年中になって新学期が始まり、保育園の先生との関係性を築けていない時期は子どもは保育園に行きたくないとなってしまうことが多いです。4月に保育士と子どもとの関係性の構築ができないまま進むとGW明けには登園拒否する園児がさらに増える傾向があります。子どもに現れる一つ一つの行動を見落とさずに丁寧に対応していく必要があります。
目次
登園拒否した理由
今回、登園拒否した理由が「保育園の先生が怒った」「こらっ!と言った」「保育士の先生は仕事をしていて子どもの話を聞いてくれなかった」という3つが重なったことでした。
事情をもう少し具体的にお伝えしますね。
登園する朝、子どもが素直に「保育園を休みたい」と話してきたので理由を聞くと「先生が怒るんだもん。コラって言いうの」とのこと。さらにどうして先生に怒られたのかを聞いてみると「先生のエプロンを引っ張たから」とちゃんと怒られた原因を知っている我が子。引っ張った理由は、お友達が引っ張っていたらやっていいのかと思って自分もやったら怒られてしまって、先生の怒り方の「コラ!」が子どもにとって刺激が強く心に響いてしまったのです。
さらに「保育園で嫌なことがあったら、先生にちゃんと相談するんだよ」と自分の気持ちを人に伝えられる力を子どもに身に見つけるためにママは我が子に伝えていたのですが、先生が話を聞いてくれなかったと寂しい気持ちを抱いていたのです。
園に通わせたママの声かけと努力
子どもが保育園に行きたくないという時、ママはどうするべきかです。休ませた方がいいのか、何とかして登園させた方がいいのか迷うと思います。
新学期(年中組)になって保育園に行きたくないと子どもが言ったのは今回が2回目なんです。
1回目の出来事はこちらの記事にまとめています。
保育園を休みたいという2回目は、保育園の先生と子どもとの関係性のつまずきが原因でした。子どもに伝えられることと園に協力を促すことの2つが解決のポイントです。
子どもへの声かけ
一番最初に子どもに伝えたいことは「本当の気持ちを素直に話してくれてありがとう」とママを頼ってくれて嬉しいという言葉です。それから、先生が怒ってしまった原因を子どもに再度、振り返りをしてもらいつつ、子どもの気持ちをくみ取りながら先生の気持ちを伝えるようにします。
すんなり登園する3つの方法
●ご褒美制
子どもにある程度のことを伝えても、保育園に行きたがらないことがあります。その時は、ご褒美制にしてみてください。ママの中には、条件交換みたいで保育園に行ってもらうのは躊躇いの気持ちがあるかもしれませんが、大事なことは「子どもが納得し満足すること」です。親にとっては保育園での出来事は些細なことかもしれませんが子どもにとってはそうもいかなず「マジで嫌!レベル」な時があります。大人だって、自分へのご褒美があるとまた頑張ろうとかこれ頑張ったら幸せな時間が待っていると思うと乗り越えられることってあると思います。子どもも同じなんです。
ご褒美はなんでもいいんです。ママの無理が行かない範囲で子どもが楽しみにできるもの、ことであればOKです。おやつだったり、小さなおもちゃだったり、公園で一緒に遊んだり。
早めに迎えに行く
子どもにとって保育園が今、居にくい環境なので早めに迎えに行ってあげると、子どもいつもより保育園での生活が短いならまぁいいかぁと妥協してくれることもあります。行きたくないといったその日だけでも都合をつけてあげられると子どもの安心感につながります。
大丈夫!翌日は気持ちよく保育園に1日いてくれますよ。
●好きな洋服を着って行く
保育園や幼稚園によっては制服がある場合がありますが、私服着用の園であれば、好きな洋服を着させてあげると子どものモチベーションがあがあります。やる気スイッチみたいな感じですね。保育園に来たくない日が汚れてもいい服のときは、子どもに説明をして汚れてもいい服を着てもらって、好きな服を着替えように持たせてあげるといいでしょう。
保育園に伝える2つのこと
●登園したがらなかった子どもの気持ち
保育園の担任の先生もしくは親が信頼できる先生、伝えやすい先生方に子どもが保育園に行きたがらなかった事情を伝えておく必要があります。保育士も園児の朝の状況を知っているか知っていないかで見守り体制が違ってきます。
それに、降園時間より早めに迎えにいったり、洋服を着替えたりすることも事情を説明した上で先生にお願いと協力をいただかないとけないので伝えるようにしましょう。
●先生が「コラ!」と怒ることについて
先生方が園児や生徒を注意する時、もしくは親が子どもを注意するときに使う「コラ!ダメでしょう。」「コラ!そんなことしないの」と伝えてしまう「コラ!」について、どんな意味があるのかを知っていて使うのと知らずに使うのでは相手への伝わり方が違ってきます。
こら!の由来を2点お伝えします。
実はこの「コラ!」は方言なんです。現役鹿児島人でも方言ということを知らずに、親世代や周りが使っている言葉をいつの間にか使っているということが多い「コラ!」。薩摩藩出身者は警察官になる傾向があったので犯人を捕まるときに「コラっ!待て」と言って追いかけていて、翻訳すると「お前!待ちなさい」です。それが、明治時代になると「こらっ!」と言って叱るときに使うニュアンスに変わっていったらしいとのこと。
もう一つの説が、目上の人が下の人に「これ、待ちなさい」というときの「これ」が「こら」になってしまったという説です。大人が子どもの注意を向け呼び近寄らせるときに語気が高まって「コラ!待ちなさい」となってしまった経緯があります。
由来が分かったとしても、子どもの立場からしてみれば「コラ!」から明確な意味を感じ取ることはまだ難しい年齢です。保育園では先生が注意するときに使うことがほとんどなので、優しく穏やかではなく大きな声だったり話すスピードが速かったりで子どもは威圧感を感じることでしょう。それに、コラ!と言われても、何がどう危なかったり、どうしたらいいのかなど子どもが理解できる言葉ではないので、注意するときの威嚇になりません。
もし、保育園の先生が使っているならこんな風に伝えてみてはいかがでしょうか。
最後に(まとめ)
大人が子どもをとっさに叱るときに使う「コラッ!」についてでした。コラ!と子どもに伝えるよりは「危ない!」「引っ張らないで!」と伝えた方が、子どもは意味を理解します。現代で使われている「コラ!」の中には相手を威嚇したり、行動を遮ったりするために使われることがほとんどです。子どもに使って効果がある言葉で正しい伝え方なのか、もう一度見直していく必要があるのではないでしょうか。
おしまーい。