転園を悩んだママが、保育の実態を解決させた園長への伝え方とは

今回の記事は、「保育士の不適切な叱り方」を母親が目のあたりにして、転園を考え、他の園を見学に行き1ヶ月間、子どもの幸せや園で過ごす環境を良くするために悩んだ結果、転園はしたくないと決断した時に、とった行動(実話)です。保育園に対して疑問や不安、悩みは多いものです。その時、保護者はどう対応をしたら円滑に解決できるのかをまとめます。

スポンサーリンク

相談先は園長

保育園には相談窓口や苦情受付等の連絡先を保護者の目が届く場所に掲示していて、園が運営するための社会的制度の一つで設置の義務がありますが、必ずそこに相談をしなければならないというわけでもありません。園の方針や出来事、体制を統括するのは園長です。相談の内容により、担任や主任レベルに留めるのか迷うことがあると思いますが、園長が積極的に保護者と接点がある園は園長に相談をし頼るのが一番、情報や保護者の思いを正確に共有することができ、今後の対応策としてコトがスムーズに進みます。ただ、注意したいのは本当に深刻な問題や課題を園長先生に直接相談をするようにします。むやみやたらに園長先生に連絡するのは控えることも大事です。園長先生に相談をする場を保護者が要求しているということは、非常に深刻なことであるという位置づけを伝えることにもつながります。

保護者が直接、園長先生と話しやすい環境が園にあったので相談の場を設けやすいのも解決できた一つだったと思います。

某園の園長は気さくな方で毎日保護者が迎えに来る時間帯に園の出入り口に立っていました。保護者や子ども達によく顔を見せてくれていましたので相談をしやすく、保護者から直接相談の場を設けやすい環境が整っていました。子どもをお迎えに行く時間帯の前に、担任の先生に電話で’園長先生が本日、園にいること’を確認し、’園長先生に電話をつないでいただける’ようにしました。担任が新卒でまだ不慣れなことや母親が担任に事情を伝えていないため、直接、園長先生に話を通しました。

電話では、園長先生にご丁寧にあいさつと日頃のお礼をお伝えしつつ、「お話がしたいことがありまして、電話では話が長くなってしまったり、相談内容が正確に伝わるかどうか悩ましいところなので、会ってお話をさせていただきたいのでご都合はいかがでしょうか。」と面談の機会を設けるようにします。

顔を合わせて、話をすることは今後の保育園と保護者との関係性を保つためにも大事なコミュニケーションの一つです。

園長先生は、電話したすぐ10分後に面談の場を設けていただけました。
伝えたいことを次にまとめます。

伝えることはたった2つ

1. 見て感じた保育現場の現状

保護者が見て疑問や不快に感じた保育の現場を正確に伝えることから始めます。何日の何時頃、どんな園やクラスの状態で、保育士が何名して何をしていたのか、園児の行動はどうだったのかを的確に伝えていきます。うる覚えや曖昧な記憶は話さないようにします。保護者が伝えた内容は園側で当時対応していた職員やその様子を洗い出す情報源となります。

今回、園長先生に伝えた保育現場を関連記事でご紹介しています。

関連記事
ある日の登園時、保育士が2歳児クラスの男の子を叱っていました。第三者から見ると叱るではなく、その伝え方は保育士が感情に任せて追い詰めるような声かけを早口で甲高い声で怒りに任せて怒鳴っていたのです。その場面は、子どもの心と脳機能をダメにする声かけで、保護者に「ここに子どもを預けてはいけない」「転園を考えないといけない」と思わせるほどに。こちらの記事に詳細をまとめています。

2. 親の思い

現場を直接目のあたりにしたときの親の気持ちを率直に伝えることで、園側に保護者がどう感じてしまっているのかを知ってもらいます。園側が気を害するかもしれませんが、正直に伝えることが大事です。その他に転園をした方がよいのではと他の園を見学したり、子どもが保育園をどう感じているのか、担任の先生の対応はどうか、小学校に上がるまでに子どもにはどうあって園生活で何を与えたいのか等、親の思いを語り、園側に保護者の考えや園に求めているものを共有します。

その上で、親の決断を園に伝えるとよいです。今回は、「転園を考えたけど、結局は転園をするつもりがない」という保護者の決断がありましたので、その経緯も伝えましょう。転園をどうして考えたのか、一方で思いとどまり転園をしないで今の園に登園させたいと考えた理由は何なのかを園長に話すようにします。

関連記事
転園を考えて他の園まで見学に行ったけど、結局転園をしなかった理由、転園をしない方がよいのではと考えた内容をこちらにまとめています。転園を希望している保護者、迷っている保護者に一度は読んでいただきたい記事になっています。
スポンサーリンク

最後に(まとめ)

園長先生に事情を伝えること面談時間は約1時間かかりました。対応は園長先生、副園長先生が同席されました。結論、園側としてこの事態を深刻に受け止め、職員研修で全職員に共有を図り、さらに園内研修で「子ども達への声かけの仕方」や「言葉遣いについて」話し合いの場を設けてくださいました。

園内研修があるたびに「園長先生から今月は○○○について職員で話し合いの場を設けました。」と共有してくださいました。
年度末で当時の保育士は退職されていきました。その後は、当時のような園児を怒鳴り叱っている様子を登園時や降園時で見かけることはなくなりました。

保育園に通っていると、保護者の視点では不安や悩みがたびたび出てくるものです。母親の子どもへの声かけやフォローだけで解決ができるもの、園の体制により解決ができるものの2つに分かれてきます。そこを冷静に見極めていくことも親に必要な判断ですね。

あるある話ですが、子どもが保育園の先生が怖くて行きたくない!という悩みをよく聞きます。ご参考までに関連記事を紹介します!

関連記事
「子どもが保育園の先生が怖くて行きたくない!」という悩みをどう解決したかをまとめています。保護者からみた先生の評価によって見方が変わってくることもありますが、子どもが先生との関係性を上手に築けていない場合が多いので、保護者はその仲立ちをしてあげることが解決のポイントになります。今ではすっかり、子どもは登園時は「○○先生!来たよ~。おはようございます」と怖かった先生を呼んでいます。
おしまーい。
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめ記事