指しゃぶりがひどいと指タコができたりヒビ割れや腫れてしまうことがあります。皮膚科をどの症状の程度で受診すべきなのか疑問に思うのは当然です。そこで、今回、生後10か月の赤ちゃんの指タコが割れてしまいさらに化膿したので皮膚科を受診しました。指しゃぶりによる指タコで皮膚科受診をしたときお話をまとめます。
目次
指しゃぶりで指タコが化膿した
保育園に通い始めて指しゃぶりがひどくなりました。あかぎれで血が滲み、埃やゴミなどがつき固まり、化膿し膿が溜まっていました。細菌が入り不衛生であることや誰が見てもあまりよろしくない状態のため皮膚科を受診しました。
こんな状態の時に皮膚科を受診しました
fa-arrow-down fa-arrow-down fa-arrow-down
受診した目的を記載します。
②指タコの完治に向けて教えて欲しかった
皮膚科受診と結果
処方薬(塗り薬)がない
皮膚科を受診した目的①「指タコのあかぎれや化膿がこれ以上ひどくならないように処方薬」が欲しかったのですが、皮膚科の先生から言われたことは次のことでした。
主治医
いや、もっとものご高説です(^^;
結果生後10カ月という月齢でもあり、塗布した指をなめてしまうため少々舐めても体に影響が少ないように皮膚用の処方でも一番皮膚に優しい刺激が弱い塗り薬を処方していただきました。しかし、やっぱり舐めてしまい、効果なしでした。
痛いと感じたら舐めない
あまりにも心配性のママに主治医がこうお話してくださいました。
主治医
主治医のアドバイス
次に皮膚科を受診した目的②「指タコの完治に向けて」ご相談しました。すると、マニキュアを塗ったり絆創膏を貼るご提案をいただきました。(あくまで一つの工夫として記しますね)
マニキュアを塗る
指しゃぶりをする爪にマニキュアを塗ると、赤ちゃんは不意に思ってなめないとか・・・。色は、赤色など明るく派手な色がいいとのことでした。
指しゃぶりを辞めるために利用するマニキュアですが、子どもが怖がるために塗るという意味では子どもにとってデメリットしかありません。女の子に効果があると思いますが、指しゃぶりをしないためにいい意味でマニキュアを使ったエピソードをご紹介させていただきます。
指しゃぶりを辞めさせるためにマニキュアを使ってみる方法があると思います。しかし、マニキュアの使い方や声かけの仕方が大事で、マニキュアをより効果的に利用することで指しゃぶりを辞めさせることができます。指しゃぶりを辞めるために効果を発揮したマニキュアの使い方をご紹介します。
絆創膏を貼る
指タコができているところに絆創膏を貼るのも一つの手とのことでした。皮膚が吸引されることであかぎれや指タコができるので、絆創膏をクッション代わりにすることで直接皮膚が吸われることがなくなり少しは症状が緩和できるとのことでした。指タコになる原因を物理的に緩和し取り除いてあげるねらいがあるようです。
絆創膏を貼ってもいいけど、舐めてそのまま濡れてしまった絆創膏を貼っていると指がふやけてしまいそう・・・
皮膚科受診による指タコの見解でした。そして、指しゃぶりが治まり症状もだいぶ治まってきた今だから伝えたい指タコに悩むママ達へのメッセージをまとめました。
ママの心得え
指しゃぶりをしている時やあかぎれや化膿している指タコを見ると、ママは焦って不安になってしまうものです。周りの同年齢の子どもたちは指しゃぶりをしている様子はないのに我が子だけ指しゃぶりをして大きな指タコまでできているとちゃんと元通りに治るのかな・・・と思ってしまいますが、指しゃぶりをしても焦らなくて大丈夫です。年齢が増すについて、指しゃぶりをする暇がなくなりまた自分の気持ちを表現できる言葉を覚えてくると心も安定し、自然と指しゃぶりの回数が減り、自ずと治まってきます。
病院を受診してから約1年後ですが、2歳児になる頃には指しゃぶりも治まり、指タコの症状もだいぶ回復しています。
2歳前後になると化膿やあかぎれもなく
指タコの症状が治まってきます。
fa-arrow-down fa-arrow-down fa-arrow-down
最後に(まとめ)
指しゃぶりは、お腹の中でも胎児がしていることから生まれてからも指しゃぶりをしている子どももいます。月齢が増すにつれて指しゃぶりの吸引力も高まり、指タコができはじめ、歯並びが悪くなったり、小学生に上がっても指しゃぶりをしていたらどうしようと焦りますが、大切なことは親は焦らないことです。