで「辞めない」では子どもの気持ちを無視しているかも。

寝る前に指しゃぶりをする子どもの気持ちは単純でした。

指しゃぶりをしないと寝れない。

子どもにとって、指しゃぶりは入眠前の一つの行動だったのではと思いました。寝る前に歯みがきをするようなイメージですかね。

年齢が上がるにつれて自我がしっかりしてきます。意識して行う習慣化された指しゃぶりを辞めるにあたって、自然としなくなるというのは難しいのではと思います。子どもは分かっていて指しゃぶりをしていることもあります。そこで、ママやパパ達が子どもに指しゃぶりを辞めた方が良い声かけをすることが必要になります。子どもが自分の意志で指しゃぶりをしないようにしようと自覚することが辞めさせる一歩です。

指しゃぶりを辞めるきっかけ

小学校に入る前に指しゃぶりを辞めてくれればいいかなと思っていましたが、年中で辞めることになった最初のきっかけは、歯医者でした。虫歯の健診やフッ素塗布で歯医者を受診した時に、先生に言われたことで子どもがよい刺激を受けたのです。

虫歯はないけど、指を加えていると虫歯ができちゃうよ。前歯がね・・・。キレイな歯だともっと可愛くなれるよ。

年中組になると自分の容姿(かわいいとかカッコしいとか)が気になる年齢です。そこで、我が子が反応した歯科医の言葉が「キレイな歯だともっと可愛くなれるよ。」でした。0歳児からずっと辞められなかった指しゃぶりによって前歯が前に出てきていたのです。

前歯が前に出て、歯並びが悪くなったら大変。このタイミングで指しゃぶりを辞める方向に持って行こう。

今までは小学校入学までに辞めてくれればいいかなとのんびり待っていましたが、歯並びに影響が出始めてしまったので、本格的に指しゃぶりを辞めるように本腰をいれるきっかけになりました。

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指しゃぶりを辞めたい理由

子どもは分かっていて指しゃぶりをしていたので、辞める時は「子ども本人が自分の意志や考えで辞めないといけない。辞めたい。」と思い行動に移すことになります。では、どうしたら子どもは自分の意識で指しゃぶりを辞めたいと思えるようになるのかですが、これは子どもの性格や心理、思考によって動機が異なります。

本記事のお話は、おしゃれが好きな女の子を例にさせていただきます。子どもが自ら指しゃぶりを辞めたいと思った理由は、「キレイになりたい。可愛くなりたい」という心理からでした。

つまり、子どもに辞めた方が「もっと好きな自分になれる。こうなりたいという将来像や希望を目標に持たせる」です。

指しゃぶりを辞めたくなる理由

子どもに辞めた方が、もっと好きな自分になれる。こうなりたいという将来像や希望を目標に持たせること

そのために、ママやパパが子どもに伝えた声かけややったことをまとめます。子どもにとって今、興味や関心があるモノが違うため、すべての子どもに通じるとは思っていませんが是非参考にしてみてくださいね。

辞めれた声かけ・やったこと

お姫様の指はキレイだよ

指しゃぶりをしていたので親指のシワは深く、肌はくすみがあり指タコができていました。お姫様のカッコや可愛い洋服を着たり、キレイになることが好きだった我が子に伝えたことは次のことでした。

お姫様の指はキレイだけど、○○ちゃんの親指にはタコができているね。

すると、お姫様になりたい我が子は「もう、指しゃぶりは辞める!」と言ってくれたんです。

指しゃぶりをし始めてから、辞めた後の親指の様子を写真で解説している記事を関連記事でご紹介しておきますね。

しかし、習慣づいた指しゃぶりは子ども本人が辞めたいと思ってもすぐには辞められないのも事実です。

ねずみさんみたいになったらイヤだな

お姫様みたいになりたい我が子でも「今日までは指しゃぶりするの」と言って、なかなか指しゃぶりを辞められない日が続くことも。そこで、伝えたことが次のことです。

ママはねぇ。○○ちゃんの前歯がねずみさんみたいな出っ歯になったらイヤだな~。

という、ママの気持ちです。大事なのは、子どもにこうなって欲しい、こうして欲しくないというママの気持ちを必ず伝えることです。そうじゃないと、ただの脅しになってしまい、子どもを怖がらせるだけになってしまいますので伝える時には注意が必要ですよ。

すると、我が子はお口の中に入っていた指をスッポッと外してくれます。そして、子どもが自ら「じゃ、ママ、寝るまで手を握っていてね。」と話してくれたのです。

寝る時は手を握る

「寝る時は手を握ってあげること」って、正直、一番効果があると思います。我が子は寝る前に指しゃぶりをしていたのに、手を握ってあげることで指しゃぶりをしなくなったのです。そして、ちゃんと寝てくれるようになりました。

寝ている時、睡眠が浅くなっても指しゃぶりをしなくなりましたよ。

 

マニキュアを塗る

もう一つ、子どもが指を大事にしたいと思えることが爪にマニキュアを塗ってあげることでした。色がついたりトップコートのようなマニキュアではなく、保湿・補強としての活用です。可愛く見せたい、お姫様のようになりたいという年齢はマニキュアにも興味を占めることがあります。

我が子はプリキュアのネイルを欲しがっていましたよ。

そこで、寝る前にネイルをしてあげていました。その時のお約束が、ネイルをしたら口に入れなられないよ。お口で指を食べてしまったらネイルも一緒に食べてしまって、朝起きたら取れてしまってなくなってしまうからね。だから、指しゃぶりをしない子だけネイルできるんだよ。と伝えると、ネイルをしたいからこそ指しゃぶりをしなよ。辞めるよ。と子どもはやりたいことのために我慢を覚えるようになりました。

以前、指タコができたときに皮膚科を受診しました。
受診時の記事が気になる方はこちらよりどうぞ。

関連記事

主治医が指しゃぶりを辞める一つとしてマニキュアを塗ってみてはとのことでした。正直、子どもにマニキュアを塗るのはどうかなと悩んでいたことや、派手なマニキュアを塗ることで子どもが爪を怖がり、指を加えなくなるという意味が含まれていました。しかし、マニキュアを塗ることで指しゃぶりをしなくなったというよりは、マニキュアを塗りたいために指しゃぶりをしなくなったという結果に結びつけることができたかなと思います。

指しゃぶりを辞めさせるために使うマニキュアも使い方と声かけの一つで、子どもに与える影響が良しも悪し変わってきますね。

最後に
(指タコ絵本の効果)

指しゃぶりを辞めさせるための絵本として有名なのが「ゆびたこ(ポプラ社)」というタイトルの絵本です。ネットでもこの絵本を読んだことで子どもが指しゃぶりを辞めたという評判になったこともありますね。

我が家も買いましたよ。

子どもによると思いますが我が子は怖がるばかりで中身を読むことなく終わってしまいました。ただ、親指に表現される顔は効果があってよかったですね。

おしまーい。

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