保育園申し込みが始まる時期は市町村によって異なりますが一般的に10~12月です。申込みをするにあたって実際に保育園を見学して納得した保育園を見つけたいと考えると思いますが、いつ、どのタイミングで保育園に連絡をして、見学に行ったらいいのか迷っていることもあると思います。今回、 幼保連携型幼稚園に勤務している筆者が現状を踏まえてお伝え致します。
目次
電話する前に知っておきたいこと
見学予約を電話する時間帯は？
保育園見学の予約をするおススメの時間は、園児がお昼寝をしている13：00~14：00頃の時間帯です。この時間帯に保育園に電話をして見学のアポイントを取ってみましょう。
園児がお昼寝をしている時間帯は、保育士や職員の昼食時間・休憩時間になります。休憩時間に電話したら職員に申し訳ないと思うかもしれませんが、保育士や職員が電話対応をできる余裕があります。園では1日のスケジュールが計画されていて、登園時間、活動時間、給食、お昼寝、おやつ、活動時間、降園時間となっている中で特に、お昼寝時間を除いて保育士は子ども達につきっきりです。そのため、子どもがお昼寝をしている時間の方が、比較的、職員は対応ができるものです。
園の1日のスケジュールは各園公式ホームページや自治体によっては役場のホームページで閲覧やダウンロードができることや役場の受付で用紙を受け取ることで確認することができますので見学したい園の1日の保育がどんなスケジュールなのかを確認してみるとよいでしょう。
電話対応は主任が行う
見学予約の調整は、主任保育士が対応することが多いです。保育園の電話受付は、保育士や事務員、経理担当者が電話に出られることがあります。しかし、予約見学の調整は、ほとんどが保育主任が担当し、保育園の行事や保育室、当日対応の担当先生たちの調整をしています。そのため、お電話をしても主任の先生が不在であれば、主任がいる時間帯にママへの折り返しか、ママがまた掛け直しの電話をすることになることがほとんどです。
見学ができる日にちと時間の調整
見学できる時間と断られる時間
見学の時間は、園児の活動時間である10：00前後になります。保育園と見学する時間の調整をするときに、保育園から進められる時間は園児が活動をしている10：00前後がほとんどです。一方で、ピンポイントで昼食を食べている園の様子を見学したいとお願いすると断れる可能性があります。園で生活をする子ども達からしてみると見学に来られた大人や子どもは知らない人なので、園児の人見知りや怖がったり集中力が途切れたりしてご飯を食べなくなってしまうことやのどに詰まらせてしまう懸念があるためです。園の方針によってさまざまなので、園側の希望時間に合わせられるようにしましょう。
曜日は平日で行事がない日
見学の曜日は、保育園行事がない日です。曜日を気にしない保育園もありますが、基本は平日でかつ保育園行事がない日の調整となります。保育園行事がある日は保育士方が忙しかったり、本来の子どもたちの活動が見ることができなかったりします。そのため、園側としてもできれば他の日で調整をお願いしたい方針があります。また、土曜日は、園児の人数が少ない傾向があるため職員配置もそれに合わせて人数を調整していますので、保護者の見学の対応が難しい時もあります。
見学時の情報提供と予約の仕方
予約で聞かれる情報
保育園に見学予約をする時に、園側が次のようなことを尋ねてくることがあります。
1. 子どもの年齢
2. 預けたい時期
3. 住んでいる地域
4. お名前
予約見学の電話の入れ方
上記で述べた通り、保育園が尋ねたい情報を見学予約の申し込み時に伝えるようにするとスムーズに進みます。
最後に
保育園の見学予約をする電話のタイミングは、子どものお昼寝時間である13：00~14：00がおススメです。保育園見学をしたいこと、子どもの年齢、いつから預けたいのか、どのに住んでいるのかをお伝えすると園側も受入状況の把握ができます。また、見学は平日の10：00前後を想定しておくと日程調整が1回の電話で終わります。
保育園申込の時期は、園側で園児募集説明会や園見学、1日保育体験など行っている場合もあるので、園のホームページで確認したり園に質問して、参加してみると園の雰囲気や先生方の対応も知れる機会になります。
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おしまい。
