小学一年でことばの教室に通うべき?と悩んだ時の心得えと決断

就学前健診の「ことば検査」で再検査を受けることに。再検査(二次検査)では一次検査と同じ発音にひっかかってしまい(そりゃ、そうだよね>_<)学校の先生から「ことばの教室」を紹介される次第になりました。正直、再検査前からことばの教室について親の意見を聞かれるだろうなとは察していました。

ことばの教室に通わせるかどうか悩んだとき、結局は「通わせない」を決断した時の考えや悩みをまとめています。

言葉の教室に通わせるかどうかは保護者の意見を尊重してくれますよ。

ということで、個人的な主観もありますので、就学前健診言語検査で「ことばの教室」に通わせないと話した理由について参考までお読みいただけたらと思います。

スポンサーリンク

子ども自身が言葉を気にしているか否か

子ども自身、自分が話す発音やイントネーション等気にしていないのが現実だと思います。検査して初めて保護者も気づくレベルって多いと思います。子どもの言葉の数が少なかったり、発音を間違えていたり、上手に伝えられなかったりと同級生と比べるとどうかなと心配になるときもあるかもしれないですね。誰かに指摘されたり、いじめにあったりする前に発音や言葉を直してあげようという気持ちもあって、ことば教室に通わせたほうがいいかなと悩むこともあると思います。

逆に、子ども自身が言葉や発音を気にしていなかったら、なぜ自分はなぜことば教室に通うんだろうと疑問に思うかもしれません。もちろん、言葉が上手に話せないから練習するためにことば教室に行くんだよなんて、個人的に思うところ、正直言えませんし(*'ω'*)言葉や発音の発達はダメだしNGですからね。

なにごとも、何かができるようになる!のと同じで、単語数を増やそう!適切な発音を心がけよう!と意識することで改善のスピードがグンっと上がってきます。もちろん、たくさん正しい発音を聞くことで耳が慣れて、何度も発声し練習することで正確に発音ができ、単語も間違えずに答えられるようになると思います。英語を適切な発音で話せるようになるのと同じだと思っていいかもしれません。

さて、発音は下や口の筋肉力で差がでてきます。舌をどう使うかもコツですね。口の形を教えるとキレイに発音ができることもありますよ。年齢と共に筋肉力はついてきますし、合わせて舌の動きも上手になってきます。よく聞く、個人差なのです。子どもによってできるようになるまでの期間がどのくらいか差があります。約120人に20人も再検査を受けるなら我が子1人だけがどうってことではないのです(^^

ことば教室に「通わせない」を決断した理由の一つは、子ども自身が気にしていないことです。ここで、検査に不合格だったから練習をしないといけないって思わせるのはまだ早いかなと感じたからです。

授業中にことばの教室に通うことをどう捉えるか

もう二つ目の理由は、ことば教室は授業中に行われるので受けられない科目がでてくるということです。もし、子どもがその授業が好きで受けたかった場合、受けられないということになってしまいます。好きな授業を受けたいのにことば教室があるから受けられないとなると、ことば教室に通うのを嫌がるかもしれません。そうなると泡沫転倒です。ことば教室があるときは図書や国語、書写の時間を活用することが多いとのことでした。図書の時間は、クラスで図書館に行ったりするとお友達と一緒に本を探したり読んだりすることもでてきますので、その仲間に入れなくなってしまうのではと思ったこともあります。クラスにいない友達を気にしてしまう生徒もでてくるかもしれません。そう考えると、もしことば教室に行くとしても学校が終わった後、もしくは土曜など授業時間以外で通える場所にしようとなったのです。

ことば教室に「通わせない」を決断した理由の二つは、授業は授業として受けられるようにしてあげたいという親の思いからでした。もし、子どもの意志で子どもが授業よりことば教室に通ってことばの練習をしたいと思ってくれたら、学校もしくは学校外でことばの教室に通わせると思いますよ。

スポンサーリンク

今、発音を直さないといけないのか

三つ目は、率直に「今、発音を直さないといけないのか」という疑問でした。子どもは発達には個人差がありますので焦らなくてもいいのではと思うんです。それから、同じ学年でも遅生まれ、早生まれがありますので、4月に生まれた子と3月に生まれた子では同じ学年でも1歳の発達の差があることになります。結構、この見方は大事だと思うんです。親って、ついつい我が子を他の子どもと比べてみたり、もっと上手にもっとできるようにと、先を先をと子どもに色々させちゃうことってあると思うんです。発音も同じで、今、紺を詰めて教室に通わせて発音を直さないといけないのかという判断と同じになると思います。早生まれの子は、小学1年生でももう一度年長組で過ごしてもよいぐらいなのです。小学1年生でクリアしなければならないことは1年生の終わりにできるようになっていればよいという心構えも持っていてよいかもしれませんよ。

ことば教室に「通わせない」を決断した理由の三つめは、今できなくてもいずれできるようになればいいので焦らずゆっくり、まずは様子を見ようという考えがあったからです。

決断のまとめ

最後にまとめます。ことば教室に通わせるか否か悩んだけど、しばし通わせない方向でいこうと思った理由は、子どもが気にしていないのでしばし様子をみてから判断しようという思ったからです。小学校に入学すると、生活変わり、友達づくりなど新しい環境になるので、まずは学校生活に慣れてもらおうという気持ちもあったからです。

再検査を受けた時に先生に聞いた話では学校規模によりますが、だいたい一クラス2~3名ほどことば教室に通うらしいです。約120名の学年ですとだいたい6~8名ことば教室に通うことになり、全体学年数の16.7%の子どもが再検査を受け、そのうち約3割がこども教室に通い、残り約7割は通わないということになります。

ということは、再検査したけど通わない子どももいるってことなので、必ず通わせないといけないということではなさそうですね。再検査を担当した先生も、ことば教室に通わせるかどうかは保護者の判断で大丈夫と話されていましたよ。

おしまーい。

スポンサーリンク
おすすめ記事