【爪噛み癖の治し方】5歳で爪を噛み始めたけど1週間でやめた理由

保育園に通う我が子の子爪切りを2週間に1回していたのですが、ある日から切るほど爪がなくなってしまったのです。年知らないうちに噛み癖がついていました。目を離せば爪を噛んでいて、注意しても噛んでしまう我が子。爪噛みはそのうち治るだろうと思っていたけどいっこうに辞めずに半年が過ぎてしまったので、ママ達はある作戦にでることにしたお話です。
子どもが自ら爪噛みを辞めようとするきっかけ作りが第一歩ですよ。
爪噛みを辞めさせる?
爪を噛むことで日常のストレスやプレッシャーを自然と和らげていることもあります。爪噛みは無意識でしてしまっていることが多いので、噛まなくなるには爪噛みをしてしまう精神的、環境的不安を払拭してあげることが必要です。しかし、日常生活や進級、友達関係などの要素を取り除くことは難しいものです。時間や環境の慣れ、心の成長とともに不安や心配事がなくなり爪噛みをしなくなりますが、周囲のお友達から指摘されたり、先生から注意されたりと爪噛みをしている様子に対して何か思われたり、言われたりして本人がキズついてしまうことや爪の形が歪むこともあります。
そこで、できれば爪噛みをしないで欲しい、辞めた方がいいのではと感じた時は、子どもが爪噛みをしないほうがいいんだとしないように気をつけようと意識してできるきっかけを作ってあげるようにしましょう。無意識で爪噛みをしているので、爪噛みを意識して辞めるというのは自らの気づきが大事になってきます。
では、我が家が半年以上習慣づいてしまった爪噛みをどうやって辞めてもらおうとしたのかをお伝えします。是非、参考にしてくださいね。
爪噛みしたくなくなるきっかけ作り
爪噛みをしようと思ってしているわけではない中、しないようにするには意識付けや気づきが必要とお伝えしました。そこで、考えたのが子どもの興味があることや好きなこと、やりたいことに気持ちを持っていくという手段です。
例えば、爪噛みをしなかったら欲しいおもちゃを買ってあげたり、行きたい場所に連れて行ってあげたり。子どもが夢中になれる何かを叶えてあげるというものです。つまり、爪噛みをしなかったらご褒美をあげる方法ですね。
ちなみに、我が子の場合、女の子でしたのでマニキュアを塗りたがっていたので「爪が伸びたらマニキュアを買ってあげるよ!」っと伝えていたら、オシャレをしたかったので爪を噛まないように自分で気をつけていましたね。
ただ、どうしても無意識に爪を噛んでしまうんですよね。
だけど、我が子はどうしてもマニキュアを塗りたいという思いが強かったらしく、爪を噛まないように自分なりにどうしたらよいか考えたらしいのです。そして、その考えをママにこっそり話してくれたのです。
それが次のこと。(可愛すぎる子どもからのお願い事。笑わずに読んでくださいね(*'ω'*))
お願い事が叶うきっかけ作り
子どもの願い事を叶える
我が子は自分の力では爪を噛まなくすることは無理だと思ったのでしょうね。
ママ!神社で神様にお願いしたい。
と伝えてきたのです。というのも少し前に子どもを連れて神社に行く機会があってお参りをした時に、神社はお願い事を叶えてくれる場所だと覚えたらしく、自分ではできないから神頼みをしようと考えたらしいのです。
ふふふッ(笑)
神社に行ったからといって願いが叶うわけではないのですが子どもには内緒ですね。
それでも子どもが爪噛みをなんとかしなきゃと思ってくれていたことに驚きで、さらにできないときはどうしたらいいか自分でできる解決策まで提案してくれたことにほっこりでした。
保育園が終わってから神社にお参りに喜んで行きましたよ。だからと言ってすぐには爪噛みが治るわけではないですが、少しずつ爪を噛んでいる姿がなくなってきたと思います。
ハチマキを作った
子ども自ら神社で「爪を噛まないように」とお願いをしたのですが保育園が終わってから
爪を噛んじゃった。。
と泣いてきたのです。よっぽど悔しかったんだと思います。
そこで、なんで噛んでしまったのか聞いたら、
気がついたら噛んでしまってた。
と話していました。無意識に噛んでるんだなと実感した時でした。
噛まないようにって頑張ったんだね!えらいぞ。焦らなくても大丈夫なんだよ。みんなそのうち噛まなくなるからね。気づかないうちに噛んでしまうのを意識して噛まないようにするって難しいんだよ。だからできなくても大丈夫なんだよ。
とまずは噛まないように頑張ろうとした子どもの気持ちを褒めてあげましょうね。すると、褒めれた我が子はまたどうしたら爪を噛まずに頑張れるのかを考えていました。そこで、次に我が子はまた要望を伝えてきたのでした。
頑張れるようにハチマキを作って欲しい。
運動会でハチマキをして頑張るぞ!って団結したり意気込んだりのと重なったのでしょうね。爪を噛まないぞ!エイエイオウ(*'ω'*)とハチマキをつけて自分を励ますと同時に気合をいれていました。
作ったハチマキはこちら。子どもが自分で書いてました(*'ω'*)

爪×(バツ)と書いたようです。
ところが、紙で作ったハチマキなので壊れてしまうんですよね。
お守りを作ってあげた
保育園にもハチマキをつけて行ったのですが、保育園が終わってから
爪を噛んじゃった。。
と泣いてきたのです。理由はハチマキが壊れちゃって先生がつけたらダメって言ったから頑張れなかったとのことでした。そこで、保育園にも持って行けるようにその晩、子どもと一緒にフェルト生地でお守りを作りました。
子どもと一緒に作ったお守りはこちら。

だいたい1時間ぐらい。刺繍糸で縫われているところは5歳児の子どもが針でチクチクしていました。素直な子どもは純粋な質問をしてきたのです。
お守りの中には神様が入っているの?
お守りの中には、ママの心が入っているんだよ。
と答えたら、我が子はそうなんだ~と納得していましたね。お守りを作ったことで爪噛みが治るかなと思ったけど、やっぱり甘い考えでした。
爪噛みを辞めた最後の手段とは
保育園にお守りを持って行き自慢していましたが、保育園にお迎えに行くとまた渋った顔をしていました。
ダメだった。
頑張ろうと思ったけど、やっぱりダメだった。と素直に自己申告。その日、お買い物行くと我が子はなにやら目をキラキラさせて持ってきたものがありました。両手で抱きしめているのはおもちゃ。お誕生日でもクリスマスでも何でもないのにおもちゃは買えないな~と悩んでいましたが、しぶしぶ考えた結果
おもちゃを買ってあげるけど、爪が伸びたら開けていいよ。
と、ご褒美として買ってあげることにしました。けして、爪を噛まなくなったらとは言わないであげてね。否定な伝え方はプレッシャーになることもあります。すると、三日かけて爪噛みをしなくなり、神社に行ってお願い事をした日から約7日後、保育園から戻ってきた我が子はママの耳元でこっそり
今日はゼロだよー
と嬉しそうに話してくれました。(おもちゃ効果抜群ですね)それからは爪を噛むことなく過ごせています。
まとめ(最後に)
子どもが爪を噛んでしまってもひどく注意をしないようにし、「お口に爪が入っているよ」ぐらいの促しで終わるようにしましょう。すると子どもは、すすっと口から指を出して恥ずかしそうにしてくれますよ。
爪噛みをしないようにとマイナスの感情を与えるよりは、爪を噛まないことでプラスになるように、そして爪を噛まないように努力しよう頑張ってくれるように声かけができるとよいですね。
やる気がある子どもは御褒美制にすると効果的ですよ。
子どもが爪噛みをやめた最大の理由は買ったおもちゃを開けたかったからでした。
おもちゃ効果、最高です‼️
子どもの爪がなかなか伸びてこないと不思議でしたが、5歳児より爪を噛む癖がついていたようでしたが半年様子見してました。その後声かけや子供のやる気に答えてあげることで1週間後に爪噛みを辞めさせることができました。
途中、もうひとつやった取り組みが噛んでしまう爪に絆創膏を貼りましたが、これは短時間でアウトでした。

おしまーい。