クミンズはチューリップの希少品種!紫に白色フリンジがシックな色合いが魅力

富山県花卉球根農業協同組合により販売されている富山県産のクミンズはチューリップの希少品種として位置づけられています。今回、本土最南端の鹿児島でクミンズを育てましたので実際に咲いた花色や花の形、草丈などの特徴をご紹介します。

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特徴

優しいパープル色のクミンズはピンク色や赤色などの明るい花色を持つチューリップの中でもそっと馴染んで咲いてくれます。花びらにギザギザがあるフリンジ咲きで紫色の花弁に白色のフリンジが春らしい色合いをしています。商品情報を下記の通り引用しますね。

特徴 紫色と白色フリンジのシックな色調が魅力の希少品種。
規格・数量 球根・1袋(5球) 種類・系統 チューリップ・フリンジ(FR)
お届け時期 9月中旬〜12月上旬 開花時期 4月下旬
植付適期 10月中旬〜12月 標準草丈 40〜60cm
その他

 

ということで、可愛いフリンジ咲きのクミンズを写真を載せてご紹介しまーす。

4月上旬には蕾が上がってきました。フリンジ咲きの品種でもクミンズの蕾は、花びらのギザギザが蕾の時から見え隠れています。花弁のギザギザは白色のイメージでしたが、蕾から見えるギザギザは紫色でした。見ていて、蕾というよりワニのお口みたいとかハエトリソウの印象を受けました(笑)見ていて面白い蕾の特徴がクミンズの品種だと教えてくれます。

開花1日目の蕾
 

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花開き

花1日目

待ちに待ったクミンズの開花が4月上旬から始まりました。5球植えて1本、1本と順番よく開花をしています。思っていた紫色より若干薄く花色のクミンズが咲きました。草丈は約35㎝。切り花にできる草丈です。

淡い紫色の花びらでした。
 

開花2日目

開花2日目。蕾の時に見えていた紫色のギザギザは一番外側の花弁についているギザギザで、中央に向かって花弁のギザギザ部分は白色になっていました。花色も開花1日目と比べると紫色が少し濃くなってムラがなくなった印象があります。お上品な咲き方をしているのがイイ感じです。

真上から撮影したクミンズ
 
真横からみた印象。
 

開花3日目

開花2日目よりさらに紫色がはっきりとしてキレイな一色になりました。

花弁のギザギザが盛り上がってきました。
触っても痛くない(笑)
 
このぐらいの花の開き具合だとイメージしていたチューリップとそっくりかな。
 

開花4日目

花の開きが大きくなったかなという印象を受けます。チューリップを育てていると開花4日目が一番美しいかなと感じます。今日はその時、一番美しく咲いているクミンズ。

内側の花色も紫色の面積が広くなりました。
グラデーションの花弁がキレイです。
 
外の花弁のギザギザはずっと紫色のまま!?
白色ではなかった。
 

開花7日目

花開きが最も大きく感じます。もう花終わりなのかなと思いつつも、それでもお上品に咲き続けています。

花終わり

開花8日目(花終わり)

写真を撮ろうと思ったら、もう花弁が落ちてしまっていて、お隣の蕾が開花していました。開花8日目は春風が強かったので花弁が飛んで行っちゃったのかな。

跡形もなく花びらが落ちて雌しべだけ残っています。
 

最後に(まとめ)

クミンズの花弁は優しい紫色で春らしさが伝わるチューリップです。草丈も長く曲がったりすることなくお天道様に向かって真っすぐ伸びていました。咲き始めの花色が薄いものもあれば開花同時にムラのない一色の紫色を発色しているときもありました。

紫色のチューリップは今年もう一種類育てたので、気になる方はこちらの記事も是非読んでくださいね。

フリンジ咲きは好みがありますが、育てるとチューリップの魅力をまた一つ知ることができます。

おしまーい。

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