ダブルフォーカスの花が咲いたら一目で「この品種はダブルフォーカス」と分かるほど、花弁の明るさにインパクトがあります。花は赤色に明るめ濃い黄色が入っています。見ていると誇らしく温かな気持ちになるダブルフォーカスの開花の魅力をお伝えします。きっと、育ててみたくなりますよ(^^)
特徴
ダブルフォーカスは、赤色と黄色の2色を花弁に持ち、花は小さめの八重咲きなので控えめな印象がありつつ、鮮やかな花色がひと際目立つチューリップと言えます。草丈は短めなので鉢植えがおススメです。
品種名(Variety Name):ダブルフォーカス
英語名(English Name):Double Focus®
分類(Division):八重遅咲き(Double Late)
草丈(Plant Height):短茎(Short)
開花時期(Bloom Time):中生(Middle)
色:レッド/イエロー
初公開年(First Shown Year in this Blog):2015年品種「ダブルフォーカス」 Tulip品種図鑑
購入した球根のパッケージ
陳列している中で目立っていました
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観察記録
蕾
鹿児島の気候で2022年度の春は4月5日にダブルフォーカスの一番花が咲きました。5球植えたうちの1球が最初に咲き、翌日にさらに2球、翌々日に2球と一斉に同時開花ではないですが、比較的同じタイミングで開花しますので見ごたえがあります。蕾は高さ5㎝前後で小さめなので、八重咲きチューリップの蕾らしい特徴ですね。
4/6における開花直前の蕾の様子
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上から見た蕾。夕暮れで撮影
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開花
朝、蕾でもお昼時間になるにつれて少しずつ開花が進んできます。花弁の外側は真っ赤な色で神々しい黄色が縁を彩っていますが、内側はその逆で黄色が主で下の方に赤色がグラデーションになって入っています。外側と内側の花弁の入り具合がユニークです。花弁は分厚く1枚1枚がしっかりしています。
雌しべの周りの花びらは最後に開くのかな。
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花開きの様子です。
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真上から見た花形は三角形で金平糖のみたいです。
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草丈
開花2日目の草丈は約15㎝でコンパクトに咲いています。切り花にするにはもう少し背丈が欲しいところ。ビオラと同じ背丈なので寄せ植え(鉢植え)が合っています。
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最後に
(開花のタイミング)
ダブルフォーカスが咲く同じタイミングで、低めの背丈で八重咲きで小さめの花の形(カップ咲き)の品種を植えていなかったのですが、しゃくやく咲きのチューリップが咲き始めていました。またレンブラント咲きのチューリップ(はちみつミルク・フレミングフラッグ)の花終わり時期にさしかかっていたころにダブルフォーカスが咲いてくれたので、玄関のお花達が明るくなりました。
ダブルフォーカスは5球植えて病害虫の被害を受けることなく5球とも開花したので、育てやすい品種の一つです。
*チューリップ球根の販売時期になりましたら、是非育ててみてくださいね。(早期割で7~8月頃から予約販売していますよ)
おしまーい。